俺TUEEEがしたい男の転生無双！〜自重？何それ美味しいの？〜

第二章 無双の始まり

試験と素材

試験と素材


「よし！じゃあこの鉄の鎧に傷をつけて見せろ！Dランク程度の冒険者じゃ傷一つつかないように鍛えたやつだ。まあガキのお前にはどうしたって絶対に無理だがな！
やれるもんならやってみやがれってんだ！
わかったならとっとと帰れ！！」

そう言って挑発してきたので俺は本気を出すことにしたw
多分数秒後には驚きで顔が染まってると思うがなw

「やります！フゥー……」

「おっ、なかなかいい集中力じゃねーか。」

「いきますっ！エンチャント重量化１００倍、光速移動！　火神流真剣術　４の型　朧月・乱！」
俺は剣の重さを１００倍にして光速移動で１秒の間に鉄の鎧をバラバラにした。
他の人から見たら何も見えていないと思う。
鍛冶師ガルムの方を見ると口を開けてバラバラになった鎧と俺を見返してる。

作戦成功だぜ！！

「す、凄すぎる！俺が鍛えた鎧をバラバラにしやがった！お前ガキなのになんつー強さしてんだ！
ぜひ俺にお前さんの武器を作らせてくれ！！俺はガルムだ！」

「こちらこそよろしくお願いします。僕はアルベルトです。アルって呼んでください。」


「それで、お前さんが持ってきた最高の素材とはなんだ？ミスリルか？」
鍛冶屋に戻った俺にガルムが問いかけてきた。

「アダマンタイトです。」

「あ、アダマンタイトだとッ！
400年前から見つかっていないあのアダマンタイトかっ？」

「400年とかなんたらは知りませんが本物です。どうぞ。」

「鑑定！　本物だ！生きてるうちにアダマンタイトを打てるなんてな。最高の武器を作って見せるぜ！どんなのがいいんだ？」　

「刀です！」

「なんだそれ？」

俺は刀の詳細や形を細かく教えた。
やっぱ日本人は刀じゃないとね！

「わかった！１週間後にここに来てくれ！早速打ってくる！！」

そう言って鍛冶場に行ってしまった。
そろそろ帰ろうと思ってた所だったからちょうどいいや。



その日の晩、俺は部屋で今日の成果について整理していた。

まず倒したのがEランクのコボルト１５匹、Dランクのウルフが５匹、ゴブリンが２１匹、Cランクのブラッドウルフが３匹、Bランクのレッドサーペントが２匹だ。

初日にしてはいい出来だと思う。討伐証明部位がわからなかったので全部アイテムボックスに詰め込んでおいた。
いつか使えるかもしれないしね！

そして森でアダマンタイトを見つけて鍛冶師ガルムに会って試験をやったわけだ。ガルムは頭は固いが鍛冶のことになると人が変わるのでいい人だと思う。


明日はなにをしようかな？
そう思っていたら、いつのまにか眠りについていた。