独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活

髙龍

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第三百二十四話

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グリフォンを王国から託された兵士達は親睦を深めるために人気のバーに訪れていた。

ここではスパークリングワインをはじめ変わった飲み物を飲めると人気を集めているお店だ。

「グリフォンと戦わされるのは予想外だったな」

「俺、結構ギリギリだったんだけど」

「実は俺も」

「暗い話はそれぐらいにして今日は飲むぞ」

兵士達はグラスで乾杯してハイペースでスパークリングワインをあけてゆく。

ウェイトレスの娘はハイペースで飲んでいる兵士達のことを心配して声をかける。

「ずいぶんと盛り上がっていますがそろそろやめておいたほうがいいですよ」

「すまん。すまん。心配をかけてしまったようだな。これ飲んだら会計するから安心してくれ」

選抜された兵士達は人格的にも優れており問題を起こすような者はいなかった。

会計を済ませた兵士達は千鳥足ではあるが兵舎に向けて戻っていった。

翌日、時間となり目覚めた選抜された兵士達は二日酔いと戦うことになる。

「頭いてぇ・・・」

「気持ちわる・・・」

見かねた上官は口を挟む。

「お前ら飲みすぎだ。訓練は中止にならんからな」

クロードがやってくる時間までは通常の訓練が待っており文字通り地獄を見たのである。

やってきたクロードは開口一番思わず言ってしまった。

「皆さん。なんだか具合が悪そうなんですけど・・・」

「ただの飲みすぎだ。自業自得だから厳しくしてやってくれ」

「いえいえ。空では何が起こるかわかりませんから解毒しましょう」

クロードはキュアで選抜された兵士達を解毒してまわった。

「ありがとうございます。助かりました」

「お前ら。クロード卿の優しさに感謝しろよ」

「それでは本日も飛行訓練をしましょう」

回復した兵士達は問題なくグリフォンを呼び出して騎乗する。

2日目ということでグリフォンで空を飛ぶことに慣れてきたようで全員が同じ動きをとれるようになってきた。

クロードは手配してもらっていた投げ槍を全員のグリフォンに装備させて地上の標的に向けて投げさせる。

命中精度は今は低いが慣れてくれば問題ないだろうと判断して日が暮れるまでひたすら訓練を続けさせた。

クロードは訓練の結果得られた情報をもとに投げ槍を設計して特注で準備してもらえるように手配をしていた。

アイテムボックス持ちなら空中でも補充が出来るが普通はそれが出来ないので特注の投げ槍は通常より細く軽い物にして数を確保したほうががよさそうだと判断したのである。

それと同時に近接戦用に通常より長めの槍の手配もお願いしてある。

これは空中で戦うなら少しでもリーチがある武器のほうが良さそうだった為である。

グリフォンの運用に関して試行錯誤を繰り返しながらどのように運用するべきか検討を重ねていくのであった。
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