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第三章 日本近海超決戦

第三十四話 マリアナ近海海戦⑤アメリカ太平洋艦隊、第二聯合機動艦隊二敗北セリ

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岩湧は、亜米利加に、ばれずに任務を遂行した。現在、噴進弾を使用可能なのは、日本のみ。とはいえ、この艦の存在がばれるのは、いろいろと、めんどくさかったのだ。そして、アメリカ艦隊は、まさかの、レパルスⅡが撃沈されるとは思わず。ひと時の沈黙が流れていた。しかし、岩湧は、試験も含めてなので、最大120発の小型噴進弾、普通のなら、75発搭載可能なところ、35発にしていたのだ。そのため、全噴進弾を打ち尽くしていた。まぁ、亜米利加太平洋艦隊に多大な恐怖を与えたのは事実であった。こうして、魚雷を打ち尽くした、第二駆逐隊、せいよう、岩湧は、安全のため、一度本土に帰投することになった。そして、その代わりに、現地に来たのは....


六万トン級装甲空母だった、鳳炎は1943年のアンカレジ攻略の数か月前から、大規模改装が、開始され、格納庫、飛行甲板、武装、もろともを、新型にして、日本、いや、世界最大の装甲空母として生まれ変わった。そして、艦載機も。艦戦は、に。風翔改は、風翔の航続距離を驚異の4000㎞にまで、上げ、武装も、30㎜機関砲を三門、20㎜機関銃を二挺と、最強の艦戦になっていた。攻撃機には、鳳炎が専用の、
に。艦爆には、が、搭載された。

「鳳炎より入電!『我、コレヨリ、航空戦ノ指揮ヲ取ル』」

「我らも、艦載機発艦させるか。九八式艦攻と、一〇ひとまる式艦爆、久遠も、発艦させろ」
久遠は、別名、一式艦上戦闘機ともいわれ、開戦初期から、零戦にならぶ、主力艦戦である。

総勢368機による、マリアナ近海海戦の勝敗を分ける、大決戦が幕を開ける。


「「敵艦見ユ!!」」

亜米利加、日本艦載機は、ほぼ同時に、敵艦隊をとらえた。(この時は、両艦隊離れていた)

先に、攻撃を仕掛けたのは...........................................................................................................

「てぇー!」
栄華から、80番800㎏爆弾が、放たれた。

ダーン!

「命中!」

またしても、アメリカ空母に、爆弾が命中する。その空母は、なんとか浮いているとはいえ、最悪の状態であった。これにより、アメリカ艦隊は、撤退。ほどなくして、マリアナは、奪還された。
しかし、角田は、違和感を覚えた。
【日本を奪いに来ているのなら、弱すぎる。それに、さっき見えた、飛行機は、なんだ?.....まさか。】
ふと、角田には、新型爆弾の情報が耳に入っていた。

「本土に打電!『本土上空二注意サレタシ』」

そして、第六、第三艦隊は、併合され、第二聯合機動艦隊に名を変えた。司令長官には、角田覚治が任命。旗艦の空母『龍驤』の、艦長を務めつつの司令長官任命であった。
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