84 / 117
初めてのデビュタントと隣国の王女様
19
しおりを挟む
お兄さま方から嵐のような報告を受けてから1週間が経ちました。
本日は隣国の王女様のがいらっしゃる日です。
陛下と王妃様それに公爵家が出迎える予定です。
もちろんアイリッシュ様もいらっしゃいます。
お兄さまから報告を受けた後にアイリッシュ様とお話する機会がありました。
今回の使節団のお出迎えについてアイリッシュ様から
「急なお願い事でごめんね。
けど私がルーに隣にいて欲しいからお願いしたんだ。」
あら?珍しくアイリッシュ様からのお願いでした。
そのあとにラージグア王女との事を少し話してくれました。
「昔ラージグア王女は彼女の父上がまだ王太子だった頃遊学と称して一緒にやって来た時があってね」
お母様が前に話してくれたやつですね。
「その時にひどい目と言うか、私やフレッド達はその頃から王族として貴族としての責務について勉強していたからその彼女の良く言って自由奔放な所がとても苦手であってね。
相手をしないとずーと追いかけ回されるがとてもイヤな思い出として残っていているから今回もしルーに対して何かしてきたらすぐに私に言って欲しい」
確かにお母様達からも余り関わらないでと言われてしまいましたが、うーんお互いもう子供ではないのでそんな事をしないと思うのですけど。
私がなんて答えていいのか悩んでいると
「ルー、私はね、本当は彼女とは関わらないで過ごせるのが1番だと思うし本当はお出迎えにも同伴して欲しくないんだよ。
けどルーにも私の婚約者という立場が出来てしまったし、何より私がルーに側にいて欲しいからなんだよ。
だからね、何かあっても遠慮せずに言うんだよ。」
アイリッシュ様にそんな事を言われてしまっては頷くしかありませんわ。
「わかりました。アイリッシュ様何かありましたらちゃんと言いますから、そんなに心配なさらないで下さい。」
私はアイリッシュ様に心配させないよに気を付け行動しないといけないと思いました。
けど私の思いとは裏腹に王女様の行動はとても頭を悩ますものとなりました。
本日は隣国の王女様のがいらっしゃる日です。
陛下と王妃様それに公爵家が出迎える予定です。
もちろんアイリッシュ様もいらっしゃいます。
お兄さまから報告を受けた後にアイリッシュ様とお話する機会がありました。
今回の使節団のお出迎えについてアイリッシュ様から
「急なお願い事でごめんね。
けど私がルーに隣にいて欲しいからお願いしたんだ。」
あら?珍しくアイリッシュ様からのお願いでした。
そのあとにラージグア王女との事を少し話してくれました。
「昔ラージグア王女は彼女の父上がまだ王太子だった頃遊学と称して一緒にやって来た時があってね」
お母様が前に話してくれたやつですね。
「その時にひどい目と言うか、私やフレッド達はその頃から王族として貴族としての責務について勉強していたからその彼女の良く言って自由奔放な所がとても苦手であってね。
相手をしないとずーと追いかけ回されるがとてもイヤな思い出として残っていているから今回もしルーに対して何かしてきたらすぐに私に言って欲しい」
確かにお母様達からも余り関わらないでと言われてしまいましたが、うーんお互いもう子供ではないのでそんな事をしないと思うのですけど。
私がなんて答えていいのか悩んでいると
「ルー、私はね、本当は彼女とは関わらないで過ごせるのが1番だと思うし本当はお出迎えにも同伴して欲しくないんだよ。
けどルーにも私の婚約者という立場が出来てしまったし、何より私がルーに側にいて欲しいからなんだよ。
だからね、何かあっても遠慮せずに言うんだよ。」
アイリッシュ様にそんな事を言われてしまっては頷くしかありませんわ。
「わかりました。アイリッシュ様何かありましたらちゃんと言いますから、そんなに心配なさらないで下さい。」
私はアイリッシュ様に心配させないよに気を付け行動しないといけないと思いました。
けど私の思いとは裏腹に王女様の行動はとても頭を悩ますものとなりました。
6
お気に入りに追加
388
あなたにおすすめの小説
皇太子夫妻の歪んだ結婚
夕鈴
恋愛
皇太子妃リーンは夫の秘密に気付いてしまった。
その秘密はリーンにとって許せないものだった。結婚1日目にして離縁を決意したリーンの夫婦生活の始まりだった。
本編完結してます。
番外編を更新中です。
旦那様、離縁の申し出承りますわ
ブラウン
恋愛
「すまない、私はクララと生涯を共に生きていきたい。離縁してくれ」
大富豪 伯爵令嬢のケイトリン。
領地が災害に遭い、若くして侯爵当主なったロイドを幼少の頃より思いを寄せていたケイトリン。ロイド様を助けるため、性急な結婚を敢行。その為、旦那様は平民の女性に癒しを求めてしまった。この国はルメニエール信仰。一夫一妻。婚姻前の男女の行為禁止、婚姻中の不貞行為禁止の厳しい規律がある。旦那様は平民の女性と結婚したいがため、ケイトリンンに離縁を申し出てきた。
旦那様を愛しているがため、旦那様の領地のために、身を粉にして働いてきたケイトリン。
その後、階段から足を踏み外し、前世の記憶を思い出した私。
離縁に応じましょう!未練なし!どうぞ愛する方と結婚し末永くお幸せに!
*女性軽視の言葉が一部あります(すみません)
【完結】嫌われ令嬢、部屋着姿を見せてから、王子に溺愛されてます。
airria
恋愛
グロース王国王太子妃、リリアナ。勝ち気そうなライラックの瞳、濡羽色の豪奢な巻き髪、スレンダーな姿形、知性溢れる社交術。見た目も中身も次期王妃として完璧な令嬢であるが、夫である王太子のセイラムからは忌み嫌われていた。
どうやら、セイラムの美しい乳兄妹、フリージアへのリリアナの態度が気に食わないらしい。
2ヶ月前に婚姻を結びはしたが、初夜もなく冷え切った夫婦関係。結婚も仕事の一環としか思えないリリアナは、セイラムと心が通じ合わなくても仕方ないし、必要ないと思い、王妃の仕事に邁進していた。
ある日、リリアナからのいじめを訴えるフリージアに泣きつかれたセイラムは、リリアナの自室を電撃訪問。
あまりの剣幕に仕方なく、部屋着のままで対応すると、なんだかセイラムの様子がおかしくて…
あの、私、自分の時間は大好きな部屋着姿でだらけて過ごしたいのですが、なぜそんな時に限って頻繁に私の部屋にいらっしゃるの?
アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
王子様と朝チュンしたら……
梅丸
恋愛
大変! 目が覚めたら隣に見知らぬ男性が! え? でも良く見たら何やらこの国の第三王子に似ている気がするのだが。そう言えば、昨日同僚のメリッサと酒盛り……ではなくて少々のお酒を嗜みながらお話をしていたことを思い出した。でも、途中から記憶がない。実は私はこの世界に転生してきた子爵令嬢である。そして、前世でも同じ間違いを起こしていたのだ。その時にも最初で最後の彼氏と付き合った切っ掛けは朝チュンだったのだ。しかも泥酔しての。学習しない私はそれをまた繰り返してしまったようだ。どうしましょう……この世界では処女信仰が厚いというのに!
美しい公爵様の、凄まじい独占欲と溺れるほどの愛
らがまふぃん
恋愛
こちらは以前投稿いたしました、 美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛 の続編となっております。前作よりマイルドな作品に仕上がっておりますが、内面のダークさが前作よりはあるのではなかろうかと。こちらのみでも楽しめるとは思いますが、わかりづらいかもしれません。よろしかったら前作をお読みいただいた方が、より楽しんでいただけるかと思いますので、お時間の都合のつく方は、是非。時々予告なく残酷な表現が入りますので、苦手な方はお控えください。 *早速のお気に入り登録、しおり、エールをありがとうございます。とても励みになります。前作もお読みくださっている方々にも、多大なる感謝を! ※R5.7/23本編完結いたしました。たくさんの方々に支えられ、ここまで続けることが出来ました。本当にありがとうございます。ばんがいへんを数話投稿いたしますので、引き続きお付き合いくださるとありがたいです。この作品の前作が、お気に入り登録をしてくださった方が、ありがたいことに200を超えておりました。感謝を込めて、前作の方に一話、近日中にお届けいたします。よろしかったらお付き合いください。 ※R5.8/6ばんがいへん終了いたしました。長い間お付き合いくださり、また、たくさんのお気に入り登録、しおり、エールを、本当にありがとうございました。 ※R5.9/3お気に入り登録200になっていました。本当にありがとうございます(泣)。嬉しかったので、一話書いてみました。 ※R5.10/30らがまふぃん活動一周年記念として、一話お届けいたします。 ※R6.1/27美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛(前作) と、こちらの作品の間のお話し 美しく冷酷な公爵令息様の、狂おしい熱情に彩られた愛 始めました。お時間の都合のつく方は、是非ご一読くださると嬉しいです。
*らがまふぃん活動二周年記念として、R6.11/4に一話お届けいたします。少しでも楽しんでいただけますように。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる