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第二章
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現在に戻ります
***
まりもgゲフン真莉君が来てから一ヵ月が過ぎた。
空「………。」
いくら生徒会の仕事をしても仕事の量は減らなかったから、この頃1週間くらい平均2時間睡眠を繰り返している。それに加えて、悪夢も見るようになってきた。だから、寝る時間も今は1時間程になった。
睡眠時間がきちんと取れずに、ご飯も10秒チ○ージだけだからか、立っているのも辛く、軽く吐血するようになった。
空「明日は学校が完全休校で、生徒会室にも行けないから、明日の分も頑張って出来るだけ終わらせて、明日病院に行こう……。」
それから何度かフラついたり、吐血したりしたけど、なんとか明日の仕事も3分の2が終わった。
空「明日病院に行くから、今日は早く寝よう……。」
***
ー病院ー
僕は、病院に来てから、早速色々なところを検査した。今はその検査の結果を一人で待っている。
「一条空さん、診察室へお入りください。」
呼ばれた…。行かないと……。ドキドキ
悪い予感がする…。
医「こんにちは、僕は新田晃です。よろしくね。」
空「よろしくお願いします。」
晃「早速だけど、君のご家族とは連絡は取れるかな?」
空「無理です。」
晃「じゃあ保護者の方は?」
空「無理です。」
晃「困ったなぁ…。」
空「僕から後で伝えるので、教えてください。」
晃「う~ん……、わかった…。実はね、君の体はある病気に侵されていて、その病気の侵攻が進んでいる状態なんだ。余程の事がない限り穏やかに侵攻していく筈なんだけど、君の状態はとても危ない状態なんだ。……空君、最近、過度なストレスとかが日常であったりしたかい?」
空「……特にないです。この病気は治りますか?」
晃「………症例がとても少ないから…今の医療ではなんとも言えないね…。でも、治療法を探してみるから、絶対に諦めないで!」
空「大丈夫です。もし、このままいけばどのくらいで死にますか?」
晃「!!っ君がこのままの生活を続ければ、生きれる時間は後2年だね…。でも、入院したら、3年くらいに延びるから…。」
空「分かりました。入院はしません。ありがとうございました。」
晃「……空君!絶対に諦めないで!!」
空「ペコッ」
***
晃side
空君は初めから諦めた顔をしていた。
そして、病気だと分かると、一瞬目が輝いた……。
君はどうして、そんな目をするの。
神様がいるのなら、どうか、彼をお救いください……。
晃side 終
***
まりもgゲフン真莉君が来てから一ヵ月が過ぎた。
空「………。」
いくら生徒会の仕事をしても仕事の量は減らなかったから、この頃1週間くらい平均2時間睡眠を繰り返している。それに加えて、悪夢も見るようになってきた。だから、寝る時間も今は1時間程になった。
睡眠時間がきちんと取れずに、ご飯も10秒チ○ージだけだからか、立っているのも辛く、軽く吐血するようになった。
空「明日は学校が完全休校で、生徒会室にも行けないから、明日の分も頑張って出来るだけ終わらせて、明日病院に行こう……。」
それから何度かフラついたり、吐血したりしたけど、なんとか明日の仕事も3分の2が終わった。
空「明日病院に行くから、今日は早く寝よう……。」
***
ー病院ー
僕は、病院に来てから、早速色々なところを検査した。今はその検査の結果を一人で待っている。
「一条空さん、診察室へお入りください。」
呼ばれた…。行かないと……。ドキドキ
悪い予感がする…。
医「こんにちは、僕は新田晃です。よろしくね。」
空「よろしくお願いします。」
晃「早速だけど、君のご家族とは連絡は取れるかな?」
空「無理です。」
晃「じゃあ保護者の方は?」
空「無理です。」
晃「困ったなぁ…。」
空「僕から後で伝えるので、教えてください。」
晃「う~ん……、わかった…。実はね、君の体はある病気に侵されていて、その病気の侵攻が進んでいる状態なんだ。余程の事がない限り穏やかに侵攻していく筈なんだけど、君の状態はとても危ない状態なんだ。……空君、最近、過度なストレスとかが日常であったりしたかい?」
空「……特にないです。この病気は治りますか?」
晃「………症例がとても少ないから…今の医療ではなんとも言えないね…。でも、治療法を探してみるから、絶対に諦めないで!」
空「大丈夫です。もし、このままいけばどのくらいで死にますか?」
晃「!!っ君がこのままの生活を続ければ、生きれる時間は後2年だね…。でも、入院したら、3年くらいに延びるから…。」
空「分かりました。入院はしません。ありがとうございました。」
晃「……空君!絶対に諦めないで!!」
空「ペコッ」
***
晃side
空君は初めから諦めた顔をしていた。
そして、病気だと分かると、一瞬目が輝いた……。
君はどうして、そんな目をするの。
神様がいるのなら、どうか、彼をお救いください……。
晃side 終
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