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第三章 日本近海大海戦
第六十七話後篇 ソロモン海戦⑥第三艦隊の死闘③
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「てぇ!」
アメリカ艦隊は、日本空母扶桑、山城に向け砲撃を開始した。日本艦隊には戦艦の直掩がいなかったっため扶桑、山城は思うがままにされる。しかし、元戦艦。なかなか装甲を貫通できない。それどころか、アメリカ重巡が山城の20.3サンチ単装砲に返り討ちにされる。仕方なく、アメリカ艦隊は攻撃を中止。この海域を後にした。しかし、伊勢・日向はユナイテッド・ステーツの猛攻にさらされていた。この攻撃により日向が炎上。傾斜が10度になっていた。他にも扶桑が誘爆。転覆した。数時間後、扶桑は沈没する。しかし、山城、伊勢はスコールに逃げ込めたため被害は軽微であった。その後、日向も誘爆を起こし沈没する。残った空母二隻は命を懸けて戦った空母二隻を見て、復讐に燃える。その後計100機の第二次攻撃隊が発艦する。この中には先に何とか帰投した、佐藤大尉の姿も見えた。そして、新型攻撃機『零式艦上攻撃機』通称零攻39機による大規模雷撃が始まる。これにより、敵駆逐が12隻沈没する。続いてこれまた新型の『零式艦上爆撃機』通称零爆41機による大規模空襲が始まる。これが、1944年5月28日16:12のことだった。ユナイテッド・ステーツはVT信管の影響で直掩機を出すことが出来ず、思うがままにされることとなる。500㎏爆弾が計12発ユナイテッド・ステーツの飛行甲板に直撃する。しかし、それでもなおユナイテッド・ステーツは、何もなかったかのように航行している。伊勢艦長は戦後このように証言している。
「あれは、化け物だ」
と。
空母伊勢艦橋
「敵空母未だに航行中!!!」
その報告に伊勢艦長は絶望していた。
(本当に勝てるのだろうか......いや、艦長がそのようなことを思ってはいけない!絶対に勝つ!!)
「第二次攻撃隊発艦始め!!!」
これとともに空母二隻から計99機が発艦する。
(これで、両空母の格納庫は空だ。後は頼んだぞ、佐藤...)
第二次攻撃隊隊長 佐藤機
「我々も第一次攻撃隊に続くぞ!!!!」
「了解!!!!」
後書き
零攻と零爆の名前の由来は1940年に設計された攻撃機と爆撃機を一部改良したものでこれが設計された1940年の皇年の年が由来とされています...............................................................................................
アメリカ艦隊は、日本空母扶桑、山城に向け砲撃を開始した。日本艦隊には戦艦の直掩がいなかったっため扶桑、山城は思うがままにされる。しかし、元戦艦。なかなか装甲を貫通できない。それどころか、アメリカ重巡が山城の20.3サンチ単装砲に返り討ちにされる。仕方なく、アメリカ艦隊は攻撃を中止。この海域を後にした。しかし、伊勢・日向はユナイテッド・ステーツの猛攻にさらされていた。この攻撃により日向が炎上。傾斜が10度になっていた。他にも扶桑が誘爆。転覆した。数時間後、扶桑は沈没する。しかし、山城、伊勢はスコールに逃げ込めたため被害は軽微であった。その後、日向も誘爆を起こし沈没する。残った空母二隻は命を懸けて戦った空母二隻を見て、復讐に燃える。その後計100機の第二次攻撃隊が発艦する。この中には先に何とか帰投した、佐藤大尉の姿も見えた。そして、新型攻撃機『零式艦上攻撃機』通称零攻39機による大規模雷撃が始まる。これにより、敵駆逐が12隻沈没する。続いてこれまた新型の『零式艦上爆撃機』通称零爆41機による大規模空襲が始まる。これが、1944年5月28日16:12のことだった。ユナイテッド・ステーツはVT信管の影響で直掩機を出すことが出来ず、思うがままにされることとなる。500㎏爆弾が計12発ユナイテッド・ステーツの飛行甲板に直撃する。しかし、それでもなおユナイテッド・ステーツは、何もなかったかのように航行している。伊勢艦長は戦後このように証言している。
「あれは、化け物だ」
と。
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その報告に伊勢艦長は絶望していた。
(本当に勝てるのだろうか......いや、艦長がそのようなことを思ってはいけない!絶対に勝つ!!)
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(これで、両空母の格納庫は空だ。後は頼んだぞ、佐藤...)
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「了解!!!!」
後書き
零攻と零爆の名前の由来は1940年に設計された攻撃機と爆撃機を一部改良したものでこれが設計された1940年の皇年の年が由来とされています...............................................................................................
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