1 / 8
プロローグ
第一話 タイムワープ
しおりを挟む
【あらすじ】
日本は太平洋戦争に勝利し、史実のアメリカのような存在になっていた。民主化も進み、1968年には、完全に民主主義になっていた。そんな日本が勝ったのは、ある艦隊がやってきたことであるらしい。人呼んで「神の機動部隊」である...
【本編】
2024年2月17日 太平洋洋上
晴天の朝。大艦隊が太平洋を横断する。
日本艦隊だ。
空母赤城・加賀・飛龍・蒼龍・戦艦大和・金剛・長門・伊勢などを中核とする大艦隊である。(太平洋戦争時のものではありません)
赤城艦内...
「よし!日米共同訓練はそろそろか」
俺は、初の日米共同演習を前に、緊張と興奮が抑えられなかった。すると、
「目の前にスコール(嵐)を発見!全乗組員は、艦内に退避せよ!」
俺は、このことを聞いて、少し、不安になった。だって初のスコールなのだから。そうして焦っていると、
「大丈夫か?」
俺は一瞬驚いた。何故なら、横には連合艦隊司令長官であり、あの東郷平八郎元帥の子孫である 東郷三六司令長官が横にいたのだから。
「うあぁ⁉」
頭の中が真っ白になり、とっさに敬礼をした。
「何故、東郷司令長官が私のような下士官の横に?」
俺は、恐る恐る東郷長官に聞いた。
「ん?あぁ初めて乗るらしいからな。スコールがきて、不安になっていないかと思ってこっそりと抜け出してきた」
俺は、顔にこそ出さなかったものの心の中で、苦笑いをしていた。だって東郷司令長官ともあろうお方がこんな人だったなんて
ゴゴゴゴゴ
「うあぁ⁉何!」
俺はもう驚いた
「なんだ⁉スコールにしてはひどい!」
こんなにも東郷司令長官が驚くなんて...
「すまん!艦橋に戻る!また後で!」
タッタタッタ
「状況は?」
俺は、東郷三六。東郷平八郎の子孫だ。
「かなりひどいです」
「....よし!全艦に通達!最大速力で、スコールを抜けろ!」
大丈夫か....?
「あぁ!あれは...台風だ!」
「何だって⁉」
いや、そんなことはない。さっきまで、快晴だった。それに、今は、冬だぞ?台風が起きるはずがない。何かおかしい。
「十二時方向に渦巻きを発見!」
なんだって!
「面舵いっぱい!全力で回避せよ!」
「はい!」
どうなっているんだ..
「一時方向にも渦巻きを発見しました!回避不可能です!」
「どうなっている....くそ!全乗組員に次ぐ!いままでよく頑張った!来世でも頑張れ!」
ガガガガガ
日本艦隊は一隻残らず太平洋洋上で姿を消した。
...........
「んんん?俺は死んだはずだよな..『ですよね....』あぁお前はあの時の下士官!大丈夫か?」
俺が、慌てて聞くと、
「大丈夫です。渦巻きに巻き込まれた時に、頭を打ったみたいですけど。」
「そうか。良かった」
俺は、ホッとしていると、
「すいません....変な無線音と、ラジオの音が聞こえるんですが...しかも、本国とも連絡がつきませんし。」
俺は、訳が分からなかった。混乱していると、
「どこからか入電です!『トラ・トラ・トラ』です。」
俺は驚いた。
「『トラ・トラ・トラ』って真珠湾攻撃⁉」
日本は太平洋戦争に勝利し、史実のアメリカのような存在になっていた。民主化も進み、1968年には、完全に民主主義になっていた。そんな日本が勝ったのは、ある艦隊がやってきたことであるらしい。人呼んで「神の機動部隊」である...
【本編】
2024年2月17日 太平洋洋上
晴天の朝。大艦隊が太平洋を横断する。
日本艦隊だ。
空母赤城・加賀・飛龍・蒼龍・戦艦大和・金剛・長門・伊勢などを中核とする大艦隊である。(太平洋戦争時のものではありません)
赤城艦内...
「よし!日米共同訓練はそろそろか」
俺は、初の日米共同演習を前に、緊張と興奮が抑えられなかった。すると、
「目の前にスコール(嵐)を発見!全乗組員は、艦内に退避せよ!」
俺は、このことを聞いて、少し、不安になった。だって初のスコールなのだから。そうして焦っていると、
「大丈夫か?」
俺は一瞬驚いた。何故なら、横には連合艦隊司令長官であり、あの東郷平八郎元帥の子孫である 東郷三六司令長官が横にいたのだから。
「うあぁ⁉」
頭の中が真っ白になり、とっさに敬礼をした。
「何故、東郷司令長官が私のような下士官の横に?」
俺は、恐る恐る東郷長官に聞いた。
「ん?あぁ初めて乗るらしいからな。スコールがきて、不安になっていないかと思ってこっそりと抜け出してきた」
俺は、顔にこそ出さなかったものの心の中で、苦笑いをしていた。だって東郷司令長官ともあろうお方がこんな人だったなんて
ゴゴゴゴゴ
「うあぁ⁉何!」
俺はもう驚いた
「なんだ⁉スコールにしてはひどい!」
こんなにも東郷司令長官が驚くなんて...
「すまん!艦橋に戻る!また後で!」
タッタタッタ
「状況は?」
俺は、東郷三六。東郷平八郎の子孫だ。
「かなりひどいです」
「....よし!全艦に通達!最大速力で、スコールを抜けろ!」
大丈夫か....?
「あぁ!あれは...台風だ!」
「何だって⁉」
いや、そんなことはない。さっきまで、快晴だった。それに、今は、冬だぞ?台風が起きるはずがない。何かおかしい。
「十二時方向に渦巻きを発見!」
なんだって!
「面舵いっぱい!全力で回避せよ!」
「はい!」
どうなっているんだ..
「一時方向にも渦巻きを発見しました!回避不可能です!」
「どうなっている....くそ!全乗組員に次ぐ!いままでよく頑張った!来世でも頑張れ!」
ガガガガガ
日本艦隊は一隻残らず太平洋洋上で姿を消した。
...........
「んんん?俺は死んだはずだよな..『ですよね....』あぁお前はあの時の下士官!大丈夫か?」
俺が、慌てて聞くと、
「大丈夫です。渦巻きに巻き込まれた時に、頭を打ったみたいですけど。」
「そうか。良かった」
俺は、ホッとしていると、
「すいません....変な無線音と、ラジオの音が聞こえるんですが...しかも、本国とも連絡がつきませんし。」
俺は、訳が分からなかった。混乱していると、
「どこからか入電です!『トラ・トラ・トラ』です。」
俺は驚いた。
「『トラ・トラ・トラ』って真珠湾攻撃⁉」
11
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
明日の海
山本五十六の孫
歴史・時代
4月7日、天一号作戦の下、大和は坊ノ岬沖海戦を行う。多数の爆撃や魚雷が大和を襲う。そして、一発の爆弾が弾薬庫に被弾し、大和は乗組員と共に轟沈する、はずだった。しかし大和は2015年、戦後70年の世へとタイムスリップしてしまう。大和は現代の艦艇、航空機、そして日本国に翻弄される。そしてそんな中、中国が尖閣諸島への攻撃を行い、その動乱に艦長の江熊たちと共に大和も巻き込まれていく。
世界最大の戦艦と呼ばれた戦艦と、艦長江熊をはじめとした乗組員が現代と戦う、逆ジパング的なストーリー←これを言って良かったのか
主な登場人物
艦長 江熊 副長兼砲雷長 尾崎 船務長 須田 航海長 嶋田 機関長 池田
【新訳】帝国の海~大日本帝国海軍よ、世界に平和をもたらせ!第一部
山本 双六
歴史・時代
たくさんの人が亡くなった太平洋戦争。では、もし日本が勝てば原爆が落とされず、何万人の人が助かったかもしれないそう思い執筆しました。(一部史実と異なることがあるためご了承ください)初投稿ということで俊也さんの『re:太平洋戦争・大東亜の旭日となれ』を参考にさせて頂きました。
これからどうかよろしくお願い致します!
ちなみに、作品の表紙は、AIで生成しております。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
異世界災派 ~1514億4000万円を失った自衛隊、海外に災害派遣す~
ス々月帶爲
ファンタジー
元号が令和となり一年。自衛隊に数々の災難が、襲い掛かっていた。
対戦闘機訓練の為、東北沖を飛行していた航空自衛隊のF-35A戦闘機が何の前触れもなく消失。そのF-35Aを捜索していた海上自衛隊護衛艦のありあけも、同じく捜索活動を行っていた、いずも型護衛艦2番艦かがの目の前で消えた。約一週間後、厄災は東北沖だけにとどまらなかった事を知らされた。陸上自衛隊の車両を積載しアメリカ合衆国に向かっていたC-2が津軽海峡上空で消失したのだ。
これまでの損失を計ると、1514億4000万円。過去に類をみない、恐ろしい損害を負った防衛省・自衛隊。
防衛省は、対策本部を設置し陸上自衛隊の東部方面隊、陸上総隊より選抜された部隊で混成団を編成。
損失を取り返すため、何より一緒に消えてしまった自衛官を見つけ出す為、混成団を災害派遣する決定を下したのだった。
派遣を任されたのは、陸上自衛隊のプロフェッショナル集団、陸上総隊の隷下に入る中央即応連隊。彼等は、国際平和協力活動等に尽力する為、先遣部隊等として主力部隊到着迄活動基盤を準備する事等を主任務とし、日々訓練に励んでいる。
其の第一中隊長を任されているのは、暗い過去を持つ新渡戸愛桜。彼女は、この派遣に於て、指揮官としての特殊な苦悩を味い、高みを目指す。
海上自衛隊版、出しました
→https://ncode.syosetu.com/n3744fn/
※作中で、F-35A ライトニングⅡが墜落したことを示唆する表現がございます。ですが、実際に墜落した時より前に書かれた表現ということをご理解いただければ幸いです。捜索が打ち切りとなったことにつきまして、本心から残念に思います。搭乗員の方、戦闘機にご冥福をお祈り申し上げます。
「小説家になろう」に於ても投稿させて頂いております。
→https://ncode.syosetu.com/n3570fj/
「カクヨム」に於ても投稿させて頂いております。
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889229369
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる