俺TUEEEがしたい男の転生無双！〜自重？何それ美味しいの？〜

プロローグ

プロローグ


会社が終わった俺は疲れからかクラクラ揺れながら信号を渡っていた。
「きゃー！危ない！！！」
ドンッ……

クラクラしていた俺は赤信号を渡ってトラックに轢かれてしまったようだ。



目が覚めたとき全面真っ白な部屋にいた。
俺はさっきまでの行動を思い出す。
名前は火神走人。24歳童貞サラリーマンだ。うん、意識はあるようだ。
だか、会社が終わってから信号渡ってそこから記憶がない。
…あれ？俺もしかして死んじゃった？

「目が覚めたかのぅ」
声の方を振り向くとそこには長い髭を伸ばしたお爺さんと6人の男女がいた。
「ワシはこの世界の創造神ゼストじゃ。」
創造神と名乗るお爺さんは髭を撫でながらそう言った。

「………」

あぅっれーー！？これ最近流行りの異世界系じゃね？w
よぉっしゃーー！

「その通り異世界転生というやつじゃな。」

心読まれたー！でもどうして俺なんだろう？　前世では特に何もしないで過ごしてたのに。

「それなんじゃが、死んだ人の中から異世界を一番好きな人が選ばれたのじゃ。それで早速なんじゃが其方には転生してもらうにあたって使命があるのじゃ。それは……」

おおぉー！なんか神の使徒っぽい！！
どんな使命でもがんばるぞ！！

「俺TUEEEをワシら神に見せて満足させることじゃっ！！」

「わかりました！　　っては！？
なんですかその使命！まあいいですけど」

俺は楽しそうなので即OKした。

「本当か！？やっと暇潰s…んっんん」

「今暇潰しって…」

「さてと、では本題に入ろうかのう」

話逸らしやがった！この神絶対暇神だろ！っと思っていたら本題の話が始まった。

「この世界の名はユーテラスという。お主の世界でいうところの中世ヨーロッパじゃな。ステータスがあり、魔物という生物もいる。もちろん魔法もある。そして転生するにあたってほとんどの願いを叶えてやる。さあ、いうのじゃ。」

これは待ちに待ったチートというやつじゃないかっ！！キタコレ！

「じゃあ、裕福な貴族の三男でステータス全般チートにしてください！」

「ふむ、いいじゃろう。ワシら神全員の加護をやろう。」

「ありがとうございます！神様を満足させてみせます！見ててください！」

「わかった。たまに教会にきてお祈りをしてくれ。そろそろ時間じゃな、その門をくぐると転生する。では、あなたの人生に祝福がありますように…」

こうして、火神走人は転生したのだった。