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第四章 学園入学編
ライのごはん
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ライのごはん
ライと一緒に屋敷に転移した俺はまず色々説明しとこうと思った。
「ここが俺の家だよ!今日からライの家でもある!」
「おっきいーなの!アル様すごいの!」
「じゃあなかに入ろうか。」
ドアを開けると執事のプラムとメイド達が参列していた。
「「「おかえりなさいませご主人様。」」」
「ただいまみんな。このスライムは俺がテイムしたライだよ。みんなもよろしくね。ライ、この人たちは僕の使用人だよ。」
「多いの!すごい!」
「じゃあ次いこ!」
次はクロノさんとフォースのところに行った。2人ともあまり驚かずになんでスライム?という顔をしていた。
そして最後にメアのところに行った。
「メア!この子はスライムのライだよ!」
「可愛いね!触ってもいい?」
「いいよ!ライ、この人はメア!未来の僕の妻だよ!」
「妻ってなあに?」
「妻ってのは愛してる人って意味だよ。」
「そうなんだ!」
メアはライに夢中のようでずっと触っている。あ、そういえば鑑定してなかったな。スライムだからやっぱり弱いのだろうか?
【レベル】3
【名前】ライ
【種族】スライム
【称号】ペット
【体力】1500/1500
【魔力】300/300
【スキル】
吸収
物理攻撃無効
スキル詳細
【吸収】
体内に取り込むことでレベルアップする。取り込んだ相手の能力値が加算される。
【物理攻撃無効】
あらゆる物理攻撃が無効になる。
能力値は普通の成人男性でも倒せるレベルか。だがスキルが強力だな。多分スライム特有のスキルだろう。吸収とかよく考えたらチートだしね。ん?まてよ、これって俺が今まで倒してきた魔物を吸収させたら相当強くなるんじゃないか?明日試してみるか。もしかしたらとんでもなく強くなるかもしれないな。
それから夕食を食べ風呂に入ったあとライに吸収の能力について聞いてみた。結果この能力はチートだがスライム自体が弱いので相手を倒せないから吸収できないということらしい。俺は明日のことについて話した。
「明日ライのごはんをいっぱい用意するからいっぱい食べてね!」
「いいの?」
「うん!」
っていってもほとんどギルドに換金するかいらなくなったやつは捨てるかしてたから今手持ちは200匹ほどしかいないけどね。それでもドラゴンやAランク以上のやつは結構余っている。こんなにあげたら下手したらフォースよりも強くなるかもしれない。
とそんなことを考えていたらいつの間にか寝ていた。
翌朝早く起きた俺は準備をして早速王城の応接室に転移した。そのあと宰相の執務室に行き陛下への報告のことを伝え早速呼んできてもらった。
「おはようございます陛下。」
「おはようアル君。早速報告とはなにか分かったのか?」
「はい。では報告させていただきます。予想通りカノン森林のさらに奥には平原が広がっておりました。森などは一切なく、1番奥には海が広がっておりました。多分この大陸の端でしょう。そして生息してる魔物についてですがウルフとツボガメという亀の魔物しかおらず、どちらもCランク冒険者で倒せるレベルでした。これらの情報からこの平原では簡単に開拓ができると思います。以上が報告となります。」
「うむ、ご苦労であった。それなら開拓をしたいところなのだがカノン森林を抜けるには大規模なパーティーを組まなければならない。その辺は後で考えるとして、引き続き調査をお願いしてもいいかな?」
「はい。次は海について調査しようと思います。」
「わかった。ではよろしく頼む。」
陛下への調査報告を終えた俺は家に帰ると早速ライの元に向かった。
「よしライ!ごはんだ!」
「やったー!」
「ここは狭いから庭に行くぞ!」
「おー!」
庭と言っても侯爵なのでサッカーグラウンドくらいはある。ここならいくら出しても大丈夫だろう。そう思った俺たちは庭に移動し、ドラゴン5匹にブラッドオーガや地竜などAランク以上の魔物200匹をアイテムボックスから出した。
「これ全部食べていいの?」
「うん!いいよ!」
「いただきます!」
するとライは形状を変化させ薄くなった自分の体で魔物の山を包んでいく。全て包み終わるとどんどん小さくなっていき元の小さなスライムに戻った。
すごい速いな。魔物が跡形もなく消化されちゃったよ。そしてライから感じる魔力が半端ない。これは期待しちゃうぜ!
ライと一緒に屋敷に転移した俺はまず色々説明しとこうと思った。
「ここが俺の家だよ!今日からライの家でもある!」
「おっきいーなの!アル様すごいの!」
「じゃあなかに入ろうか。」
ドアを開けると執事のプラムとメイド達が参列していた。
「「「おかえりなさいませご主人様。」」」
「ただいまみんな。このスライムは俺がテイムしたライだよ。みんなもよろしくね。ライ、この人たちは僕の使用人だよ。」
「多いの!すごい!」
「じゃあ次いこ!」
次はクロノさんとフォースのところに行った。2人ともあまり驚かずになんでスライム?という顔をしていた。
そして最後にメアのところに行った。
「メア!この子はスライムのライだよ!」
「可愛いね!触ってもいい?」
「いいよ!ライ、この人はメア!未来の僕の妻だよ!」
「妻ってなあに?」
「妻ってのは愛してる人って意味だよ。」
「そうなんだ!」
メアはライに夢中のようでずっと触っている。あ、そういえば鑑定してなかったな。スライムだからやっぱり弱いのだろうか?
【レベル】3
【名前】ライ
【種族】スライム
【称号】ペット
【体力】1500/1500
【魔力】300/300
【スキル】
吸収
物理攻撃無効
スキル詳細
【吸収】
体内に取り込むことでレベルアップする。取り込んだ相手の能力値が加算される。
【物理攻撃無効】
あらゆる物理攻撃が無効になる。
能力値は普通の成人男性でも倒せるレベルか。だがスキルが強力だな。多分スライム特有のスキルだろう。吸収とかよく考えたらチートだしね。ん?まてよ、これって俺が今まで倒してきた魔物を吸収させたら相当強くなるんじゃないか?明日試してみるか。もしかしたらとんでもなく強くなるかもしれないな。
それから夕食を食べ風呂に入ったあとライに吸収の能力について聞いてみた。結果この能力はチートだがスライム自体が弱いので相手を倒せないから吸収できないということらしい。俺は明日のことについて話した。
「明日ライのごはんをいっぱい用意するからいっぱい食べてね!」
「いいの?」
「うん!」
っていってもほとんどギルドに換金するかいらなくなったやつは捨てるかしてたから今手持ちは200匹ほどしかいないけどね。それでもドラゴンやAランク以上のやつは結構余っている。こんなにあげたら下手したらフォースよりも強くなるかもしれない。
とそんなことを考えていたらいつの間にか寝ていた。
翌朝早く起きた俺は準備をして早速王城の応接室に転移した。そのあと宰相の執務室に行き陛下への報告のことを伝え早速呼んできてもらった。
「おはようございます陛下。」
「おはようアル君。早速報告とはなにか分かったのか?」
「はい。では報告させていただきます。予想通りカノン森林のさらに奥には平原が広がっておりました。森などは一切なく、1番奥には海が広がっておりました。多分この大陸の端でしょう。そして生息してる魔物についてですがウルフとツボガメという亀の魔物しかおらず、どちらもCランク冒険者で倒せるレベルでした。これらの情報からこの平原では簡単に開拓ができると思います。以上が報告となります。」
「うむ、ご苦労であった。それなら開拓をしたいところなのだがカノン森林を抜けるには大規模なパーティーを組まなければならない。その辺は後で考えるとして、引き続き調査をお願いしてもいいかな?」
「はい。次は海について調査しようと思います。」
「わかった。ではよろしく頼む。」
陛下への調査報告を終えた俺は家に帰ると早速ライの元に向かった。
「よしライ!ごはんだ!」
「やったー!」
「ここは狭いから庭に行くぞ!」
「おー!」
庭と言っても侯爵なのでサッカーグラウンドくらいはある。ここならいくら出しても大丈夫だろう。そう思った俺たちは庭に移動し、ドラゴン5匹にブラッドオーガや地竜などAランク以上の魔物200匹をアイテムボックスから出した。
「これ全部食べていいの?」
「うん!いいよ!」
「いただきます!」
するとライは形状を変化させ薄くなった自分の体で魔物の山を包んでいく。全て包み終わるとどんどん小さくなっていき元の小さなスライムに戻った。
すごい速いな。魔物が跡形もなく消化されちゃったよ。そしてライから感じる魔力が半端ない。これは期待しちゃうぜ!
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