97 / 114
1章【地獄のスパルタ訓練編】
第96話・スタートライン
しおりを挟む
魔王城の周辺には、大きな街が広がっている。
付け加えるなら、「廃墟の」という言葉が最適だろう。
閑散とした街は、常に黒色の濃霧(のうむ)に覆われており、禍々しい雰囲気を放っているからだ。
家屋や商店街こそ見受けられるが、人間はおろか魔物すらもこの街には存在しない。
──そう、普段であれば。
「ひあああーーっっ!?」
慌てる猛紅竜(もうこりゅう)は、勢いよく路地裏から飛び出す。
大通りに出た彼は、ドリフトしながら方向展開して凄まじい速度で疾走を始めた。
その直後、猛紅竜が通ってきた裏路地を破壊して、1人の魔族が姿を現す。
「──ギャハハハ! 虫みてえな声出すなタコ!」
愉快げに嗤(わら)う男の名前は“ティガ”。
魔王軍の幹部として、【豪拳(ごうけん)】の2つ名を与えられている魔族である。
180cm強の背丈に加え、筋肉質なガタイと不良の様な出で立ちをしており、凶暴な性格の持ち主だ。
しかし実戦では、相手に万全の状態で自身に挑ませるなど、武人気質な一面もある。
小細工無しのステゴロでの決着を好む、人類にとって“最も強力な魔王幹部”として知られている存在だ。
「ハァ⋯ハァ⋯⋯!!」
「んん~? どこいったあ~~??」
物陰に隠れる猛紅竜は、音を殺して息を整える。
家屋と家屋の隙間からは、ギョロギョロと目を動かすティガの姿があった。
(あれは完全に、“獲物”を探す目じゃねーか⋯⋯)
ティガから視線を外し、猛紅竜は壁に寄り掛かる。
今は僅かながらでも回復に専念すべきだと、彼は深呼吸をしてゆっくりと瞬きをした。
「──よう♡」
「ふぁッ!??!!?」
猛紅竜が目を開いた瞬間だった。
満面の笑みを浮かべたティガが、猛紅竜に“壁ドン”を仕掛けたのは。
「くッ⋯⋯!!」
「いいぞぉ! 走れ走れぇ!」
走り出す猛紅竜を、ティガは追い掛けない。
「いつでも捕まえられる」とでも言わんばかりの表情で、彼は走り去る猛紅竜を見送った。
(くそっ。魔力感知が使えないせいで、周囲の地形が把握しにくいな⋯⋯)
脚力に一定の自信があった猛紅竜は、止まない冷や汗を拭いながら駆ける。
彼を悩ませていたのは、“魔力感知が展開困難”な点だった。
──「何かを認識する」には、必ずそれを「伝達する何か」がある。
「情報」が、「伝達」され、「認識」に至る訳だ。
それは音であったり、光であったり、匂いや手触りであったり。
魔力感知もまた、例外ではない。
僅かな魔力の波を飛ばし、何かにぶつかって跳ね返ってきた情報を認識する⋯⋯。
端的な話、エコロケーションと同じである。
そして、この魔王城周辺においてソレは、不可能に近い技術であった。
(──原因は、ここら辺の魔力の濃度が高いせいか?)
猛紅竜の読みは当たっていた。
魔王城の周囲は、城下町も含めて異常なまでに魔力の濃度が高くなっている。
そのせいで、“魔力の波”そのものが発せられないのだ。
例えるなら、水中で霧吹きを使っている様な状態である。
「ハァッ! ハアァッ! し、死ぬ⋯⋯!!」
今まで当然の様に出来ていた、「周囲の把握」。
それが出来なくなった事で、猛紅竜は自身の行動に対しての“正確性”が分からないでいた。
迷路の様に複雑な街中を、俯瞰(ふかん)の視点からの認識が不可となっている現状。
右に行くか、左に行くか、直進か、引き返すか。
全ての選択肢がプレッシャーとなり、猛紅竜を追い詰めていた。
──だが、しかし。
(匂いと音⋯⋯。頼れるのは、鼻と耳しかない⋯⋯!)
今まで、魔力感知という便利な能力に頼ってきた猛紅竜は、ここにきて凄まじい集中を発揮していた。
これこそが本来の力。人間では到底真似できない、魔物(ドラゴン)としての“燗筒(かんとう) 紅志(あかし)”であった。
「──あ~か~し~ちゃ~ん!!」
「うえッ!?」
──とはいえ、相手は魔物より上位の存在。
それも、魔王軍で幹部と呼ばれる程の魔族の男である。
たかが幼竜一匹など遊び相手にもならず、今までも単に様子を見ていただけ。
そして、そもそもの話だが、この城下町は魔王とその幹部が所有している場所。
圧倒的な速度など関係無く、地理を理解し利用した上で追い詰めていたのであった。
(捕まったら半殺し! 捕まったら半殺し!)
大いに焦りながら、猛紅竜は必死に駆け回る。
裏路地に入り、細かな道を駆使してティガを振り切ろうとする彼だったが、
──バゴォオオオンッッ!!
「げぇッ!?」
先回りしていたティガが、家屋を破壊して登場。
捕まった猛紅竜は、絞め殺す勢いでハグをしてくるティガから逃れようと藻掻(もが)く。
しかし、必死の抵抗も虚しく、全身の骨が砕ける音と共に彼の意識は遠のいていった。
NOW LOADING⋯
「──バカぁッッ!!」
ガツン! という鈍い音で、俺は目を覚ました。
直前に幼女の怒鳴り声が聞こえた気がしたが⋯⋯はて、何事だろうか?
というか、俺はティガと共に“特訓”の最中だったハズだが、どうなったんだっけ?
ティガに捕まった所までは覚えてるが⋯⋯
「⋯⋯ん?」
頭を擦りながら、俺は起き上がる。
そして、目に入った珍妙な光景に、思わず呆然とした。
「まず1つ! 紅志を殺そうとしないで!」
「いや、殺そうとはしてないぜ?
捕まえたから、ギューってしただけで⋯」
「ギューだけでも、あのコは死んじゃうの! 下手したらね! ハグは私も好きだけど、相手を選びなさい!
⋯⋯それに! この“特訓”のルールは、『建物を破壊しない事』でしょ!」
「あァ? それはアイツのルールだろ?
なんで俺までそれに従わなきゃなんねぇんだ?」
2人共っ! 俺の為に喧嘩しないでっ!
⋯⋯いやマジで、2人の怒りの威圧感で死にそうだから。
見ているだけでも、冗談抜きで圧(お)し潰されそうだぜ。
「⋯⋯あ、起きた? 全身の骨が折れてから治しといたけど、大丈夫? 痛くない?」
「あ、あぁ。なにも問題無い⋯⋯って、骨がなんだって??」
「いやいや。問題無いならオッケーオッケー。
取り敢えず、休憩にしよっか」
「⋯⋯いいのか? 休んでる暇なんて──」
「“力とは、厳しい鍛錬によって生まれ、それに見合った休息を取ってこそ習得に至る”。
これ、星廻龍(せいかいりゅう)直伝の修行方法だから♪」
ドヤ顔で語り、幼女はウインクをする。
何はともあれ、休めるなら有難いし、可能な限り休んでおこう。
「ったく。コイツって甘っちょろいよなぁ、紅志?」
「ゑッ!? いや、そんな事はないと⋯⋯」
「なにぃ? 甘ったれてんじゃねえーぞ!
⋯⋯よォし。次の特訓は、更に難易度を上げてやるぜ!!」
「か、カンベンして⋯⋯」
俺の肩に手を回すティガは、さながらダル絡みしてくる上司や先輩の様。
しかし、どこか嫌悪感というものが湧いてこないのは、何故だろうか。
⋯⋯まぁ多分、ティガも魔王と同じで、格下に対して排他的な感情を向けていないのが原因だろう。
顔も言葉使いも怖いトコがあるが、あくまで“そういうキャラクター”って感じがする。
仲良くなれたら、楽しいヤツなんだろうなぁ。
「⋯⋯フフッ♪」
「ぉん? 何笑ってんだ、アルノヴィア」
「べっつにぃー??
あんまり、紅志をいじめちゃダメだからねー?」
どこか愉快げな幼女は、純白のワンピースを靡(なび)かせる。
不思議なその様子に、同時に首を傾げる俺とティガであった。
【本日の修行内容】
・体力、及び脚力の向上を旨とした特訓を実施。
凶暴なティガが相手になる事で恐怖心を煽り、全力での疾走を長時間行わせた。
加えて、街中での特訓により、小回り・立ち回りのセンスを把握した。改善の余地は、大いにアリ。
今後の特訓次第では、大幅な伸びが予想される──⋯
付け加えるなら、「廃墟の」という言葉が最適だろう。
閑散とした街は、常に黒色の濃霧(のうむ)に覆われており、禍々しい雰囲気を放っているからだ。
家屋や商店街こそ見受けられるが、人間はおろか魔物すらもこの街には存在しない。
──そう、普段であれば。
「ひあああーーっっ!?」
慌てる猛紅竜(もうこりゅう)は、勢いよく路地裏から飛び出す。
大通りに出た彼は、ドリフトしながら方向展開して凄まじい速度で疾走を始めた。
その直後、猛紅竜が通ってきた裏路地を破壊して、1人の魔族が姿を現す。
「──ギャハハハ! 虫みてえな声出すなタコ!」
愉快げに嗤(わら)う男の名前は“ティガ”。
魔王軍の幹部として、【豪拳(ごうけん)】の2つ名を与えられている魔族である。
180cm強の背丈に加え、筋肉質なガタイと不良の様な出で立ちをしており、凶暴な性格の持ち主だ。
しかし実戦では、相手に万全の状態で自身に挑ませるなど、武人気質な一面もある。
小細工無しのステゴロでの決着を好む、人類にとって“最も強力な魔王幹部”として知られている存在だ。
「ハァ⋯ハァ⋯⋯!!」
「んん~? どこいったあ~~??」
物陰に隠れる猛紅竜は、音を殺して息を整える。
家屋と家屋の隙間からは、ギョロギョロと目を動かすティガの姿があった。
(あれは完全に、“獲物”を探す目じゃねーか⋯⋯)
ティガから視線を外し、猛紅竜は壁に寄り掛かる。
今は僅かながらでも回復に専念すべきだと、彼は深呼吸をしてゆっくりと瞬きをした。
「──よう♡」
「ふぁッ!??!!?」
猛紅竜が目を開いた瞬間だった。
満面の笑みを浮かべたティガが、猛紅竜に“壁ドン”を仕掛けたのは。
「くッ⋯⋯!!」
「いいぞぉ! 走れ走れぇ!」
走り出す猛紅竜を、ティガは追い掛けない。
「いつでも捕まえられる」とでも言わんばかりの表情で、彼は走り去る猛紅竜を見送った。
(くそっ。魔力感知が使えないせいで、周囲の地形が把握しにくいな⋯⋯)
脚力に一定の自信があった猛紅竜は、止まない冷や汗を拭いながら駆ける。
彼を悩ませていたのは、“魔力感知が展開困難”な点だった。
──「何かを認識する」には、必ずそれを「伝達する何か」がある。
「情報」が、「伝達」され、「認識」に至る訳だ。
それは音であったり、光であったり、匂いや手触りであったり。
魔力感知もまた、例外ではない。
僅かな魔力の波を飛ばし、何かにぶつかって跳ね返ってきた情報を認識する⋯⋯。
端的な話、エコロケーションと同じである。
そして、この魔王城周辺においてソレは、不可能に近い技術であった。
(──原因は、ここら辺の魔力の濃度が高いせいか?)
猛紅竜の読みは当たっていた。
魔王城の周囲は、城下町も含めて異常なまでに魔力の濃度が高くなっている。
そのせいで、“魔力の波”そのものが発せられないのだ。
例えるなら、水中で霧吹きを使っている様な状態である。
「ハァッ! ハアァッ! し、死ぬ⋯⋯!!」
今まで当然の様に出来ていた、「周囲の把握」。
それが出来なくなった事で、猛紅竜は自身の行動に対しての“正確性”が分からないでいた。
迷路の様に複雑な街中を、俯瞰(ふかん)の視点からの認識が不可となっている現状。
右に行くか、左に行くか、直進か、引き返すか。
全ての選択肢がプレッシャーとなり、猛紅竜を追い詰めていた。
──だが、しかし。
(匂いと音⋯⋯。頼れるのは、鼻と耳しかない⋯⋯!)
今まで、魔力感知という便利な能力に頼ってきた猛紅竜は、ここにきて凄まじい集中を発揮していた。
これこそが本来の力。人間では到底真似できない、魔物(ドラゴン)としての“燗筒(かんとう) 紅志(あかし)”であった。
「──あ~か~し~ちゃ~ん!!」
「うえッ!?」
──とはいえ、相手は魔物より上位の存在。
それも、魔王軍で幹部と呼ばれる程の魔族の男である。
たかが幼竜一匹など遊び相手にもならず、今までも単に様子を見ていただけ。
そして、そもそもの話だが、この城下町は魔王とその幹部が所有している場所。
圧倒的な速度など関係無く、地理を理解し利用した上で追い詰めていたのであった。
(捕まったら半殺し! 捕まったら半殺し!)
大いに焦りながら、猛紅竜は必死に駆け回る。
裏路地に入り、細かな道を駆使してティガを振り切ろうとする彼だったが、
──バゴォオオオンッッ!!
「げぇッ!?」
先回りしていたティガが、家屋を破壊して登場。
捕まった猛紅竜は、絞め殺す勢いでハグをしてくるティガから逃れようと藻掻(もが)く。
しかし、必死の抵抗も虚しく、全身の骨が砕ける音と共に彼の意識は遠のいていった。
NOW LOADING⋯
「──バカぁッッ!!」
ガツン! という鈍い音で、俺は目を覚ました。
直前に幼女の怒鳴り声が聞こえた気がしたが⋯⋯はて、何事だろうか?
というか、俺はティガと共に“特訓”の最中だったハズだが、どうなったんだっけ?
ティガに捕まった所までは覚えてるが⋯⋯
「⋯⋯ん?」
頭を擦りながら、俺は起き上がる。
そして、目に入った珍妙な光景に、思わず呆然とした。
「まず1つ! 紅志を殺そうとしないで!」
「いや、殺そうとはしてないぜ?
捕まえたから、ギューってしただけで⋯」
「ギューだけでも、あのコは死んじゃうの! 下手したらね! ハグは私も好きだけど、相手を選びなさい!
⋯⋯それに! この“特訓”のルールは、『建物を破壊しない事』でしょ!」
「あァ? それはアイツのルールだろ?
なんで俺までそれに従わなきゃなんねぇんだ?」
2人共っ! 俺の為に喧嘩しないでっ!
⋯⋯いやマジで、2人の怒りの威圧感で死にそうだから。
見ているだけでも、冗談抜きで圧(お)し潰されそうだぜ。
「⋯⋯あ、起きた? 全身の骨が折れてから治しといたけど、大丈夫? 痛くない?」
「あ、あぁ。なにも問題無い⋯⋯って、骨がなんだって??」
「いやいや。問題無いならオッケーオッケー。
取り敢えず、休憩にしよっか」
「⋯⋯いいのか? 休んでる暇なんて──」
「“力とは、厳しい鍛錬によって生まれ、それに見合った休息を取ってこそ習得に至る”。
これ、星廻龍(せいかいりゅう)直伝の修行方法だから♪」
ドヤ顔で語り、幼女はウインクをする。
何はともあれ、休めるなら有難いし、可能な限り休んでおこう。
「ったく。コイツって甘っちょろいよなぁ、紅志?」
「ゑッ!? いや、そんな事はないと⋯⋯」
「なにぃ? 甘ったれてんじゃねえーぞ!
⋯⋯よォし。次の特訓は、更に難易度を上げてやるぜ!!」
「か、カンベンして⋯⋯」
俺の肩に手を回すティガは、さながらダル絡みしてくる上司や先輩の様。
しかし、どこか嫌悪感というものが湧いてこないのは、何故だろうか。
⋯⋯まぁ多分、ティガも魔王と同じで、格下に対して排他的な感情を向けていないのが原因だろう。
顔も言葉使いも怖いトコがあるが、あくまで“そういうキャラクター”って感じがする。
仲良くなれたら、楽しいヤツなんだろうなぁ。
「⋯⋯フフッ♪」
「ぉん? 何笑ってんだ、アルノヴィア」
「べっつにぃー??
あんまり、紅志をいじめちゃダメだからねー?」
どこか愉快げな幼女は、純白のワンピースを靡(なび)かせる。
不思議なその様子に、同時に首を傾げる俺とティガであった。
【本日の修行内容】
・体力、及び脚力の向上を旨とした特訓を実施。
凶暴なティガが相手になる事で恐怖心を煽り、全力での疾走を長時間行わせた。
加えて、街中での特訓により、小回り・立ち回りのセンスを把握した。改善の余地は、大いにアリ。
今後の特訓次第では、大幅な伸びが予想される──⋯
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
異世界宿屋の住み込み従業員
熊ごろう
ファンタジー
なろう様でも投稿しています。
真夏の昼下がり歩道を歩いていた「加賀」と「八木」、気が付くと二人、見知らぬ空間にいた。
そこに居たのは神を名乗る一組の男女。
そこで告げられたのは現実世界での死であった。普通であればそのまま消える運命の二人だが、もう一度人生をやり直す事を報酬に、異世界へと行きそこで自らの持つ技術広めることに。
「転生先に危険な生き物はいないからー」そう聞かせれていたが……転生し森の中を歩いていると巨大な猪と即エンカウント!? 助けてくれたのは通りすがりの宿の主人。
二人はそのまま流れで宿の主人のお世話になる事に……これは宿屋「兎の宿」を中心に人々の日常を描いた物語。になる予定です。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ごめんみんな先に異世界行ってるよ1年後また会おう
味噌汁食べれる
ファンタジー
主人公佐藤 翔太はクラスみんなより1年も早く異世界に、行ってしまう。みんなよりも1年早く異世界に行ってしまうそして転移場所は、世界樹で最強スキルを実でゲット?スキルを奪いながら最強へ、そして勇者召喚、それは、クラスのみんなだった。クラスのみんなが頑張っているときに、主人公は、自由気ままに生きていく
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる