102 / 117
初めてのデビュタントと隣国の王女様
37
しおりを挟む
そのまま公爵家に帰った私は熱が出たらしく意識が朦朧とするなかエマとメイに助けられながら自室に連れていかれました。
私はそのまま5日ほど寝込む事となりました。
外は暖かくなってきたとは言えはやり水を被って外にいたのが良くなかった見たいです。
アイリッシュ様からのお見舞いは移ってしまうと申し訳ないのでお断りをしていましたが毎日アイリッシュ様から花束が届けられています。
私のお部屋は今お花畑状態です。
私が風邪をひいてしまった為にあのあとどのようになったのかお兄さま方に聞くと色々と教えてくれました。
まずアイリッシュ様が何故いらしたのかと質問すると、トムが執務室に凄い勢いできて状況を説明してくれたそうです。
多分ラージグア様が皆を下がらした時ですね。
その報告を受けてすぐにアイリッシュ様がいらしたのです。
執務中にいらしたとは本当に申し訳ないです。
アイリッシュ様がいらした時にはすでに私はビショビショでラージグア様付きの侍女に責められていたのでそのままアイリッシュ様が私を庇う形になりました。
お兄さまが方とトムは後ろに控えていて何かあったらすぐにフォローする予定だったそうです。
("因みに家臣を全員下げされたつもりだったけどルーに何かあったら困るから公爵家の影と王家の影が見ていたのはルーには内緒にしないとね。
だからルーとあの王女様のやり取りは全て筒抜け出し、アイリッシュはもちろん陛下や王妃様、父上、母上もご存じだから後でちゃんとお仕置きをしないとね。
けどルーには内緒にしないとねbyフレッド談")
私が
「ラージグア様はそのあとどうなりましたか?」
私の質問がとても嫌だったのでしょうか。
お兄さまが方はため息を付きながら
「何も変わってない。」
「合えて言うなら私は被害者だと吠えているよ」
お兄さま一国の王女様に対してそのような発言は不敬にあたりますよ?
しかしあのように騒いでしまったので王妃様とアイリッシュ様にはちゃんと謝罪をしないといけないですね
「お兄さま私ちゃんと助けて頂いたアイリッシュ様にお礼と謝罪がしたいです。」
わたしの言葉にお兄さま方が優しい笑顔で
「それは良いことだと思う。
では時間を作るからアイリッシュとお茶をしてくれるかなぁ?」
「えっ!あっ!はいわかりました」
お兄さま方にそのまま促されるまま私はアイリッシュ様とお茶会を約束してしまいましたがアイリッシュ様のご予定は大丈夫なのでしょか?
後日アイリッシュ様よりお手紙が届き体調が良くなって良かったと言う事とお会いする日は3日後になりました。
あと婚約式のドレスと装飾品の最終打ち合わせが必要と書かれていました。
私は本当は熱を出して寝込んでいる場合ではありませんでしたね。
あまり時間が無いことに気付きちょっと焦り初めました。
私はそのまま5日ほど寝込む事となりました。
外は暖かくなってきたとは言えはやり水を被って外にいたのが良くなかった見たいです。
アイリッシュ様からのお見舞いは移ってしまうと申し訳ないのでお断りをしていましたが毎日アイリッシュ様から花束が届けられています。
私のお部屋は今お花畑状態です。
私が風邪をひいてしまった為にあのあとどのようになったのかお兄さま方に聞くと色々と教えてくれました。
まずアイリッシュ様が何故いらしたのかと質問すると、トムが執務室に凄い勢いできて状況を説明してくれたそうです。
多分ラージグア様が皆を下がらした時ですね。
その報告を受けてすぐにアイリッシュ様がいらしたのです。
執務中にいらしたとは本当に申し訳ないです。
アイリッシュ様がいらした時にはすでに私はビショビショでラージグア様付きの侍女に責められていたのでそのままアイリッシュ様が私を庇う形になりました。
お兄さまが方とトムは後ろに控えていて何かあったらすぐにフォローする予定だったそうです。
("因みに家臣を全員下げされたつもりだったけどルーに何かあったら困るから公爵家の影と王家の影が見ていたのはルーには内緒にしないとね。
だからルーとあの王女様のやり取りは全て筒抜け出し、アイリッシュはもちろん陛下や王妃様、父上、母上もご存じだから後でちゃんとお仕置きをしないとね。
けどルーには内緒にしないとねbyフレッド談")
私が
「ラージグア様はそのあとどうなりましたか?」
私の質問がとても嫌だったのでしょうか。
お兄さまが方はため息を付きながら
「何も変わってない。」
「合えて言うなら私は被害者だと吠えているよ」
お兄さま一国の王女様に対してそのような発言は不敬にあたりますよ?
しかしあのように騒いでしまったので王妃様とアイリッシュ様にはちゃんと謝罪をしないといけないですね
「お兄さま私ちゃんと助けて頂いたアイリッシュ様にお礼と謝罪がしたいです。」
わたしの言葉にお兄さま方が優しい笑顔で
「それは良いことだと思う。
では時間を作るからアイリッシュとお茶をしてくれるかなぁ?」
「えっ!あっ!はいわかりました」
お兄さま方にそのまま促されるまま私はアイリッシュ様とお茶会を約束してしまいましたがアイリッシュ様のご予定は大丈夫なのでしょか?
後日アイリッシュ様よりお手紙が届き体調が良くなって良かったと言う事とお会いする日は3日後になりました。
あと婚約式のドレスと装飾品の最終打ち合わせが必要と書かれていました。
私は本当は熱を出して寝込んでいる場合ではありませんでしたね。
あまり時間が無いことに気付きちょっと焦り初めました。
1
お気に入りに追加
390
あなたにおすすめの小説
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。


いくら政略結婚だからって、そこまで嫌わなくてもいいんじゃないですか?いい加減、腹が立ってきたんですけど!
夢呼
恋愛
伯爵令嬢のローゼは大好きな婚約者アーサー・レイモンド侯爵令息との結婚式を今か今かと待ち望んでいた。
しかし、結婚式の僅か10日前、その大好きなアーサーから「私から愛されたいという思いがあったら捨ててくれ。それに応えることは出来ない」と告げられる。
ローゼはその言葉にショックを受け、熱を出し寝込んでしまう。数日間うなされ続け、やっと目を覚ました。前世の記憶と共に・・・。
愛されることは無いと分かっていても、覆すことが出来ないのが貴族間の政略結婚。日本で生きたアラサー女子の「私」が八割心を占めているローゼが、この政略結婚に臨むことになる。
いくら政略結婚といえども、親に孫を見せてあげて親孝行をしたいという願いを持つローゼは、何とかアーサーに振り向いてもらおうと頑張るが、鉄壁のアーサーには敵わず。それどころか益々嫌われる始末。
一体私の何が気に入らないんだか。そこまで嫌わなくてもいいんじゃないんですかね!いい加減腹立つわっ!
世界観はゆるいです!
カクヨム様にも投稿しております。
※10万文字を超えたので長編に変更しました。
【完結】お飾りの妻からの挑戦状
おのまとぺ
恋愛
公爵家から王家へと嫁いできたデイジー・シャトワーズ。待ちに待った旦那様との顔合わせ、王太子セオドア・ハミルトンが放った言葉に立ち会った使用人たちの顔は強張った。
「君はお飾りの妻だ。装飾品として慎ましく生きろ」
しかし、当のデイジーは不躾な挨拶を笑顔で受け止める。二人のドタバタ生活は心配する周囲を巻き込んで、やがて誰も予想しなかった展開へ……
◇表紙はノーコピーライトガール様より拝借しています
◇全18話で完結予定

【完結】今世も裏切られるのはごめんなので、最愛のあなたはもう要らない
曽根原ツタ
恋愛
隣国との戦時中に国王が病死し、王位継承権を持つ男子がひとりもいなかったため、若い王女エトワールは女王となった。だが──
「俺は彼女を愛している。彼女は俺の子を身篭った」
戦場から帰還した愛する夫の隣には、別の女性が立っていた。さらに彼は、王座を奪うために女王暗殺を企てる。
そして。夫に剣で胸を貫かれて死んだエトワールが次に目が覚めたとき、彼と出会った日に戻っていて……?
──二度目の人生、私を裏切ったあなたを絶対に愛しません。
★小説家になろうさまでも公開中

〖完結〗幼馴染みの王女様の方が大切な婚約者は要らない。愛してる? もう興味ありません。
藍川みいな
恋愛
婚約者のカイン様は、婚約者の私よりも幼馴染みのクリスティ王女殿下ばかりを優先する。
何度も約束を破られ、彼と過ごせる時間は全くなかった。約束を破る理由はいつだって、「クリスティが……」だ。
同じ学園に通っているのに、私はまるで他人のよう。毎日毎日、二人の仲のいい姿を見せられ、苦しんでいることさえ彼は気付かない。
もうやめる。
カイン様との婚約は解消する。
でもなぜか、別れを告げたのに彼が付きまとってくる。
愛してる? 私はもう、あなたに興味はありません!
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
沢山の感想ありがとうございます。返信出来ず、申し訳ありません。

王弟殿下の番様は溺れるほどの愛をそそがれ幸せに…
ましろ
恋愛
見つけた!愛しい私の番。ようやく手に入れることができた私の宝玉。これからは私のすべてで愛し、護り、共に生きよう。
王弟であるコンラート公爵が番を見つけた。
それは片田舎の貴族とは名ばかりの貧乏男爵の娘だった。物語のような幸運を得た少女に人々は賞賛に沸き立っていた。
貧しかった少女は番に愛されそして……え?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる