染みてない大根

鯨骨

文字の大きさ
上 下
84 / 320
大学1年生

バス停

しおりを挟む
中2のとき、大好きだった数学科の先生がもう異動で母校にはいないのをふと考えたとき
そういえば中学に行く途中にあるらしいこのバス停を自転車で通りすぎていくのをほんっとにたまに見かけたり、挨拶してくれるのも、もうないんだろうなって思うと寂しさが増した。

なんかほんっとに年に1回くらいでも、会える希望があるのとないのって違う気がする。

卒業して、髪も切ってたのに、先生が自転車で一瞬すれ違っただけなのに気づいてくれて嬉しかったな。
しおりを挟む

処理中です...