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第二章 アメリカ本土爆撃

第十五話 パナマ超運河攻撃①

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1941年7月2日、日本は、ハワイ島を占領した。そして、日本が次に狙っているのは、太平洋の要所『パナマ超運河』である。ここは、太平洋、大西洋をつなぐ要所であり、ここを攻撃すれば、大西洋からの支援をアメリカは受けられなくなる。そのため、アメリカの太平洋艦隊は孤立するのである。ここを、攻撃した後にダッチハーバーを攻撃すれば、アメリカ太平洋艦隊は、サンフランシスコの軍港に泊まることになるだろう。これは、アメリカの本土攻撃を可能にすることを意味する。そのため、ハワイ島は大変重要な場所である。

ハワイ島真珠湾日本海軍基地

「錨あげ~!出港用意!出港!微速前進ヨーソロー!」

日本の尊氏航空機動部隊は、ハワイ島の真珠湾日本海軍基地に配属され、パナマ超運河破壊作戦を命じられた。これを護衛するのが、高速戦艦『肥前型』を主力とする第一高速艦隊。通称『東郷高速艦隊』である。東郷高速艦隊からは哨戒機として、護衛空母『瑞鷹』から対潜哨戒機『照葉』が発艦した。

「哨戒機『照葉』より入電!『北緯4度20分30.4秒 西経82度47分22.5秒ニテ、敵潜ト思ワレル艦ヲ十隻補足シタリアンテナ魚雷ニテ、位置確認中ナリ』」

「なんだと⁉パナマ超運河目前でこれか....対潜戦闘用意!対潜戦闘はじめ!第一次攻撃隊発艦始め!」
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