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第二章 無双の始まり

初戦闘

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初戦闘


「おはようアル。今日はどこに行きたいか?」
家庭教師のクロノは不自由がないように領主館に住み込みで働くことになった。 

「今日は魔物を見てみたいです!
生まれてから外に出た事ないので!」

やっとこの時が来たぜ!異世界といえば魔物だよな!!本によればドラゴンとかもいるらしいから超楽しみだぜ!

「おうわかった!魔物は人よりも強い。油断しないで気を付けろよ。まあアルが負ける魔物なんて上級ドラゴンくらいだと思うけどな!」

!! ドラゴンってそんなに強えーのか!ていうか上級ってなんだ?

「クロノさん、上級ってなに?ドラゴンにもランクがあるの?」

「ああ、ドラゴンには下級、中級、上級とあって下級がA~Sランク、中級がSランク、上級がSSランクだ。中級や上級には言葉話す奴もいる。」

へぇー、言葉話せるのか。面白そうだ!
そうだ!テイムのスキルを作ろう!そう思ってスキル【絶対テイム】を作った!
このスキルはどんな奴でも絶対にテイムできるというチートスキルだ!!

「よし!じゃあ行くぞ!」

領主館から城壁までは歩きで15分程度だった。城壁を出て森まで歩いて10分で着いた。クロノさんいわく、この森は幅広い魔物がいて奥に行けば行くほどランクも上がるらしい。
ただしこの森の最果てまで行った人はいないと言っていた。

そんな話をしていたら森についた。

「じゃあちょっと奥まで行ってみるか。あ、ちなみに魔物を倒すときはなるべく傷つけるなよ。ギルドで換金するときに質が落ちる。」

「わかりました。まだわからないこといっぱいなのでいろいろ教えてください!」

「わかった。じゃあ最初は森などの死角が多いところは探知が使えたら有利だ。あとは火を使わないことだな。」

「なるほど。もってるので使います。探知!」
すると、10mほど前に6匹のコボルトを発見した。コボルトはEランクの魔物だ。

「クロノさん!10m前にコボルトが6匹います!」

「わかった。コボルトは素材にならないから適当でいいぞ。」
そう言われたので、俺は火神流魔闘術を試してみようと思った。

「了解です!」

前方から短剣を持ったコボルトが現れて、1匹が俺にきりかかって来た。

「火神流魔闘術 鋼鉄壁!」
この技は魔力操作で魔力を一部分に集め鋼鉄のごとく硬くする技だ。

パキンっ

コボルトは短剣が折れて動揺しているようだ。

「火神流魔闘術 破壊拳!」
この技は魔力を腕に集めて重力エンチャントで腕を重くし、光速移動を使い光の速さで打ち込む技だ。

バンっという音がなってコボルトの身体は弾けた。
やばい。この技は使い道考えよ。というかグロい。

その後も楽々倒して初戦闘は終わった。
ギルドでの討伐証明部位は左耳らしいので切り取ってアイテムボックスに入れといた。
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