姉を死に追いやったのは何でも「ちょーだい!」という妹だった
「いいなぁ。ちょっとちょうだい?」
そう言われると彩佳の身体はすくんでしまう。小さい頃から妹や弟にそう言われてきたからだ。
※小説家になろうで投稿したものに加筆修正をしています。
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きっと、誰が悪いわけでもないんですよね。
勘づいていたおばあちゃんだけ、残された時間をずっと悔いるんだろうなと思うと悲しいです。
猫じゃらし様
色々読んでくれてありがとうございます!!嬉しいなぁ( *´艸`)
これはホントに救いの無い系のバドエンですね。
私も長子でして。うちはあまり上下の差をつけないようにと父が言ってましたが、それでもやっぱりお姉ちゃんなので我慢させられていたこともあり、その辺で思い付きました。
彩佳のおばあちゃんは可哀想な話になってしまいましたね……。
遊佳サイドのその後も気になります。
ご感想ありがとうございます!
遊佳は、「ちょっと借りただけじゃん!ほんとの御守りだって知らなかったんだもん!」と言い、涼太の神経を逆撫でして殴られます。
少しは反省するのですが、家族の中で一番引きずらないのは彼女でしょうね……。
ただ、両親は彩佳にお姉ちゃんの役割を押し付け、遊佳を甘やかしたことをひどく後悔して彼女に厳しくなります。
大学を卒業した後は一人で生きていくよう言われ、社会の厳しさを知って徐々に甘えが無くなるのではないかと。
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