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第三章 日本近海超決戦

第六十四話 ソロモン攻防戦③ソロモン航空戦

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「全機散開!」
隊長機が命令を出すも遅い。ただでさえ機体がでかいB31だ。散開できるはずがない。これにより紫電の餌食となる。紫電の35㎜二門がB31めがけて飛ぶ。さすが35㎜。敵機は火を噴かずとも煙を出した。

「⁉我らがB31が.........」
アメリカ陸軍第12軍の司令官トランプは、頭を抱えていた。
B31がやられては.....ん?まてよ。今のうちに後方支援部隊を後方から進ませ気を引かせるとと同時に総力をあげて突撃すればいいのでは?どちらにせよ、勝てる見込みは少ないのだから。うん。勝てないなら被害を与えよう。
トランプはこう決心した。
「全部隊に次ぐ、我らはこれより――」
「了解!」


「敵重戦車突撃してきます!」
「なんだと!迎撃せよ!!」
「それが左右からも敵シャーマン隊が進行しており、全兵力での敵重戦車対処は不可能です」
「くそ!これでは勝っても被害がすごいことになる!これで敵第2波が来ると.......」
考えるだけでも恐ろしい。
「電探に新たな反応!」「首脳部より入電!後方に退避せよです」
「......仕方がない。撤退だ!出来るだけ物を載せていけ!!」
「了解!」


「敵部隊撤退します!」
「ふっ。我らに恐れをなしt 」
〔ダーン!〕
「⁉」


「ふぅ。何とか間に合ったか。久しぶりに暴れるか。武蔵、信濃、飛騨は大和に続け!撃ち~方はじめ!!」
各艦の四十六糎砲が唸る。

そうゆうことか。撤退命令はこのためだったのか。
「反転!いつでも突撃できるように準備!味方艦隊の艦砲射撃が終了次第突撃開始!!」
終わりだ!!!!!
「四式と一式は突撃開始!!!」
突然の砲撃にアメリカ軍は混乱。そこに計67両の四式重戦車と一式砲戦車が突入する。それに呼応するかのようについ先に到着した40機の栄華爆撃隊が敵上陸艦隊&敵後方支援隊に猛攻を加える。と、同時に大和以下戦艦四隻は半分以上の戦力を敵艦隊にあて、敵艦隊殲滅に努力する。
そして攻防の末、最後の一両を四式重戦車が攻撃。撃破し、ここにソロモン攻防戦は二時間の戦いに幕を下ろした。【後書き】
まさかの戦艦大和以下四十六糎砲搭載艦の登場でしたが、最近聯合艦隊が出てない気がして、思ったんです。と。んで、大和艦隊が出たというわけです。てか、早く聯合艦隊戦を出したい(←いわゆる史実のレイテ沖海戦みたいなの)とずっと思っています。とにかく、感想の方よろしくお願いします。
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