【新訳】帝国の海~大日本帝国海軍よ、世界に平和をもたらせ!第一部

山本 双六

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第二章 アメリカ本土爆撃

第十八話 ガラパゴス沖海戦①

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「着弾五秒前!来ます!」

ダーン!

「被害報告!」

「左舷中央に被弾!高角砲・機銃の四分の一を失い、対空防御能力が下がりました!」

やばい...

「レーダーに多数の飛行物体...敵襲です!」

まじか...

「本国に打電!応戦しろ!三番自由射撃、二番九八式対空気化弾装填!自由対空射撃!砲術長、一番目標、敵戦艦、七六式徹甲弾装填。交互打ち方」

「了~解!一番発射準備完了!いつでもどうぞ」

「打ち~方はじめ!」

ドカーン!ドカーン!ダダダダ!バン!バン!

「..........着弾10秒前、9、8、7、6、5、4、3、2、1、今!だ~んちゃーく!」

「敵機影なくなりました!」

「このまま主砲一番から三番、副砲一番から二番にて、一斉射撃を行う!砲術長」

「もう準備できてるよ~いつでも」

「ふぅ~。てぇー!」

「着弾!敵艦轟沈!」

豆知識・・・九八式対空気化弾

九八式対空気化弾は三式弾と対空気化弾が合わさったみたいなもので、まず発射されると、三式弾のように散らばり、そこから、対空気化弾のように爆発するのですが、爆発するというか、爆発して、航空機を叩く。つぎに熱波で破壊、それでも無理な場合は爆発したときに三式弾のなかの気化弾の中にある爆弾が赤外線レーザーを使って、破壊って感じです。

  
 
 
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