【新訳】帝国の海~大日本帝国海軍よ、世界に平和をもたらせ!第一部

山本 双六

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第三章 日本近海大海戦

第三十五話 横浜空戦前半

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日本本土 海軍軍令部
「空母『龍驤』より、入電!『本土上空二注意サレタシ』」

「本土上空?」

ダッダダッダ!  ガチャ

「失礼します!」

「何事だ?」

「横須賀の戦艦肥後が、正体不明の航空機を補足したとのことです!」

「重爆か?」

「そのようです」

重爆なら、新型爆弾の情報が気になる。街を一つ丸ごと吹き飛ばす威力だと聞いている。もし、その目標が、東京なら..........................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................

海軍大臣の『原 蒼』は、数分の沈黙の後、一つの答えを、導き出した。

「奴が東京に到着するまでに、しばく!そういえば、最近新設した、館山航空隊に、連絡!新型戦闘機の使用を許可する!」

「えっ⁉あの、新型機を?」

「あぁ」

「了解しました」

..............................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................

「連絡がとれました。敵機が横浜上空に到達するころに、戦闘が開始される見込みです」

「分かった。一応、鳳炎航空隊の、岩本隊にも、連絡しておいてくれ」

「了解!」

たのんだぞ....

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「敵機見ユ!!」
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