【新訳】帝国の海~大日本帝国海軍よ、世界に平和をもたらせ!第一部

山本 双六

文字の大きさ
上 下
14 / 77
第二章 アメリカ本土爆撃

第十七話 パナマ超運河爆撃③

しおりを挟む
東郷艦隊旗艦「肥前」

未だに四隻も残っているとは...こうなったら
「これより、戦艦『肥前』・『肥後』・『金剛』・『比叡』による、統制射撃を行う!」

「了解!こちら、肥前。これより、肥前型二隻、金剛型二隻による、統制射撃を行う」

「砲術長、目標潜水艦四隻、位置は、『照葉』のデータをもとに。交互打ち方」

「了解!」

ヒューン

「射撃準備良し!」

「各艦に打電。肥前発射準備完了」

「「「こちら肥後・金剛・比叡発射準備完了!」」」

「打ち~方はじめ!」


「「「「ダン!ダン!ダン!ダン!」」」」


ヒュー バシャン!キュー...ダン!ダン!ダン!

「敵潜全艦轟沈!」

「やったか...」


アメリカ ワシントンD.C. ホワイトハウス

「なんだと⁉潜水艦隊が全滅⁉そんな馬鹿な!十隻だぞ!しかも、新型の。ミッドウェーで空母四隻、そのうち新型二隻を失い、新型潜水艦十隻をまた失った!どうゆうことだ⁉」

「しかし...」

「しかしも何もない!早急に対策を考えろ!」


ダッダダッダ ドン!ドン!

「ハァハァ。失礼します!パナマ超運河が、攻撃されました!」

「なんだって⁉」


少し前。第三次攻撃隊が発艦したころ。パナマ超運河。第一次攻撃隊



「パナマ超運河見えました!」

「よし!魚雷発射用意!.....てぇー!」

「OK!爆撃用意!...........てぇー!」

パシャーン!ヒュー

「「ダーン!」」

「よし!後は第二次・第三次に任せて、帰投するぞ!」

ヒューン

第二次攻撃隊

「てぇー!」

第三次攻撃隊

「てぇー!」

第四次?

「FIシステム起動!これより、大和型三隻にて、統制射撃を行う!」

「了解~これより、大和型三隻にて、統制射撃を行う」

「砲術長、目標、パナマ超運河、三式弾で交互打ち方」

「了解です!」

ウィーン

「第一砲塔射撃準備完了!」、「第二砲塔射撃準備完了!」、「第三砲塔射撃準備完了!」、「第一副砲射撃準備完了」、「第二副砲射撃準備完了~」、「全砲塔射撃準備完了!」

「「武蔵、信濃、射撃準備完了!」」

「打ち~方はじめ!」

ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!

「「「ヒュー ダーン!ダーン!ダーン!ダーン!バーン!バーン!」」」

「目標破壊確認!」

「これより、帰投する!取り舵一杯!」

「取り~舵!取り~舵!取り舵一杯ヨーソロー!」

東郷艦隊旗艦肥前
「大和型三隻よくやったなぁ~俺らも役目終わったし、帰投...」

ビー!ビー!

「なんだ⁉」

「砲弾飛来警報です!」

「えっ⁉そんなのあったっけ?それより、取り舵一杯ヨーソロー!」

「取り~舵!取り~舵!最大速力取り舵一杯ヨーソロー!」

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

大日本帝国、アラスカを購入して無双する

雨宮 徹
歴史・時代
1853年、ロシア帝国はクリミア戦争で敗戦し、財政難に悩んでいた。友好国アメリカにアラスカ購入を打診するも、失敗に終わる。1867年、すでに大日本帝国へと生まれ変わっていた日本がアラスカを購入すると金鉱や油田が発見されて……。 大日本帝国VS全世界、ここに開幕! ※架空の日本史・世界史です。 ※分かりやすくするように、領土や登場人物など世界情勢を大きく変えています。 ※ツッコミどころ満載ですが、ご勘弁を。

タイムワープ艦隊2024

山本 双六
SF
太平洋を横断する日本機動部隊。この日本があるのは、大東亜(太平洋)戦争に勝利したことである。そんな日本が勝った理由は、ある機動部隊が来たことであるらしい。人呼んで「神の機動部隊」である。 この世界では、太平洋戦争で日本が勝った世界戦で書いています。(毎回、太平洋戦争系が日本ばかり勝っ世界線ですいません)逆ファイナルカウントダウンと考えてもらえればいいかと思います。只今、続編も同時並行で書いています!お楽しみに!

皇国の栄光

ypaaaaaaa
歴史・時代
1929年に起こった世界恐慌。 日本はこの影響で不況に陥るが、大々的な植民地の開発や産業の重工業化によっていち早く不況から抜け出した。この功績を受け犬養毅首相は国民から熱烈に支持されていた。そして彼は社会改革と並行して秘密裏に軍備の拡張を開始していた。 激動の昭和時代。 皇国の行く末は旭日が輝く朝だろうか? それとも47の星が照らす夜だろうか? 趣味の範囲で書いているので違うところもあると思います。 こんなことがあったらいいな程度で見ていただくと幸いです

日は沈まず

ミリタリー好きの人
歴史・時代
1929年世界恐慌により大日本帝國も含め世界は大恐慌に陥る。これに対し大日本帝國は満州事変で満州を勢力圏に置き、積極的に工場や造船所などを建造し、経済再建と大幅な軍備拡張に成功する。そして1937年大日本帝國は志那事変をきっかけに戦争の道に走っていくことになる。当初、帝國軍は順調に進撃していたが、英米の援蔣ルートによる援助と和平の断念により戦争は泥沼化していくことになった。さらに1941年には英米とも戦争は避けられなくなっていた・・・あくまでも趣味の範囲での制作です。なので文章がおかしい場合もあります。 また参考資料も乏しいので設定がおかしい場合がありますがご了承ください。また、おかしな部分を次々に直していくので最初見た時から内容がかなり変わっている場合がありますので何か前の話と一致していないところがあった場合前の話を見直して見てください。おかしなところがあったら感想でお伝えしてもらえると幸いです。表紙は自作です。

風を翔る

ypaaaaaaa
歴史・時代
彼の大戦争から80年近くが経ち、ミニオタであった高萩蒼(たかはぎ あおい)はある戦闘機について興味本位で調べることになる。二式艦上戦闘機、またの名を風翔。調べていく過程で、当時の凄惨な戦争についても知り高萩は現状を深く考えていくことになる。

甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ

朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】  戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。  永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。  信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。  この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。 *ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。

架空戦記 旭日旗の元に

葉山宗次郎
歴史・時代
 国力で遙かに勝るアメリカを相手にするべく日本は様々な手を打ってきた。各地で善戦してきたが、国力の差の前には敗退を重ねる。  そして決戦と挑んだマリアナ沖海戦に敗北。日本は終わりかと思われた。  だが、それでも起死回生のチャンスを、日本を存続させるために男達は奮闘する。 カクヨムでも投稿しています

日本が危機に?第二次日露戦争

歴史・時代
2023年2月24日ロシアのウクライナ侵攻の開始から一年たった。その日ロシアの極東地域で大きな動きがあった。それはロシア海軍太平洋艦隊が黒海艦隊の援助のために主力を引き連れてウラジオストクを離れた。それと同時に日本とアメリカを牽制する為にロシアは3つの種類の新しい極超音速ミサイルの発射実験を行った。そこで事故が起きた。それはこの事故によって発生した戦争の物語である。ただし3発も間違えた方向に飛ぶのは故意だと思われた。実際には事故だったがそもそも飛ばす場所をセッティングした将校は日本に向けて飛ばすようにセッティングをわざとしていた。これは太平洋艦隊の司令官の命令だ。司令官は黒海艦隊を支援するのが不服でこれを企んだのだ。ただ実際に戦争をするとは考えていなかったし過激な思想を持っていた為普通に海の上を進んでいた。 なろう、カクヨムでも連載しています。

処理中です...