7 / 114
第二章 無双の始まり
稽古
しおりを挟む
稽古
あれから1年が経ち、異世界に来てから4年と3ヶ月が経った。俺はひたすら瞑想や魔力操作をして魔力を上げていた。今では115000になった。魔法も【世界辞典】で調べてちょくちょく試していた。
そんなある日、俺はお父様に執務室に呼ばれた。
「お父様、僕に何か用ですか?」
「ああ、そろそろ剣をさせようとおもってな。どうだ?」
キッターーーー!!!ついに!
やっとこの時が!!
「もちろんやります!」
「おう、そうか。じゃあ昼食を食べたら動きやすい服で庭にこい!」
「はい!」
お父様に勝って驚かせてやる!
《昼食後》
「お、来たか。じゃあまずは準備運動からだな。家の周りを3周するぞ。」
「わかりました!」
と言って家の周りを3周した。
「よし、じゃあ最初は好きに打ってこい!それから修正してやる。」
そう言って木剣を渡してきた。
「わかりました!」
まぁ最初は3割程度の力でいいか。
「いきます!身体強化!」
俺は3割程度の力で思いっきり打ち込んだ。だが、お父様は元Sランク冒険者。
この程度では全然受け流されてしまった。
「驚いた。もう魔法が使えるのか、しかもいい打ち込みだ。今の打ち込みならCランク冒険者ぐらいの力はあるんじゃないか?」
へー、これでCランク冒険者か。なかなかやるな。
んじゃ次は6割程度でっと!!
「重力魔法エンチャント重量化10倍!」
俺はさっきの2倍程度の速さで打ち込んだ後、お父様がちょっと隙を見せたので重力エンチャントで自分の木剣の重さを10倍にした。
お父様は受け流そうとしたが、あまりの重さに剣を弾かれた。首筋に木剣を下げると、「参りました。」
と言ったので剣を元に戻した。
「どうでしたか?小さい頃から魔法をちょっとずつ練習してできるようになりました!」
「短期間でここまでとは、素晴らしいな。Aランク冒険者又はSランク並だ。
俺も本気を出さねば、負けてしまうな。」
お父様め!本気を出したら勝てると思ってるな!ちょっと本気出すかw
「お父様!お父様の本気が見たいです!全力で打ってみてください!」
この挑発に乗るかな?
「分かった。ただし負けても文句いうなよ!
身体強化!見切り!」
おオォーー!!なかなか強い!さすが元Sランク冒険者だ!!
だが、まだまだだ!
「くっ、」
俺に勝てないと悟ったのか、俺と距離をとって体勢を立て直そうとしている。
俺はその隙を見逃さない。
俺は小声で「隠密、縮地」と言って、
気配を消し縮地でお父様の後ろに移動し、首に剣を当てた。
「強すぎるな。元Sランクの私に勝つとは。俺がアルに教えることはないようだ。
お前には常識というものを覚えてもらおうと思う。そのために冒険者に依頼を出して町や森に一緒に行って色々学んでこい!」
「分かりました!楽しみです!」
そして1か月後に家庭教師が決まるのだった。
あれから1年が経ち、異世界に来てから4年と3ヶ月が経った。俺はひたすら瞑想や魔力操作をして魔力を上げていた。今では115000になった。魔法も【世界辞典】で調べてちょくちょく試していた。
そんなある日、俺はお父様に執務室に呼ばれた。
「お父様、僕に何か用ですか?」
「ああ、そろそろ剣をさせようとおもってな。どうだ?」
キッターーーー!!!ついに!
やっとこの時が!!
「もちろんやります!」
「おう、そうか。じゃあ昼食を食べたら動きやすい服で庭にこい!」
「はい!」
お父様に勝って驚かせてやる!
《昼食後》
「お、来たか。じゃあまずは準備運動からだな。家の周りを3周するぞ。」
「わかりました!」
と言って家の周りを3周した。
「よし、じゃあ最初は好きに打ってこい!それから修正してやる。」
そう言って木剣を渡してきた。
「わかりました!」
まぁ最初は3割程度の力でいいか。
「いきます!身体強化!」
俺は3割程度の力で思いっきり打ち込んだ。だが、お父様は元Sランク冒険者。
この程度では全然受け流されてしまった。
「驚いた。もう魔法が使えるのか、しかもいい打ち込みだ。今の打ち込みならCランク冒険者ぐらいの力はあるんじゃないか?」
へー、これでCランク冒険者か。なかなかやるな。
んじゃ次は6割程度でっと!!
「重力魔法エンチャント重量化10倍!」
俺はさっきの2倍程度の速さで打ち込んだ後、お父様がちょっと隙を見せたので重力エンチャントで自分の木剣の重さを10倍にした。
お父様は受け流そうとしたが、あまりの重さに剣を弾かれた。首筋に木剣を下げると、「参りました。」
と言ったので剣を元に戻した。
「どうでしたか?小さい頃から魔法をちょっとずつ練習してできるようになりました!」
「短期間でここまでとは、素晴らしいな。Aランク冒険者又はSランク並だ。
俺も本気を出さねば、負けてしまうな。」
お父様め!本気を出したら勝てると思ってるな!ちょっと本気出すかw
「お父様!お父様の本気が見たいです!全力で打ってみてください!」
この挑発に乗るかな?
「分かった。ただし負けても文句いうなよ!
身体強化!見切り!」
おオォーー!!なかなか強い!さすが元Sランク冒険者だ!!
だが、まだまだだ!
「くっ、」
俺に勝てないと悟ったのか、俺と距離をとって体勢を立て直そうとしている。
俺はその隙を見逃さない。
俺は小声で「隠密、縮地」と言って、
気配を消し縮地でお父様の後ろに移動し、首に剣を当てた。
「強すぎるな。元Sランクの私に勝つとは。俺がアルに教えることはないようだ。
お前には常識というものを覚えてもらおうと思う。そのために冒険者に依頼を出して町や森に一緒に行って色々学んでこい!」
「分かりました!楽しみです!」
そして1か月後に家庭教師が決まるのだった。
0
お気に入りに追加
892
あなたにおすすめの小説

これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅
聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
転生してテイマーになった僕の異世界冒険譚
ノデミチ
ファンタジー
田中六朗、18歳。
原因不明の発熱が続き、ほぼ寝たきりの生活。結果死亡。
気が付けば異世界。10歳の少年に!
女神が現れ話を聞くと、六朗は本来、この異世界ルーセリアに生まれるはずが、間違えて地球に生まれてしまったとの事。莫大な魔力を持ったが為に、地球では使う事が出来ず魔力過多で燃え尽きてしまったらしい。
お詫びの転生ということで、病気にならないチートな身体と莫大な魔力を授かり、「この世界では思う存分人生を楽しんでください」と。
寝たきりだった六朗は、ライトノベルやゲームが大好き。今、自分がその世界にいる!
勇者? 王様? 何になる? ライトノベルで好きだった「魔物使い=モンスターテイマー」をやってみよう!
六朗=ロックと名乗り、チートな身体と莫大な魔力で異世界を自由に生きる!
カクヨムでも公開しました。

世界最強で始める異世界生活〜最強とは頼んだけど、災害レベルまでとは言ってない!〜
ワキヤク
ファンタジー
その日、春埼暁人は死んだ。トラックに轢かれかけた子供を庇ったのが原因だった。
そんな彼の自己犠牲精神は世界を創造し、見守る『創造神』の心を動かす。
創造神の力で剣と魔法の世界へと転生を果たした暁人。本人の『願い』と創造神の『粋な計らい』の影響で凄まじい力を手にしたが、彼の力は世界を救うどころか世界を滅ぼしかねないものだった。
普通に歩いても地割れが起き、彼が戦おうものなら瞬く間にその場所は更地と化す。
魔法もスキルも無効化吸収し、自分のものにもできる。
まさしく『最強』としての力を得た暁人だが、等の本人からすれば手に余る力だった。
制御の難しいその力のせいで、文字通り『歩く災害』となった暁人。彼は平穏な異世界生活を送ることができるのか……。
これは、やがてその世界で最強の英雄と呼ばれる男の物語。

生活魔法しか使えない少年、浄化(クリーン)を極めて無双します(仮)(習作3)
田中寿郎
ファンタジー
壁しか見えない街(城郭都市)の中は嫌いだ。孤児院でイジメに遭い、無実の罪を着せられた幼い少年は、街を抜け出し、一人森の中で生きる事を選んだ。武器は生活魔法の浄化(クリーン)と乾燥(ドライ)。浄化と乾燥だけでも極めれば結構役に立ちますよ?
コメントはたまに気まぐれに返す事がありますが、全レスは致しません。悪しからずご了承願います。
(あと、敬語が使えない呪いに掛かっているので言葉遣いに粗いところがあってもご容赦をw)
台本風(セリフの前に名前が入る)です、これに関しては助言は無用です、そういうスタイルだと思ってあきらめてください。
読みにくい、面白くないという方は、フォローを外してそっ閉じをお願いします。
(カクヨムにも投稿しております)

成長チートと全能神
ハーフ
ファンタジー
居眠り運転の車から20人の命を救った主人公,神代弘樹は実は全能神と魂が一緒だった。人々の命を救った彼は全能神の弟の全智神に成長チートをもらって伯爵の3男として転生する。成長チートと努力と知識と加護で最速で進化し無双する。
戦い、商業、政治、全てで彼は無双する!!
____________________________
質問、誤字脱字など感想で教えてくださると嬉しいです。

異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる