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第五百三十話
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ネツァルは助手を引き連れ防衛陣地の一角に陣取っていた。
勿論、新しく開発した攻撃用魔道具の試験の為である。
「それでははじめるぞい」
魔道具に魔石をセットして発動させる。
魔道具は正常に作動して記述されたファイヤアローの魔法を問題なく発動させた。
そして、魔力のロスが少なくなった為であろうか今までのファイヤアローよりも強力であった。
「うむ。実験は成功かのう」
「そうですね。師匠にしか作れないことを除けば問題はないかと」
「時間があればお主らにもチャレンジしてもらいたいところではあるがの」
魔術回路を刻む難しさもあるがもう1つ問題があった。
魔鉄はネツァルが普通の鉄と魔石を一定の割合で錬成することで作っている。
そしてその比率は秘匿したままである。
つまり、材料の入手もネツァルにしか出来ないことなのである。
ネツァルとしては魔鉄のレシピは開示しても問題ないと考えているが錬成難易度は恐ろしく高い。
実験段階で何度も魔力暴走を引き起こし何度爆発させかけたことか。
ネツァルは魔力暴走に対して強引に介入することで爆発を回避していた。
恐らくネツァルと同じことが出来るのは愛弟子であるクロードぐらいである。
安全性を考えれば下手に開示することも躊躇われた。
その愛弟子であるクロードは修行の旅に出たというがひと回りもふた回りも成長して帰ってくることだろう。
防衛陣地は想定通りに機能しているが1つ問題が出ていた。
押し寄せるゴブリンの死体は倒せば消えるのだがその装備している武具が残ることにより山のようになっていることだ。
その問題を解決する為に急遽、王宮第三騎士団が出撃し牽制している間に人海戦術で武具の回収をすることになった。
回収された武具であるが作りは悪くないのだがゴブリンが装備することを前提としているためサイズが合わず鋳つぶして再利用するしかないと判断された。
陣地には簡単な装備の修繕の為、鍛冶師達も招集されていたが鋳つぶしまでしていては手が足りないということで消耗品を運んできた補給部隊が後方まで運ぶことになった。
補給部隊には正規の兵士も充てられていたが少しでも前線に兵士を残しておきたいということで学園の一部の生徒も組み入れられている。
基本的に上級生がその役にあたっているのだが成績上位者ということでエリーゼもここに組み入れられていた。
補給部隊は一見地味であり前線に組み込まれなかったことを不満に思う兵士もいたが王族であるエリーゼがいることで不満を抑え込んでいた。
勿論、新しく開発した攻撃用魔道具の試験の為である。
「それでははじめるぞい」
魔道具に魔石をセットして発動させる。
魔道具は正常に作動して記述されたファイヤアローの魔法を問題なく発動させた。
そして、魔力のロスが少なくなった為であろうか今までのファイヤアローよりも強力であった。
「うむ。実験は成功かのう」
「そうですね。師匠にしか作れないことを除けば問題はないかと」
「時間があればお主らにもチャレンジしてもらいたいところではあるがの」
魔術回路を刻む難しさもあるがもう1つ問題があった。
魔鉄はネツァルが普通の鉄と魔石を一定の割合で錬成することで作っている。
そしてその比率は秘匿したままである。
つまり、材料の入手もネツァルにしか出来ないことなのである。
ネツァルとしては魔鉄のレシピは開示しても問題ないと考えているが錬成難易度は恐ろしく高い。
実験段階で何度も魔力暴走を引き起こし何度爆発させかけたことか。
ネツァルは魔力暴走に対して強引に介入することで爆発を回避していた。
恐らくネツァルと同じことが出来るのは愛弟子であるクロードぐらいである。
安全性を考えれば下手に開示することも躊躇われた。
その愛弟子であるクロードは修行の旅に出たというがひと回りもふた回りも成長して帰ってくることだろう。
防衛陣地は想定通りに機能しているが1つ問題が出ていた。
押し寄せるゴブリンの死体は倒せば消えるのだがその装備している武具が残ることにより山のようになっていることだ。
その問題を解決する為に急遽、王宮第三騎士団が出撃し牽制している間に人海戦術で武具の回収をすることになった。
回収された武具であるが作りは悪くないのだがゴブリンが装備することを前提としているためサイズが合わず鋳つぶして再利用するしかないと判断された。
陣地には簡単な装備の修繕の為、鍛冶師達も招集されていたが鋳つぶしまでしていては手が足りないということで消耗品を運んできた補給部隊が後方まで運ぶことになった。
補給部隊には正規の兵士も充てられていたが少しでも前線に兵士を残しておきたいということで学園の一部の生徒も組み入れられている。
基本的に上級生がその役にあたっているのだが成績上位者ということでエリーゼもここに組み入れられていた。
補給部隊は一見地味であり前線に組み込まれなかったことを不満に思う兵士もいたが王族であるエリーゼがいることで不満を抑え込んでいた。
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