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第三章 王都編
マールVSメア
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マールVSメア
マールのブルーファイアランスとメアのファイアボールが相殺して弾けた。
「ちょっ!何そのファイアボール!私の超級魔法が初級魔法ごときに相殺されたっていうの!?ありえない!」
マールはこの程度の魔法でメアに勝てると思っていたようだ。あっさり相殺されて驚いている。
「マールさんその程度の魔法で私に勝てると思ってたんですか?本気を見せてください!私も本気で行きます!」
おいメア!それじゃあ煽ってるように聞こえちゃうよ!w
「いいわ。本気を見せてあげる。痛い目にあっても恨まないでね。精霊使役、精霊強化!火精霊魔法 サラマンダーの息吹!!」
おおーー!!すごい威力だな。でもメアの上級魔法と同じぐらいだ。この人魔力操作がちゃんとできればとんでもない威力の魔法使いになりそうだ。
「水上級魔法 ウォータートルネード!」
メアの目の前に高さ20メートル、直径5メートルほどある水の竜巻が出てサラマンダーの息吹をかき消した。
「お、おい!また魔法を相殺したぞ!」
「またすごい威力の魔法だな。《賢者》と撃ち合ってるぞ!」
「「「や、やべー。」」」
見物人が驚いている。そりゃこんな威力の魔法の撃ち合い見せられたらそうなるわな。
「これでもダメなの!?あなたいったいどんなことしたらそんな威力の魔法撃てるのよ!」
「秘密です!それよりももっと撃ってきてくださいよ!」
「風超級魔法 トルネードストライク!水精霊魔法 海龍の猛進!」
「土中級魔法 アースウォール!」
マールが放った風超級魔法と水精霊魔法はメアの土中級魔法アースウォールによってメアに届く前に無くなった。マールは自分の無力さのあまり戦意喪失している。メアが次の魔法を放とうとしている。
「水初級魔法 極大ウォーターボール!」
メアが放った魔法はマールに当たりマールは壁に吹き飛ばされた。
「な!なんで魔法が当たるの!私は完全抵抗を使っていたのよ!?なんでなの?」
「秘密です。次はこちらから行きます!火超級拘束魔法 インフェルノドーム!」
マールを360度炎の壁が囲んだ。これでもう逃げ場はないだろう。メアの勝ちだ。
「降参します。私の負けだわ。完敗よ。上には上がいると改めて思い知ったわ。」
「この勝負!メア選手の勝ち!」
「「「うおー!すげー!」」」
「あの《賢者》に小娘が勝ったぞ!」
「小僧に続いて何者なんだ?」
「マールさん!対戦ありがとうございました!」
「ええありがとう。多分この国で1番の魔法使いはあなたね。」
「いやいやアル君は私の100倍は魔法使いとして強いですよ!」
「「「え、えぇー!?」」」
こうしてメアの試験は幕を閉じたのだった。
マールのブルーファイアランスとメアのファイアボールが相殺して弾けた。
「ちょっ!何そのファイアボール!私の超級魔法が初級魔法ごときに相殺されたっていうの!?ありえない!」
マールはこの程度の魔法でメアに勝てると思っていたようだ。あっさり相殺されて驚いている。
「マールさんその程度の魔法で私に勝てると思ってたんですか?本気を見せてください!私も本気で行きます!」
おいメア!それじゃあ煽ってるように聞こえちゃうよ!w
「いいわ。本気を見せてあげる。痛い目にあっても恨まないでね。精霊使役、精霊強化!火精霊魔法 サラマンダーの息吹!!」
おおーー!!すごい威力だな。でもメアの上級魔法と同じぐらいだ。この人魔力操作がちゃんとできればとんでもない威力の魔法使いになりそうだ。
「水上級魔法 ウォータートルネード!」
メアの目の前に高さ20メートル、直径5メートルほどある水の竜巻が出てサラマンダーの息吹をかき消した。
「お、おい!また魔法を相殺したぞ!」
「またすごい威力の魔法だな。《賢者》と撃ち合ってるぞ!」
「「「や、やべー。」」」
見物人が驚いている。そりゃこんな威力の魔法の撃ち合い見せられたらそうなるわな。
「これでもダメなの!?あなたいったいどんなことしたらそんな威力の魔法撃てるのよ!」
「秘密です!それよりももっと撃ってきてくださいよ!」
「風超級魔法 トルネードストライク!水精霊魔法 海龍の猛進!」
「土中級魔法 アースウォール!」
マールが放った風超級魔法と水精霊魔法はメアの土中級魔法アースウォールによってメアに届く前に無くなった。マールは自分の無力さのあまり戦意喪失している。メアが次の魔法を放とうとしている。
「水初級魔法 極大ウォーターボール!」
メアが放った魔法はマールに当たりマールは壁に吹き飛ばされた。
「な!なんで魔法が当たるの!私は完全抵抗を使っていたのよ!?なんでなの?」
「秘密です。次はこちらから行きます!火超級拘束魔法 インフェルノドーム!」
マールを360度炎の壁が囲んだ。これでもう逃げ場はないだろう。メアの勝ちだ。
「降参します。私の負けだわ。完敗よ。上には上がいると改めて思い知ったわ。」
「この勝負!メア選手の勝ち!」
「「「うおー!すげー!」」」
「あの《賢者》に小娘が勝ったぞ!」
「小僧に続いて何者なんだ?」
「マールさん!対戦ありがとうございました!」
「ええありがとう。多分この国で1番の魔法使いはあなたね。」
「いやいやアル君は私の100倍は魔法使いとして強いですよ!」
「「「え、えぇー!?」」」
こうしてメアの試験は幕を閉じたのだった。
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