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【シナリオ】決戦 ラクイガドラvsラクミン
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~登場人物~
流川 陸(18)高校生
流川 流之助(46)陸の父、流町町長
嵐堂 礼菜(17)陸の恋人
嵐堂 乱三郎(45)礼菜の父、嵐村村長
○楽井湖全景
森に囲まれ、開発の手も入っていない
所に、直径十mくらいの湖がある。
○同・湖畔
湖の横に、地は白で、文字は黒のペンは剥げかかっているが、微かに”楽井湖”と、書かれている。
嵐堂陸(18)が小石を蹴る。湖に波紋を残して沈む。
○同・湖の中
緑色の水の中を沈んでいく、小石。
○流川邸全景
庭には松が立っていて、塀に囲まれた日本家屋。
流川流之助(46)の地を這うような笑い声が響き渡る。
○同・流川流之助書斎
壁には”街興しキャンペーン”のポスターが貼られている。
その隣に楽井湖を挟み、”流町”と”嵐村”が書かれ、嵐村の上に×と書かれている。
流川は障子を揺らす程、重低音で笑う。
机を挟んで、流川と陸が正座している。
陸の手には”キングギドラ”に似た怪獣の絵が描かれたポスターが有る。
流川「どうだ、私の楽井湖に現れる、謎の怪獣”ラクイギドラ”だ!!」
陸、大きく溜息を付く。
陸「お父さん…、直径十m四方の湖にどうやったら登場出来るんですか?それに”ギドラ”は”東宝”の登録商標で…」
流川「そんなのは”ガドラにすれば、ばれんし、ばれても気力で何とかなる」
陸「気力って…、ロイヤリティは、使えば使用料がかかるんですよ? それも海外はソニーさんが持ってるし。東宝怪獣関係はめんどくさいんです!」
流川「お前…、何でそんな事詳しいんだ?」
陸「まあ、それは、おいおい…」
流川「とにかく!この街興しで嵐村に負けわけにはいかん!!」
陸「また、嵐村ですか…」
流川「嵐堂は、”村”のくせに、街興しに出るってぬかす。こざかしい、嵐堂め…」
陸、頭を抱え、溜息を付く。
陸「お父さん、いい加減して下さい」
陸は手で、地図を指す。
陸「嵐村の代々村長の嵐堂さんと、楽井湖を挟んで、何百年争っているのは知ってます」
流川「楽井湖は代々、流町の町長をしている我が家のものだ!」
陸、大きく溜息を付き、立ち上がると襖へ向かい、襖の手前で振り向く。
陸「ええ、子供の頃から、こうやって事有る毎に聞いてますが、そんな意味も無く」
流川「意味はある、昔から、我が家で守る楽井湖を嵐堂のやつが!」
陸「それが、意味がないって言うんです。両家で手を結べば、有効な方法が有るはずです」
流川「とんでもない!!」
陸「とにかく、”ラクイギドラ”は絶対に止めて下さいね。お父さん」
陸は、丁寧に正座して襖を開けると、立ち上がり、静かに閉める。
○楽井湖全景
○同・湖畔
楽井湖に嵐堂礼菜(れな)(17)が小石を投げる。
石は七回跳ね、湖に波紋を残して沈む。
○同・湖の中
緑色の水の中を沈んでいく、小石。
○嵐堂邸全景
白塗りの低めの塀に囲まれた洋館に、嵐堂乱三郎(45)の声高らかな笑声が響く。
○同・嵐堂乱三郎書斎
壁は”街興しキャンペーン”のポスターが貼られその隣には、楽井湖を挟み、”流町”と”嵐村”が書かれ、流町の上に×と書かれている。
嵐堂は硝子を揺らす程の、高音で笑う。
机を挟み、嵐堂の目の前に礼菜が立っている。
礼菜の手には”ピグミン”に似たの絵が描かれたポスターが有る。
嵐堂「どうだ、私の楽井湖の癒し系、守り神”ラクミン”だ!!」
礼菜はポスターを持つ手を震わせる。
礼菜「おやじ~。真面目に考えろよ! こんなパクリ誰が驚くんだよ! 天下のソニーさんだって黙ってねーぜ?」
嵐堂「しかし、流町の流川をぎゃふんと言わせるにはだな…」
礼菜「まだそんな事言ってるのかよ。んなまだるっこしいこと考える暇があったらよ」
嵐堂「あったら、なんだ?」
礼菜「あったら、もっと堅実に、流町と協力して世のため人のためになるような事、考えねーか?おやじ?」
嵐堂「いや、それは可愛い礼菜ちゃんの頼みでも出来ん」
礼菜「何でだよ~」
嵐堂「嵐堂家が先祖代々お守りしていた楽井湖を流川のやろうは、我が物顔をして…」
礼菜いかりにポスターを放って、ドアへ向かい、ドアの所で振り向く。
礼菜「おやじ!とにかく、こんなださい企画は誰が許そうがあたしは反対だからね」
礼菜は、勢いよくドアを閉める。
○楽井湖全景
○同・湖畔
楽井湖湖畔に、陸が座り、その横に礼菜が立っている。
礼菜が力任せに石を湖に投げる。
礼菜「たく、おやじのやろー、言うに事欠いてピグミンの物まねだぜー」
陸が体育座りをしながら溜息を付く。
陸「うちも、ギングギドラもどきの案を出して、礼菜ちゃんのお父さんに対抗するって言っていた」
礼菜は、陸の隣にあぐらで座る。
礼菜「いい加減にしてほしいよな、確かに昔から事有る毎に、楽井湖挟んでもめてるのは判ってるがよー、いい加減耳タコだぜ」
陸「確かに、そうだね、ちょっと落ち着いていたのに、市政が発表した街興しでまた、火がついちゃったね…」
礼菜「うぜーったらねーよ」
陸「でも、これを利用して、お父さん達に俺達の仲を認めて貰えないかな?」
礼菜「利用して?」
頷き、陸は湖を見つめ考え込む。礼菜は、近くにあった小石を湖に投げる。
礼菜「(大声で)良いこと思いついた!」
礼菜は陸に耳打ちする。
陸「でも、こんな汚い湖に飛び込んだら、お腹壊すよ?」
礼菜「ぬな、小せーこと、ぜいぜい一週間くれーの事だろう?」
陸「それに、水深十二、三mの湖で心中騒ぎも恥ずかしくない?」
礼菜「そんなのは、根性と気力でカバーだ!」
陸「礼菜ちゃん、うちの父さんに似てるかも」
礼菜「何?」
陸「いや、こっちの事…。でも、この汚い湖か…。これは使えるかもね」
礼菜乗り出して、陸に近づく。陸は、にっこりと微笑む。
陸「いや…、じゃ、まずは礼菜ちゃんの言うように心中でもしましょうか?」
陸、湖に小石を放る。
○同・湖の中
緑色の水の中を沈んでいく、小石。
○流川流之助書斎
陸からの手紙を見て、泡喰う流川。
○楽井湖の中
緑色の水の中を沈んでいく、小石。
○嵐堂乱三郎書斎
礼菜の手紙を読み、パニックを起こす嵐堂。
手紙には赤いペンで『ずっと陸君とラブ×2です。先祖代々なんて、言っているので世を儚み、楽井湖に身を投げます。探さないで下さい』
嵐堂「礼菜ちゃ~ん!!」
○楽井湖の中
緑色の水の中を沈み、砂煙を立て、湖底に小石が辿り着く。
○同・全景
○同・湖畔
陸の肩を抱き、今にも飛び込みそうな礼菜。
距離を置き心配した面もちで見つめる嵐堂と流川。
礼菜「俺は、陸とつきあってるんだ! おやじ認めろ!」
陸「そ、そんな、いきなり本題を叫ばなくても…。お父さん、僕たちは真剣な、お付き合いを考えています」
礼菜「そーだ!!」
陸「けれど、今まで隠れて逢ってました。今回のキャンペーンをきっかけに、両家いががみ合うのをやめていただけますか?」
流川「陸! その小娘に騙されているんだ!!」
嵐山「何!!礼菜ちゃんはそんな娘じゃない! お前の事の息子こそ!!」
礼菜「判った!四の五のおやじ達が言うンなら飛び込む!」
陸「この湖にはお父さん達も知ってるとおり謎の怪獣がいるんです。だから飛び込めば、食べられるか…、それでなければ…」
流川「あ、あんなのは勝手に作った…」
陸「嵐堂のおじさん、お父さん。丁度良いきっかけだと思いませんか?」
嵐堂「何がだ!」
陸「両家いがみ合うのを止め、両家でこの湖を奇麗にするって感動を呼びません?」
礼菜「じゃねーと、飛び込むぞ!!」
嵐堂、流川口をつぐむ。
礼菜「おやじ!!」
陸「お父さん!!」
嵐堂と流川は、手を結び、安心する礼菜と陸。
○楽井湖の中
緑色の水の中を沈み、湖底の小石の上を魚達が急いで泳いでいる。
○同・湖面
ぱしゃ、っと音を立て大きな何かが跳ねる。大きな影が広がる。
(了)
流川 陸(18)高校生
流川 流之助(46)陸の父、流町町長
嵐堂 礼菜(17)陸の恋人
嵐堂 乱三郎(45)礼菜の父、嵐村村長
○楽井湖全景
森に囲まれ、開発の手も入っていない
所に、直径十mくらいの湖がある。
○同・湖畔
湖の横に、地は白で、文字は黒のペンは剥げかかっているが、微かに”楽井湖”と、書かれている。
嵐堂陸(18)が小石を蹴る。湖に波紋を残して沈む。
○同・湖の中
緑色の水の中を沈んでいく、小石。
○流川邸全景
庭には松が立っていて、塀に囲まれた日本家屋。
流川流之助(46)の地を這うような笑い声が響き渡る。
○同・流川流之助書斎
壁には”街興しキャンペーン”のポスターが貼られている。
その隣に楽井湖を挟み、”流町”と”嵐村”が書かれ、嵐村の上に×と書かれている。
流川は障子を揺らす程、重低音で笑う。
机を挟んで、流川と陸が正座している。
陸の手には”キングギドラ”に似た怪獣の絵が描かれたポスターが有る。
流川「どうだ、私の楽井湖に現れる、謎の怪獣”ラクイギドラ”だ!!」
陸、大きく溜息を付く。
陸「お父さん…、直径十m四方の湖にどうやったら登場出来るんですか?それに”ギドラ”は”東宝”の登録商標で…」
流川「そんなのは”ガドラにすれば、ばれんし、ばれても気力で何とかなる」
陸「気力って…、ロイヤリティは、使えば使用料がかかるんですよ? それも海外はソニーさんが持ってるし。東宝怪獣関係はめんどくさいんです!」
流川「お前…、何でそんな事詳しいんだ?」
陸「まあ、それは、おいおい…」
流川「とにかく!この街興しで嵐村に負けわけにはいかん!!」
陸「また、嵐村ですか…」
流川「嵐堂は、”村”のくせに、街興しに出るってぬかす。こざかしい、嵐堂め…」
陸、頭を抱え、溜息を付く。
陸「お父さん、いい加減して下さい」
陸は手で、地図を指す。
陸「嵐村の代々村長の嵐堂さんと、楽井湖を挟んで、何百年争っているのは知ってます」
流川「楽井湖は代々、流町の町長をしている我が家のものだ!」
陸、大きく溜息を付き、立ち上がると襖へ向かい、襖の手前で振り向く。
陸「ええ、子供の頃から、こうやって事有る毎に聞いてますが、そんな意味も無く」
流川「意味はある、昔から、我が家で守る楽井湖を嵐堂のやつが!」
陸「それが、意味がないって言うんです。両家で手を結べば、有効な方法が有るはずです」
流川「とんでもない!!」
陸「とにかく、”ラクイギドラ”は絶対に止めて下さいね。お父さん」
陸は、丁寧に正座して襖を開けると、立ち上がり、静かに閉める。
○楽井湖全景
○同・湖畔
楽井湖に嵐堂礼菜(れな)(17)が小石を投げる。
石は七回跳ね、湖に波紋を残して沈む。
○同・湖の中
緑色の水の中を沈んでいく、小石。
○嵐堂邸全景
白塗りの低めの塀に囲まれた洋館に、嵐堂乱三郎(45)の声高らかな笑声が響く。
○同・嵐堂乱三郎書斎
壁は”街興しキャンペーン”のポスターが貼られその隣には、楽井湖を挟み、”流町”と”嵐村”が書かれ、流町の上に×と書かれている。
嵐堂は硝子を揺らす程の、高音で笑う。
机を挟み、嵐堂の目の前に礼菜が立っている。
礼菜の手には”ピグミン”に似たの絵が描かれたポスターが有る。
嵐堂「どうだ、私の楽井湖の癒し系、守り神”ラクミン”だ!!」
礼菜はポスターを持つ手を震わせる。
礼菜「おやじ~。真面目に考えろよ! こんなパクリ誰が驚くんだよ! 天下のソニーさんだって黙ってねーぜ?」
嵐堂「しかし、流町の流川をぎゃふんと言わせるにはだな…」
礼菜「まだそんな事言ってるのかよ。んなまだるっこしいこと考える暇があったらよ」
嵐堂「あったら、なんだ?」
礼菜「あったら、もっと堅実に、流町と協力して世のため人のためになるような事、考えねーか?おやじ?」
嵐堂「いや、それは可愛い礼菜ちゃんの頼みでも出来ん」
礼菜「何でだよ~」
嵐堂「嵐堂家が先祖代々お守りしていた楽井湖を流川のやろうは、我が物顔をして…」
礼菜いかりにポスターを放って、ドアへ向かい、ドアの所で振り向く。
礼菜「おやじ!とにかく、こんなださい企画は誰が許そうがあたしは反対だからね」
礼菜は、勢いよくドアを閉める。
○楽井湖全景
○同・湖畔
楽井湖湖畔に、陸が座り、その横に礼菜が立っている。
礼菜が力任せに石を湖に投げる。
礼菜「たく、おやじのやろー、言うに事欠いてピグミンの物まねだぜー」
陸が体育座りをしながら溜息を付く。
陸「うちも、ギングギドラもどきの案を出して、礼菜ちゃんのお父さんに対抗するって言っていた」
礼菜は、陸の隣にあぐらで座る。
礼菜「いい加減にしてほしいよな、確かに昔から事有る毎に、楽井湖挟んでもめてるのは判ってるがよー、いい加減耳タコだぜ」
陸「確かに、そうだね、ちょっと落ち着いていたのに、市政が発表した街興しでまた、火がついちゃったね…」
礼菜「うぜーったらねーよ」
陸「でも、これを利用して、お父さん達に俺達の仲を認めて貰えないかな?」
礼菜「利用して?」
頷き、陸は湖を見つめ考え込む。礼菜は、近くにあった小石を湖に投げる。
礼菜「(大声で)良いこと思いついた!」
礼菜は陸に耳打ちする。
陸「でも、こんな汚い湖に飛び込んだら、お腹壊すよ?」
礼菜「ぬな、小せーこと、ぜいぜい一週間くれーの事だろう?」
陸「それに、水深十二、三mの湖で心中騒ぎも恥ずかしくない?」
礼菜「そんなのは、根性と気力でカバーだ!」
陸「礼菜ちゃん、うちの父さんに似てるかも」
礼菜「何?」
陸「いや、こっちの事…。でも、この汚い湖か…。これは使えるかもね」
礼菜乗り出して、陸に近づく。陸は、にっこりと微笑む。
陸「いや…、じゃ、まずは礼菜ちゃんの言うように心中でもしましょうか?」
陸、湖に小石を放る。
○同・湖の中
緑色の水の中を沈んでいく、小石。
○流川流之助書斎
陸からの手紙を見て、泡喰う流川。
○楽井湖の中
緑色の水の中を沈んでいく、小石。
○嵐堂乱三郎書斎
礼菜の手紙を読み、パニックを起こす嵐堂。
手紙には赤いペンで『ずっと陸君とラブ×2です。先祖代々なんて、言っているので世を儚み、楽井湖に身を投げます。探さないで下さい』
嵐堂「礼菜ちゃ~ん!!」
○楽井湖の中
緑色の水の中を沈み、砂煙を立て、湖底に小石が辿り着く。
○同・全景
○同・湖畔
陸の肩を抱き、今にも飛び込みそうな礼菜。
距離を置き心配した面もちで見つめる嵐堂と流川。
礼菜「俺は、陸とつきあってるんだ! おやじ認めろ!」
陸「そ、そんな、いきなり本題を叫ばなくても…。お父さん、僕たちは真剣な、お付き合いを考えています」
礼菜「そーだ!!」
陸「けれど、今まで隠れて逢ってました。今回のキャンペーンをきっかけに、両家いががみ合うのをやめていただけますか?」
流川「陸! その小娘に騙されているんだ!!」
嵐山「何!!礼菜ちゃんはそんな娘じゃない! お前の事の息子こそ!!」
礼菜「判った!四の五のおやじ達が言うンなら飛び込む!」
陸「この湖にはお父さん達も知ってるとおり謎の怪獣がいるんです。だから飛び込めば、食べられるか…、それでなければ…」
流川「あ、あんなのは勝手に作った…」
陸「嵐堂のおじさん、お父さん。丁度良いきっかけだと思いませんか?」
嵐堂「何がだ!」
陸「両家いがみ合うのを止め、両家でこの湖を奇麗にするって感動を呼びません?」
礼菜「じゃねーと、飛び込むぞ!!」
嵐堂、流川口をつぐむ。
礼菜「おやじ!!」
陸「お父さん!!」
嵐堂と流川は、手を結び、安心する礼菜と陸。
○楽井湖の中
緑色の水の中を沈み、湖底の小石の上を魚達が急いで泳いでいる。
○同・湖面
ぱしゃ、っと音を立て大きな何かが跳ねる。大きな影が広がる。
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