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第三章 日本近海超決戦
第四十九話 八丈島沖海戦①
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一機戦の編成は、
航空戦艦『甲斐』、『越後』、『敷島』
巡洋戦艦『摂津』
航空巡洋艦『鈴谷』、『熊野』
超甲巡洋艦『鹿児島』、『新潟』
鉄鋼巡洋艦『さつま』
重巡洋艦『利根』、『高雄』、『古鷹』
軽巡洋艦『天龍』、『長良』
駆逐艦『松』、『梅』、『橘』、『竹』、『桜』、『吹雪』、『天津風』、『流星』
重駆逐艦『あきやま』
軽戦艦『柳』
護衛戦艦『呂炎』
潜水艦『ト400~410号』、『伊70~75号』、『呂300~305号』
その他(補給艦など)十隻
計 55隻
甲斐、越後は、同系艦であり、甲斐型航空戦艦であり、真ん中にY字型の飛行甲板があって51㎝三連装砲三基、23.6㎝三連装砲が六基ある。その他対空兵装は、120㎜砲が艦艇に両舷各10基ずつあり、40㎜五連装機銃が30基、超10サンチ高角砲十基、7㎜ニ連装機銃20基であってとてつもない防空力を誇る。全長は驚異の310mを誇り、満載排水量七万五千T。搭載機は、二式艦上戦闘機こと、風翔改。補用合わせ19機。他にも三式爆撃機 栄華改、21機。三式攻撃機 凌駕改、23機の計53機と、とてつもない搭載量を誇る。そう。世界最強の戦闘艦(戦艦)なのである。
一機戦は、日本有数の最強艦隊である。こんな最強艦隊が聯合艦隊に組まれてない理由は一つ。聯合艦隊に編入されると、本土防衛の四分の一が消えることになるからである。ただ、それだけ。
3月3日09:00、八丈島南東645海里 一機戦旗艦 甲斐
「はぁ。緊張が抜けない」
草鹿が呟く。
「そうですね」
航空参謀の秋山 纒が賛同する。
「最後の決戦と行くか」
「ですね!」
事態が動き出したのはこれから一時間後のことである。
10:00
「偵察中の利根四号機より入電!『艦隊北東30海里ニテ敵艦隊発見セリ!』」
「よし。準備しておいた第一次攻撃隊発艦始め!」
計62機が飛び立った。隊長はあの真珠湾攻撃を指揮した、淵田少佐である。
10:15
「あれは、エセックス級空母か。」
この時、淵田は思った。片方の空母からしか戦闘機が出ていない。しかし、もう片方は飛行甲板上に攻撃機がそろっている。そう。これは、片方の空母は戦闘機を搭載していないということである。ということは、戦闘機を搭載している方の空母を撃沈すれば、戦闘機の邪魔が入らないということである。そういうことで、空母 バンカー・ヒルに攻撃が集中し、魚雷五、徹甲爆弾三が命中し、追加で火災、浸水が発生。必死のダメージコントロールもむなしく、転覆した。その後もう一隻のイントレピッドにも攻撃が集中し、運悪く誘爆が発生。艦橋付近で爆発が起き、目を開けると目の前の艦橋が消えていたとの証言があるほどの衝撃であった。そして、艦橋を失ったため統率が取れなくなり、そのまま沈没。護衛艦も攻撃が集中し、
10:40には、第二次攻撃隊と艦隊が到着。二層の攻撃で完膚なきまでに叩きのめした。
その頃、政治では、中曽根総理大臣(1943年に)が、三菱、住友、三井、安田の四大財閥を解体。分離させた。民主化にも取り組み、この頃には民主化のめどが立ってきていた。軍部の暴走も東条英機前総理大臣と昭和天皇が止めていた。
航空戦艦『甲斐』、『越後』、『敷島』
巡洋戦艦『摂津』
航空巡洋艦『鈴谷』、『熊野』
超甲巡洋艦『鹿児島』、『新潟』
鉄鋼巡洋艦『さつま』
重巡洋艦『利根』、『高雄』、『古鷹』
軽巡洋艦『天龍』、『長良』
駆逐艦『松』、『梅』、『橘』、『竹』、『桜』、『吹雪』、『天津風』、『流星』
重駆逐艦『あきやま』
軽戦艦『柳』
護衛戦艦『呂炎』
潜水艦『ト400~410号』、『伊70~75号』、『呂300~305号』
その他(補給艦など)十隻
計 55隻
甲斐、越後は、同系艦であり、甲斐型航空戦艦であり、真ん中にY字型の飛行甲板があって51㎝三連装砲三基、23.6㎝三連装砲が六基ある。その他対空兵装は、120㎜砲が艦艇に両舷各10基ずつあり、40㎜五連装機銃が30基、超10サンチ高角砲十基、7㎜ニ連装機銃20基であってとてつもない防空力を誇る。全長は驚異の310mを誇り、満載排水量七万五千T。搭載機は、二式艦上戦闘機こと、風翔改。補用合わせ19機。他にも三式爆撃機 栄華改、21機。三式攻撃機 凌駕改、23機の計53機と、とてつもない搭載量を誇る。そう。世界最強の戦闘艦(戦艦)なのである。
一機戦は、日本有数の最強艦隊である。こんな最強艦隊が聯合艦隊に組まれてない理由は一つ。聯合艦隊に編入されると、本土防衛の四分の一が消えることになるからである。ただ、それだけ。
3月3日09:00、八丈島南東645海里 一機戦旗艦 甲斐
「はぁ。緊張が抜けない」
草鹿が呟く。
「そうですね」
航空参謀の秋山 纒が賛同する。
「最後の決戦と行くか」
「ですね!」
事態が動き出したのはこれから一時間後のことである。
10:00
「偵察中の利根四号機より入電!『艦隊北東30海里ニテ敵艦隊発見セリ!』」
「よし。準備しておいた第一次攻撃隊発艦始め!」
計62機が飛び立った。隊長はあの真珠湾攻撃を指揮した、淵田少佐である。
10:15
「あれは、エセックス級空母か。」
この時、淵田は思った。片方の空母からしか戦闘機が出ていない。しかし、もう片方は飛行甲板上に攻撃機がそろっている。そう。これは、片方の空母は戦闘機を搭載していないということである。ということは、戦闘機を搭載している方の空母を撃沈すれば、戦闘機の邪魔が入らないということである。そういうことで、空母 バンカー・ヒルに攻撃が集中し、魚雷五、徹甲爆弾三が命中し、追加で火災、浸水が発生。必死のダメージコントロールもむなしく、転覆した。その後もう一隻のイントレピッドにも攻撃が集中し、運悪く誘爆が発生。艦橋付近で爆発が起き、目を開けると目の前の艦橋が消えていたとの証言があるほどの衝撃であった。そして、艦橋を失ったため統率が取れなくなり、そのまま沈没。護衛艦も攻撃が集中し、
10:40には、第二次攻撃隊と艦隊が到着。二層の攻撃で完膚なきまでに叩きのめした。
その頃、政治では、中曽根総理大臣(1943年に)が、三菱、住友、三井、安田の四大財閥を解体。分離させた。民主化にも取り組み、この頃には民主化のめどが立ってきていた。軍部の暴走も東条英機前総理大臣と昭和天皇が止めていた。
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