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【シナリオ】Harf Panic
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~登場人物~
月島 高子(28)専業主婦
月島 哲生(28)高子の夫
田上 友美(28)高子の親友
戸田 続(29)哲生の同僚
○月島家全景 (夜)
真っ暗な玄関。月島哲生(28)が帰宅する。
○同・玄関内 (夜)
月島、靴を脱ぎながら、玄関の電気を付ける。
哲生「ただいま」
その声に廊下を挟んだ、居間の電気がパッと点く。
寝間着姿の月島高子(28)が玄関に現れて、不機嫌そうに口を開く。
高子「何時だと思っているの?毎日毎日…」
月島「仕事が忙しいんだ、しょうがないだろう? それよりも、もう寝る…」
月島、そそくさと家に上がり寝室に消えて行く。
高子は溜息を付き、消灯。
○同・外 (朝)
月島家に陽光が射す。
間もなく月島が玄関から支度をして出てくる。
月島「いってくる」
高子N「行ってらっしゃい」
月島が消えて行く。
○同・居間
窓からは柔らかな日差しが差し込んでいる。
掃除機の音と高子が鼻歌で”おさかな天国”のさびの部分を何度も繰り返し歌っている。
部屋の様子がゆっくりとパーンし、ダイニングセットの所で、書籍の落ちるばざばざばさと言う音と共に止まる。
高子は落ちた書籍を掃除機を止め、拾い上げている。
落ちた書籍を揃えながら高子は、溜息を付き、屈み、散らかった物を拾う。
高子「全く、どうして自分の読んだ本位、片づけられないかな…」
書籍の中からはらりと、何か紙が落ちる。
高子は何だろうと拾い上げると、半分に切られ、戸田続(29)が写っている写真である。
高子はその写真を見る。
高子「誰、この男?半分なんて気持ち悪い…」
その半分の写真を見つめ、怪訝な顔をする。
家のチャイムが鳴る。
高子「はーい!!」
高子はその写真をテーブルに置き、慌てて部屋を出る。
○同・玄関
高子、玄関に行くと田上友美(28)が笑顔で、三和土に立って手を振っている。
友美「やほー。ね、茶御馳走して」
高子「あ、いらっしゃい…。つうか、あんた仕事は?」
靴を脱ぎ家に上がりながら、友美はにっこり微笑み土産のケーキを差し出す。
高子「あ、有り難う。てゆっか、いいの? こんな所で仕事さぼって…」
家に上がり込み、高子の言葉に応えないまま友美は居間を目指す。
高子溜息。
○同・居間
高子、居間に繋がったキッチンで、友美が買ってきたケーキを皿に盛り、コーヒーを用意し、盆に乗せて持ってくる。
友美はダンニングに座り、ポケットから煙草を取り、紫煙を吐くと、机の上に投げ捨ててある、戸田の写った半分の写真を手にする。
友美「何これ!!あんた達、もしかして…」
盆の上の物テーブルに、手早く並べながら高子は溜息を付く。
高子「それね…」
友美「ちょっと、あんなこの男と浮気してるんじゃないでしょうね!」
高子「ま、まさか!!」
友美「じゃあ何で、こんな…」
高子「それがね、だんなの散らかした本の中から出てきたのよ…」
友美「でも!!」
高子「友美、何か知ってるの?」
友美「え…、いや、何も知らないわよ…」
その言葉に眉間に皺を寄せながら、高子は友美の正面に座る。
高子「本当?今日だって仕事さぼって」
写真を机に置き、カップを手にし、コーヒーを一口啜ると、友美は口を開く。
友美「会社ね…、実は今日ずる休みしたんさね。ちょっと野暮用が出来てね…」
そう云うと友美は手の中でカップを遊ばせる。
高子は訝しげな顔をしながら、買ってきたショートケーキの苺を友美のケーキに乗せ、生クリームとスポンジを器用に口にする。
眉件に皺を寄せながら友美は、苺を口にする。
口の中の物を飲み込むと、高子思い詰めた溜息を付く。
友美「あんた達最近どうなのよ?」
高子「どうって?」
友美「結婚して二年でしょ? そろそろ浮気とかさ、ないの?」
高子「やーね、あるわけ無いじゃない。多分」
じっと高子を見つめる友美。
その視線に耐えられず笑う高子。
高子「最近、哲生の帰りが遅いのよ。でさ、帰って来たと思ったら、直ぐ直ぐ寝ちゃうのよ、疲れたって…。で、こんな訳判らない人の写真、半分なんて気味悪いし…」
友美「やっぱ、浮気してるか、したいんじゃない? 月島さん。この写真の人とか、さ、」
高子「やっだー、この人男の人じゃない~」
友美「今、流行ってるジャン。月島さんだって見てくれ悪くないし、この人ならビジュアル的にO.K.じゃない?」
高子「まさか?漫画や小説の世界じゃないんだから!!哲生は大丈夫よ」
友美、クスリと笑う。
友美「自分でも云えるんなら、大丈夫じゃない? 今晩、月島さんが帰ってきたら、素直にそう聞いてみたら?」
友美はクスリと笑い、コーヒーを一気に飲み干すと立ち上がる。
友美「さ、帰るか。コーヒー御馳走様」
高子「もう帰るの?何しに来たのよあんた」
友美「ん?まあ、そうそう愛しの高子ちゃんの顔見に来たの」
高子「何、それ…」
席を立ち、荷物を持つと友美は玄関に向かうと、高子も送る。
○同・廊下
友美「コーヒー、御馳走さん。あ、そうだ、今日もだんな遅いの?」
高子「て、云ってたけど…」
友美は”ふうん”と鼻を鳴らす。
○同・玄関
友美は靴を履き、ドアを開ける。
友美「じゃあさ、今晩ここに来てよ。ちょっとある人に逢うんだけど、一緒に来てよ」
高子「何で…」
友美手帳を取りだし、簡単な地図を書き、その頁を切ると高子に渡す。
友美「じゃ、六時にそこで待ってるから」
そう告げると友美は、高子に反論の余地を残さず、ドアを閉める。
高子「ちょっと!!」
誰もいないドアに高子は苦情を云う。
○インペリアルホテル全景 (夜)
車寄せには数台のタクシーが止まり、その横にはライトアップされ、石でインペイアルホテルと書かれている。
○同・ロビー (夜)
フロント前の広いロビーにある座席に、身だしなみをきちんとした、友美が煙草を吸いながら座る。
それを見付け、同じく身だしなみをきちんとした、高子が声を掛ける。
高子「ゴメン待った?」
友美「ううん、私も今来たところ」
友美、煙草を灰皿に押しつけ、立ち上がる。
友美「さ、行こうか」
そう云って、友美は歩き出す。
○同・レストラン (夜)
窓からは皇居が見え、その前の道路を走る無数の光が流れている。
居心地悪そうにナフキンを弄りながら、高子は友美の横に座っている。
目の前に影がかかり、声が聞こえる。
月島「田上さん、今晩は呼び出してすみませんでした」
高子は見知った声に驚き、顔を上げる。
目の前には月島と、写真で見た戸田が立っている。
高子「な、何で、哲生がいるの!!」
月島も驚きに言葉が出ない。友美してやったりとばかりに、にっこり微笑む。
友美「ま、月島さんも、そちらの方も立ってないでお座りになって?」
月島と戸田座る。友美、月島を睨む。
間もなく、ホテルのソムリエが食前酒を聞きに来る。
友美「シャンパンでいいかしら?」
月島は高子のきつい視線から逃れるように目線をそらしメニューをさす。
月島「じゃ、これを…」
ソムリエ一礼して去る。友美は、クスリと笑う。
友美「ねー、月島さん」
月島「は、はい」
友美「何で、高子に黙って、あたしを食事に誘ったのか教えて?」
月島、大きく溜息を付く。
月島「まず、紹介させて、えーと彼はデスね、俺の同期で戸田 続、営業のエースで、29歳」
友美「それが?」
月島「田上さん、俺の結婚式の二次会で、こいつと写真撮ったの覚えてない?二人で」
友美「あ…、あの写真…」
月島「あの写真?」
友美「ね、その写真私の部分だけ切った?」
月島「あ、ああ。ネガないし、こいつが田上さんの所だけ欲しいって云うから」
友美、いきなり笑う。
高子「な、何がどうしたの?」
友美笑いながら両手を合わせる。
友美「ごめん、あたし、高子に黙って月島さんが会いたいって、言うからもしかして、って思って」
月島「高子に相談すると、上手く行かなかった時にって思って高子には内緒だったんだ」
高子「もー、心配したんだから…。ここずっと遅いし、変な写真出てくるし~」
月島「すまなかった…。今まじに忙しいプロジェクトに関わってるんだ」
高子「うん…」
ソムリエがシャンパンを持って来て、全員にグラスを渡すと、去る。
友美は、グラスを持る。
友美「さー乾杯しよう!!」
皆グラスを取り、乾杯する。
月島「で、こいつの事どうする」
一同笑う。
(了)
月島 高子(28)専業主婦
月島 哲生(28)高子の夫
田上 友美(28)高子の親友
戸田 続(29)哲生の同僚
○月島家全景 (夜)
真っ暗な玄関。月島哲生(28)が帰宅する。
○同・玄関内 (夜)
月島、靴を脱ぎながら、玄関の電気を付ける。
哲生「ただいま」
その声に廊下を挟んだ、居間の電気がパッと点く。
寝間着姿の月島高子(28)が玄関に現れて、不機嫌そうに口を開く。
高子「何時だと思っているの?毎日毎日…」
月島「仕事が忙しいんだ、しょうがないだろう? それよりも、もう寝る…」
月島、そそくさと家に上がり寝室に消えて行く。
高子は溜息を付き、消灯。
○同・外 (朝)
月島家に陽光が射す。
間もなく月島が玄関から支度をして出てくる。
月島「いってくる」
高子N「行ってらっしゃい」
月島が消えて行く。
○同・居間
窓からは柔らかな日差しが差し込んでいる。
掃除機の音と高子が鼻歌で”おさかな天国”のさびの部分を何度も繰り返し歌っている。
部屋の様子がゆっくりとパーンし、ダイニングセットの所で、書籍の落ちるばざばざばさと言う音と共に止まる。
高子は落ちた書籍を掃除機を止め、拾い上げている。
落ちた書籍を揃えながら高子は、溜息を付き、屈み、散らかった物を拾う。
高子「全く、どうして自分の読んだ本位、片づけられないかな…」
書籍の中からはらりと、何か紙が落ちる。
高子は何だろうと拾い上げると、半分に切られ、戸田続(29)が写っている写真である。
高子はその写真を見る。
高子「誰、この男?半分なんて気持ち悪い…」
その半分の写真を見つめ、怪訝な顔をする。
家のチャイムが鳴る。
高子「はーい!!」
高子はその写真をテーブルに置き、慌てて部屋を出る。
○同・玄関
高子、玄関に行くと田上友美(28)が笑顔で、三和土に立って手を振っている。
友美「やほー。ね、茶御馳走して」
高子「あ、いらっしゃい…。つうか、あんた仕事は?」
靴を脱ぎ家に上がりながら、友美はにっこり微笑み土産のケーキを差し出す。
高子「あ、有り難う。てゆっか、いいの? こんな所で仕事さぼって…」
家に上がり込み、高子の言葉に応えないまま友美は居間を目指す。
高子溜息。
○同・居間
高子、居間に繋がったキッチンで、友美が買ってきたケーキを皿に盛り、コーヒーを用意し、盆に乗せて持ってくる。
友美はダンニングに座り、ポケットから煙草を取り、紫煙を吐くと、机の上に投げ捨ててある、戸田の写った半分の写真を手にする。
友美「何これ!!あんた達、もしかして…」
盆の上の物テーブルに、手早く並べながら高子は溜息を付く。
高子「それね…」
友美「ちょっと、あんなこの男と浮気してるんじゃないでしょうね!」
高子「ま、まさか!!」
友美「じゃあ何で、こんな…」
高子「それがね、だんなの散らかした本の中から出てきたのよ…」
友美「でも!!」
高子「友美、何か知ってるの?」
友美「え…、いや、何も知らないわよ…」
その言葉に眉間に皺を寄せながら、高子は友美の正面に座る。
高子「本当?今日だって仕事さぼって」
写真を机に置き、カップを手にし、コーヒーを一口啜ると、友美は口を開く。
友美「会社ね…、実は今日ずる休みしたんさね。ちょっと野暮用が出来てね…」
そう云うと友美は手の中でカップを遊ばせる。
高子は訝しげな顔をしながら、買ってきたショートケーキの苺を友美のケーキに乗せ、生クリームとスポンジを器用に口にする。
眉件に皺を寄せながら友美は、苺を口にする。
口の中の物を飲み込むと、高子思い詰めた溜息を付く。
友美「あんた達最近どうなのよ?」
高子「どうって?」
友美「結婚して二年でしょ? そろそろ浮気とかさ、ないの?」
高子「やーね、あるわけ無いじゃない。多分」
じっと高子を見つめる友美。
その視線に耐えられず笑う高子。
高子「最近、哲生の帰りが遅いのよ。でさ、帰って来たと思ったら、直ぐ直ぐ寝ちゃうのよ、疲れたって…。で、こんな訳判らない人の写真、半分なんて気味悪いし…」
友美「やっぱ、浮気してるか、したいんじゃない? 月島さん。この写真の人とか、さ、」
高子「やっだー、この人男の人じゃない~」
友美「今、流行ってるジャン。月島さんだって見てくれ悪くないし、この人ならビジュアル的にO.K.じゃない?」
高子「まさか?漫画や小説の世界じゃないんだから!!哲生は大丈夫よ」
友美、クスリと笑う。
友美「自分でも云えるんなら、大丈夫じゃない? 今晩、月島さんが帰ってきたら、素直にそう聞いてみたら?」
友美はクスリと笑い、コーヒーを一気に飲み干すと立ち上がる。
友美「さ、帰るか。コーヒー御馳走様」
高子「もう帰るの?何しに来たのよあんた」
友美「ん?まあ、そうそう愛しの高子ちゃんの顔見に来たの」
高子「何、それ…」
席を立ち、荷物を持つと友美は玄関に向かうと、高子も送る。
○同・廊下
友美「コーヒー、御馳走さん。あ、そうだ、今日もだんな遅いの?」
高子「て、云ってたけど…」
友美は”ふうん”と鼻を鳴らす。
○同・玄関
友美は靴を履き、ドアを開ける。
友美「じゃあさ、今晩ここに来てよ。ちょっとある人に逢うんだけど、一緒に来てよ」
高子「何で…」
友美手帳を取りだし、簡単な地図を書き、その頁を切ると高子に渡す。
友美「じゃ、六時にそこで待ってるから」
そう告げると友美は、高子に反論の余地を残さず、ドアを閉める。
高子「ちょっと!!」
誰もいないドアに高子は苦情を云う。
○インペリアルホテル全景 (夜)
車寄せには数台のタクシーが止まり、その横にはライトアップされ、石でインペイアルホテルと書かれている。
○同・ロビー (夜)
フロント前の広いロビーにある座席に、身だしなみをきちんとした、友美が煙草を吸いながら座る。
それを見付け、同じく身だしなみをきちんとした、高子が声を掛ける。
高子「ゴメン待った?」
友美「ううん、私も今来たところ」
友美、煙草を灰皿に押しつけ、立ち上がる。
友美「さ、行こうか」
そう云って、友美は歩き出す。
○同・レストラン (夜)
窓からは皇居が見え、その前の道路を走る無数の光が流れている。
居心地悪そうにナフキンを弄りながら、高子は友美の横に座っている。
目の前に影がかかり、声が聞こえる。
月島「田上さん、今晩は呼び出してすみませんでした」
高子は見知った声に驚き、顔を上げる。
目の前には月島と、写真で見た戸田が立っている。
高子「な、何で、哲生がいるの!!」
月島も驚きに言葉が出ない。友美してやったりとばかりに、にっこり微笑む。
友美「ま、月島さんも、そちらの方も立ってないでお座りになって?」
月島と戸田座る。友美、月島を睨む。
間もなく、ホテルのソムリエが食前酒を聞きに来る。
友美「シャンパンでいいかしら?」
月島は高子のきつい視線から逃れるように目線をそらしメニューをさす。
月島「じゃ、これを…」
ソムリエ一礼して去る。友美は、クスリと笑う。
友美「ねー、月島さん」
月島「は、はい」
友美「何で、高子に黙って、あたしを食事に誘ったのか教えて?」
月島、大きく溜息を付く。
月島「まず、紹介させて、えーと彼はデスね、俺の同期で戸田 続、営業のエースで、29歳」
友美「それが?」
月島「田上さん、俺の結婚式の二次会で、こいつと写真撮ったの覚えてない?二人で」
友美「あ…、あの写真…」
月島「あの写真?」
友美「ね、その写真私の部分だけ切った?」
月島「あ、ああ。ネガないし、こいつが田上さんの所だけ欲しいって云うから」
友美、いきなり笑う。
高子「な、何がどうしたの?」
友美笑いながら両手を合わせる。
友美「ごめん、あたし、高子に黙って月島さんが会いたいって、言うからもしかして、って思って」
月島「高子に相談すると、上手く行かなかった時にって思って高子には内緒だったんだ」
高子「もー、心配したんだから…。ここずっと遅いし、変な写真出てくるし~」
月島「すまなかった…。今まじに忙しいプロジェクトに関わってるんだ」
高子「うん…」
ソムリエがシャンパンを持って来て、全員にグラスを渡すと、去る。
友美は、グラスを持る。
友美「さー乾杯しよう!!」
皆グラスを取り、乾杯する。
月島「で、こいつの事どうする」
一同笑う。
(了)
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