俺TUEEEがしたい男の転生無双!〜自重?何それ美味しいの?〜

せんてん

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第一章 夢見た異世界生活

家族への自己紹介

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家族への自己紹介


ステータス確認の翌日、
俺はこの世界にきてから1ヶ月が経っているのにお母様と使用人以外は会ったことがない。というか部屋から出た事がない。
早く家族に会いたいなー。
と思っていたらドアが開いた。

ガチャっ

「アルちゃんごはんのじかんだよー。」 

お母様だ。お母様は俺に外の話や家族の話を聞かせてくれる。兄2人はすごく優秀で今年から王都の学園に入ったアドラークお兄様は入学試験で3位だったらしい。ちなみにアドラークお兄様は王都の学園寮で生活しているが今は夏休みらしく家に帰ってきている。


今日の話はなんだろう??


「アルちゃん今日の話はね、今夜のことについて話すよ!っていってもわかんないか。
今夜はね家族にアルちゃんのことを紹介する日なの!だから夕食にはアルちゃんも参加するのよ!」

まじかっっっ!!
やっと家族に会えるんだ!
夕食の時に喋って驚かしてやるっ!w
でも転生者とバレると面倒だから、お母様と使用人が話してるのを聞いて覚えたって設定にしよう!
お母様には喋れることを話して協力者になってもらおう!

「お母様、その話は本当ですか??」

「ええ、本当よ。……っては!?
アルちゃんが喋った!!」

「お母様声が大きいですよ。僕は喋れるようになりました。説明は夕食のときにします。それでお願いがあるんですがいいですか?」

シリエスお母様は引きつった顔をしながら頷いてくれました。


ゴニョゴニョ…ゴニョゴニョ…



《その日の夕食会にて》

「よし!みんな集まったな!ではみんなアルに自己紹介から始めようか。っていってもアルはわからないから今度改めよう。
私はデザイア家当主アメスト・ラウル・デザイアだ。現国王陛下アメリア様の弟で元Sランク冒険者だ。」

「僕はアドラークだ。学園寮にいるからなかなか会えないけどよろしくね!」

「僕はサミスト。よろしくね!」

「私はアミエルよ!アルちゃんよろしくね!」

「私はシリエス。アメストの妻で元Sランク冒険者よ!
じゃあ最後にアルちゃん自己紹介して。」

家族のみんなが呆れたような目でお母様を見た。

「何を言っているんだい?アルが自己紹介できるわけないだろう。」

「できますよお父様。アルベルト・ラウル・デザイアです。アドラークお兄様、サミストお兄様、アミエルお姉様よろしくお願いします。」

みんなが驚愕した顔で口をパクパクさせてこちらを見ていた。
まぁ、そりゃなるよねっ!w

「「「「アル(ちゃん)が喋った!!??」」」」

「なぜアルが喋れるんだい?」
お父様が疲れた顔をして聞いてきた。

「お母様と使用人の話を聞いていたら喋れるようになりました!」

「「て、天才だ。」」

みんなが口を揃えて言った。

「それでアドラークお兄様、文字の読み書きを教えてください!」

「あ、あぁわかった。明日部屋に行くよ。」

それから家族の色々な話をみんなで夕食を食べた。もちろん僕はミルクだ。

「では、明日のために部屋に戻って寝ますね。」
と言って立ち上がって歩いて自分の部屋に向かった。

「「あ、歩けるの!?」」

あっ言い忘れてたw

「はい、もう歩けるようになりました!」

またしてもみんな口を開けたまま固まっている。
まぁ歩けるっていっても重力魔法で身体を軽くして風魔法で身体を支えて倒れないようにしてるだけなんだけどね!

この日は明日が楽しみであまり眠れなかったのは別の話。
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