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第六章 勇者編
ダンジョン攻略①
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ダンジョン攻略①
《ザク視点》
「すげーなー。これがダンジョンってやつなのか?」
「なんか古代遺跡みたいだよねー」
「フリーデン王国の古代遺跡はもっと汚かったぞ?」
「「確かに」」
俺たちは英雄に言われた通り上級ダンジョンに入った。中は涼しくて道もちゃんとしていた。魔物が出る環境とはとても思えないが油断するのは危ないだろう。
パーティーメンバーの魔法使いリアが索敵魔法を使ってるのである程度は大丈夫だと思うが。
「リア、索敵魔法にはまだ引っかからないのか?」
「うん、50m先まで広げたけど反応無いわ」
「なんか余裕かもね!これで金貨10枚は得だね!」
「そうだな。でも油断するなよ?」
「「はーい」」
それからちょっと歩いただろうか。リアの索敵魔法に魔力反応が出た。
「50m先に5体いるわ。魔力反応からしてサーペントだと思う」
「了解!」
「俺とレイで倒すからリアは魔力回復を優先してくれ!これからの戦いで魔物が強くなるとリアの魔法支援無しじゃ難しい!」
「分かったわ!」
奥からサーペント5体が出てきた。体長1mほどで比較的簡単に討伐できる。俺とレイはそのまま突っ込んでいき攻撃してきたところを躱して首を落とした。低ランクの魔物ならば戦術なんてしなくても充分だ。あっという間に倒し終えた俺たちは素材回収をしようとしたら、魔物が光の粒子になって消えてしまった。
「な!?倒した魔物が消えた?」
「これも古代遺跡と同じって訳か。なら罠とかもあるかもしれないな」
「気を引き締めて行きましょ」
「ああ」
案の定罠はあった。床を踏むと地面が崩れ落ちる落とし穴だ。警戒していたため即座に避けることが出来た。
「ねえ!あれ下への階段じゃない?」
「ほんとだ!早く二階へ行こうか!」
階段を下ったら、同じような場所だった。早速攻略を開始した。
「30m先と50m先に魔力反応3つずつ!結構大きい!多分Bランク!」
「「了解!」」
「リア!危なくなったら魔法支援よろしく!」
やがて見えてきたのはレッドサーペントだった。サーペントの上位の魔物で火を吹く特徴がある。
「レイ!火に当たらないように円を描きながら横から攻めるぞ!」
「うん!」
レッドサーペントが火を吹くが、それよりも速く走って狙いをずらす。
「身体強化!」
身体強化を使い一瞬で間合いを詰め二体の首を落とした。レイも同じように首を落とした。
「流石2人。あと三体来るくるわよ」
次に出てきたのはオークだ。Cランクだが攻撃力が高く、動きが鈍い。素早さで翻弄すれば楽勝だ!
一気に懐まで走り喉を掻き切る。この程度ならスキルを使うまでも無い。
その後も俺たちは順調に進んで行って10階層に来たところで大きな扉が前に現れた。ここまで来るのに罠や道が変わることもあったがリアが魔法で解除やマッピングをしてくれたので結構楽に来れた。魔物にはCランクとBランクが出て来たが俺たちの敵では無かった。
そんな感じで10階層まで来た。ここも古代遺跡と同じようにボス部屋なのだろうか?
扉を開けると周りの松明に順番に火がついて部屋が明るくなる。中心にいたのはBランクのゴブリンキングとゴブリンメイジやゴブリンナイトなどの取り巻き15体だった。
数は多いが大丈夫だろう。
「リア!魔法で終わらせちゃって!」
「分かったわ!我の手に集いし岩よ、その硬さで敵を穿て!土上級魔法 ロックエッジ!」
20個ほどの大きな岩の球が出来て、魔物達に撃ち込まれていった。当然反応できるはずもなく簡単に倒せた。
「いくら見てもすごい魔法だね!」
「ああ、すごい精度だ」
「ありがとう!さ、先を急ぎましょ!」
11階層からはCランクの魔物が出てこなくなった。罠も解除しにくくなり、難易度が増した。19階層にはBランク上位のゴブリンキングやビッグウルフなどが出てきてちょっと苦労した。
「開けるぞ。どんなやつでも油断するなよ」
「分かってるわ」
20階層の扉を開けた先にいたのはオークキングと取り巻きだった。数は10体ほどだ。
「ここは私がやる。2人とも下がって」
レイが前に出たので言われた通りにする。
「風よ、我が剣に集い刃を作り出せ!風刃連斬!」
レイが風魔法で剣に風を付与してスキル風刃を連続で飛ばした。
飛んで行った風刃は取り巻きの首や体を切り裂きながら進んでいき見事にオークキング達の首を刈り取った。
これが俺たちがSランク冒険者になれた理由の一つだ。レイ特有のスキル、風刃。風魔法を付与することで刃を飛ばせるスキルだ。とてつもなく強力である。
「また腕が上がったなレイ」
「ほんとよね。いつ修行したのかしら?」
「ありがと!休みの日とかに試してただけだよ」
「そうか?前は1個しか出せなかったのに今のは7個は出してだぞ?」
「あはは、秘密ということで!」
21階層からはBランク中位の魔物が中心に出てきて罠も解除不能なものや分かれ道などもあった。
30階層のボス部屋には今までとは雰囲気がちょっと違うような感じがした。
「あれって地竜?ちょっと厄介ね」
「なら俺がやろう。俺のスキルはあいつと相性がいいしな」
「そうね、じゃあ任せたわ」
「頼むよザク」
「おう!2人だけいいとこ見せて俺は見せないってのはなんか納得いかねぇからな!いくぜ!」
俺は地竜との一騎打ちに挑んだ。
《ザク視点》
「すげーなー。これがダンジョンってやつなのか?」
「なんか古代遺跡みたいだよねー」
「フリーデン王国の古代遺跡はもっと汚かったぞ?」
「「確かに」」
俺たちは英雄に言われた通り上級ダンジョンに入った。中は涼しくて道もちゃんとしていた。魔物が出る環境とはとても思えないが油断するのは危ないだろう。
パーティーメンバーの魔法使いリアが索敵魔法を使ってるのである程度は大丈夫だと思うが。
「リア、索敵魔法にはまだ引っかからないのか?」
「うん、50m先まで広げたけど反応無いわ」
「なんか余裕かもね!これで金貨10枚は得だね!」
「そうだな。でも油断するなよ?」
「「はーい」」
それからちょっと歩いただろうか。リアの索敵魔法に魔力反応が出た。
「50m先に5体いるわ。魔力反応からしてサーペントだと思う」
「了解!」
「俺とレイで倒すからリアは魔力回復を優先してくれ!これからの戦いで魔物が強くなるとリアの魔法支援無しじゃ難しい!」
「分かったわ!」
奥からサーペント5体が出てきた。体長1mほどで比較的簡単に討伐できる。俺とレイはそのまま突っ込んでいき攻撃してきたところを躱して首を落とした。低ランクの魔物ならば戦術なんてしなくても充分だ。あっという間に倒し終えた俺たちは素材回収をしようとしたら、魔物が光の粒子になって消えてしまった。
「な!?倒した魔物が消えた?」
「これも古代遺跡と同じって訳か。なら罠とかもあるかもしれないな」
「気を引き締めて行きましょ」
「ああ」
案の定罠はあった。床を踏むと地面が崩れ落ちる落とし穴だ。警戒していたため即座に避けることが出来た。
「ねえ!あれ下への階段じゃない?」
「ほんとだ!早く二階へ行こうか!」
階段を下ったら、同じような場所だった。早速攻略を開始した。
「30m先と50m先に魔力反応3つずつ!結構大きい!多分Bランク!」
「「了解!」」
「リア!危なくなったら魔法支援よろしく!」
やがて見えてきたのはレッドサーペントだった。サーペントの上位の魔物で火を吹く特徴がある。
「レイ!火に当たらないように円を描きながら横から攻めるぞ!」
「うん!」
レッドサーペントが火を吹くが、それよりも速く走って狙いをずらす。
「身体強化!」
身体強化を使い一瞬で間合いを詰め二体の首を落とした。レイも同じように首を落とした。
「流石2人。あと三体来るくるわよ」
次に出てきたのはオークだ。Cランクだが攻撃力が高く、動きが鈍い。素早さで翻弄すれば楽勝だ!
一気に懐まで走り喉を掻き切る。この程度ならスキルを使うまでも無い。
その後も俺たちは順調に進んで行って10階層に来たところで大きな扉が前に現れた。ここまで来るのに罠や道が変わることもあったがリアが魔法で解除やマッピングをしてくれたので結構楽に来れた。魔物にはCランクとBランクが出て来たが俺たちの敵では無かった。
そんな感じで10階層まで来た。ここも古代遺跡と同じようにボス部屋なのだろうか?
扉を開けると周りの松明に順番に火がついて部屋が明るくなる。中心にいたのはBランクのゴブリンキングとゴブリンメイジやゴブリンナイトなどの取り巻き15体だった。
数は多いが大丈夫だろう。
「リア!魔法で終わらせちゃって!」
「分かったわ!我の手に集いし岩よ、その硬さで敵を穿て!土上級魔法 ロックエッジ!」
20個ほどの大きな岩の球が出来て、魔物達に撃ち込まれていった。当然反応できるはずもなく簡単に倒せた。
「いくら見てもすごい魔法だね!」
「ああ、すごい精度だ」
「ありがとう!さ、先を急ぎましょ!」
11階層からはCランクの魔物が出てこなくなった。罠も解除しにくくなり、難易度が増した。19階層にはBランク上位のゴブリンキングやビッグウルフなどが出てきてちょっと苦労した。
「開けるぞ。どんなやつでも油断するなよ」
「分かってるわ」
20階層の扉を開けた先にいたのはオークキングと取り巻きだった。数は10体ほどだ。
「ここは私がやる。2人とも下がって」
レイが前に出たので言われた通りにする。
「風よ、我が剣に集い刃を作り出せ!風刃連斬!」
レイが風魔法で剣に風を付与してスキル風刃を連続で飛ばした。
飛んで行った風刃は取り巻きの首や体を切り裂きながら進んでいき見事にオークキング達の首を刈り取った。
これが俺たちがSランク冒険者になれた理由の一つだ。レイ特有のスキル、風刃。風魔法を付与することで刃を飛ばせるスキルだ。とてつもなく強力である。
「また腕が上がったなレイ」
「ほんとよね。いつ修行したのかしら?」
「ありがと!休みの日とかに試してただけだよ」
「そうか?前は1個しか出せなかったのに今のは7個は出してだぞ?」
「あはは、秘密ということで!」
21階層からはBランク中位の魔物が中心に出てきて罠も解除不能なものや分かれ道などもあった。
30階層のボス部屋には今までとは雰囲気がちょっと違うような感じがした。
「あれって地竜?ちょっと厄介ね」
「なら俺がやろう。俺のスキルはあいつと相性がいいしな」
「そうね、じゃあ任せたわ」
「頼むよザク」
「おう!2人だけいいとこ見せて俺は見せないってのはなんか納得いかねぇからな!いくぜ!」
俺は地竜との一騎打ちに挑んだ。
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