71 / 117
初めてのデビュタントと隣国の王女様
11
しおりを挟む
今日はデビュタント当日です。
今エマとメイにドレスを着させてもらってます。
似合っているでしょか?
「お嬢様行きますよ。息を止めて下さい」
只今絶賛コルセットととの戦い中です。
エマとメイで思いっきりコルセットを引っ張ります。
キツい、ツライです。
「はい、終わりました。息をしても大丈夫ですよ」
私はふぅーと息を吐きました。
毎回この作業が至難の技です。
コルセットを締めてもらいドレスを着てお化粧を施したら
「お嬢様とてもお綺麗ですよ」
エマ涙を流しながら言い、メイはウンウンと首を縦に振り喜んでいます。
「ここまで無事成長したことを喜ばしく思います。」
そんな大袈裟などと私は思いこれで結婚する時にはエマは倒れてしまうんではないかと心配です。
そんなことを考えているとメイが私の手を取り鏡の前まで連れてってくれました。
私は自分の姿をみて驚きました。
うわぁ!なんか別人みたいです。
「さあさあルーチェ様旦那様と奥様がお待ちですので下に行きますよ」
エマに言われて私はエマの手を取り下に向かいました。
途中で階段で転ばないで下さいと注意をされながらお父様方が待っているお部屋に案内されました。
「失礼します。ルーチェお嬢様をお連れしました」
エマがドア前で声をかけて私を部屋の中に連れてってくれました。
「まあルーちゃんとても綺麗よ」
お母様がすぐに声をかけてくれました。
お父様も
「おめでとうルーチェとても似合っているよ」
と、誉めてくれています。
お兄さま方からも
「ルーおめでとう」
「とても素敵だよ」
と、言って頂きとても嬉しく思います。
「さあルーの支度も終わったから王宮に行こうね」
お父様が声をかけます。
みんなで王宮に行くのはとても久しぶりですね。
私が初めて王宮のお茶会に参加した以来ではないでしょうか。
お兄さまにエスコートをしてもらい馬車に乗ります。
あっ、そう言えばお花はどこでしょう。
私が回りをキョロキョロしていると
「ルーちゃんどしたの?」
お母様が声をかけてくれました。
「お母様お花を私持ってなくて…」
私の不安を汲み取ってくれたみたいでお母様が
「うふふ、ルーちゃん心配しなくってもちゃんと準備してありますよ。
今このまま持って馬車に乗ったら花束がぐしゃぐしゃになってしまいすからね。」
と、言ってお母様はメイの方に視線を向けるとちゃんとメイが大切そうに保管して持っていてくれました。
私は一安心しました。
今日初めての経験をするので期待と不安と緊張でいつもと違う自分がいるみたいです。
メイが大切に白百合の花束を持ってくれているので安心ですね。
花束はお母様と話し合い白百合に決めました。
他にもバラやカスミソウなど候補があったのですが白百合の花言葉の純血、威厳の方が公爵家として合うので白百合を持ってデビュタントに望む事にしたのでした。
今エマとメイにドレスを着させてもらってます。
似合っているでしょか?
「お嬢様行きますよ。息を止めて下さい」
只今絶賛コルセットととの戦い中です。
エマとメイで思いっきりコルセットを引っ張ります。
キツい、ツライです。
「はい、終わりました。息をしても大丈夫ですよ」
私はふぅーと息を吐きました。
毎回この作業が至難の技です。
コルセットを締めてもらいドレスを着てお化粧を施したら
「お嬢様とてもお綺麗ですよ」
エマ涙を流しながら言い、メイはウンウンと首を縦に振り喜んでいます。
「ここまで無事成長したことを喜ばしく思います。」
そんな大袈裟などと私は思いこれで結婚する時にはエマは倒れてしまうんではないかと心配です。
そんなことを考えているとメイが私の手を取り鏡の前まで連れてってくれました。
私は自分の姿をみて驚きました。
うわぁ!なんか別人みたいです。
「さあさあルーチェ様旦那様と奥様がお待ちですので下に行きますよ」
エマに言われて私はエマの手を取り下に向かいました。
途中で階段で転ばないで下さいと注意をされながらお父様方が待っているお部屋に案内されました。
「失礼します。ルーチェお嬢様をお連れしました」
エマがドア前で声をかけて私を部屋の中に連れてってくれました。
「まあルーちゃんとても綺麗よ」
お母様がすぐに声をかけてくれました。
お父様も
「おめでとうルーチェとても似合っているよ」
と、誉めてくれています。
お兄さま方からも
「ルーおめでとう」
「とても素敵だよ」
と、言って頂きとても嬉しく思います。
「さあルーの支度も終わったから王宮に行こうね」
お父様が声をかけます。
みんなで王宮に行くのはとても久しぶりですね。
私が初めて王宮のお茶会に参加した以来ではないでしょうか。
お兄さまにエスコートをしてもらい馬車に乗ります。
あっ、そう言えばお花はどこでしょう。
私が回りをキョロキョロしていると
「ルーちゃんどしたの?」
お母様が声をかけてくれました。
「お母様お花を私持ってなくて…」
私の不安を汲み取ってくれたみたいでお母様が
「うふふ、ルーちゃん心配しなくってもちゃんと準備してありますよ。
今このまま持って馬車に乗ったら花束がぐしゃぐしゃになってしまいすからね。」
と、言ってお母様はメイの方に視線を向けるとちゃんとメイが大切そうに保管して持っていてくれました。
私は一安心しました。
今日初めての経験をするので期待と不安と緊張でいつもと違う自分がいるみたいです。
メイが大切に白百合の花束を持ってくれているので安心ですね。
花束はお母様と話し合い白百合に決めました。
他にもバラやカスミソウなど候補があったのですが白百合の花言葉の純血、威厳の方が公爵家として合うので白百合を持ってデビュタントに望む事にしたのでした。
6
お気に入りに追加
389
あなたにおすすめの小説
【完結】ぽっちゃりなヒロインは爽やかなイケメンにひとめぼれされ溺愛される
まゆら
恋愛
食べる事と寝る事が大好きな社会人1年生の杉野ほたること、ほーちゃんが恋や仕事、ダイエットを通じて少しずつ成長していくお話。
恋愛ビギナーなほーちゃんにほっこりしたり、
ほーちゃんの姉あゆちゃんの中々進まない恋愛にじんわりしたり、
ふわもこで可愛いワンコのミルクにキュンしたり…
杉野家のみんなは今日もまったりしております。
素敵な表紙は、コニタンさんの作品です!
拝啓 お顔もお名前も存じ上げない婚約者様
オケラ
恋愛
15歳のユアは上流貴族のお嬢様。自然とたわむれるのが大好きな女の子で、毎日山で植物を愛でている。しかし、こうして自由に過ごせるのもあと半年だけ。16歳になると正式に結婚することが決まっている。彼女には生まれた時から婚約者がいるが、まだ一度も会ったことがない。名前も知らないのは幼き日の彼女のわがままが原因で……。半年後に結婚を控える中、彼女は山の中でとある殿方と出会い……。
美しい公爵様の、凄まじい独占欲と溺れるほどの愛
らがまふぃん
恋愛
こちらは以前投稿いたしました、 美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛 の続編となっております。前作よりマイルドな作品に仕上がっておりますが、内面のダークさが前作よりはあるのではなかろうかと。こちらのみでも楽しめるとは思いますが、わかりづらいかもしれません。よろしかったら前作をお読みいただいた方が、より楽しんでいただけるかと思いますので、お時間の都合のつく方は、是非。時々予告なく残酷な表現が入りますので、苦手な方はお控えください。 *早速のお気に入り登録、しおり、エールをありがとうございます。とても励みになります。前作もお読みくださっている方々にも、多大なる感謝を! ※R5.7/23本編完結いたしました。たくさんの方々に支えられ、ここまで続けることが出来ました。本当にありがとうございます。ばんがいへんを数話投稿いたしますので、引き続きお付き合いくださるとありがたいです。この作品の前作が、お気に入り登録をしてくださった方が、ありがたいことに200を超えておりました。感謝を込めて、前作の方に一話、近日中にお届けいたします。よろしかったらお付き合いください。 ※R5.8/6ばんがいへん終了いたしました。長い間お付き合いくださり、また、たくさんのお気に入り登録、しおり、エールを、本当にありがとうございました。 ※R5.9/3お気に入り登録200になっていました。本当にありがとうございます(泣)。嬉しかったので、一話書いてみました。 ※R5.10/30らがまふぃん活動一周年記念として、一話お届けいたします。 ※R6.1/27美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛(前作) と、こちらの作品の間のお話し 美しく冷酷な公爵令息様の、狂おしい熱情に彩られた愛 始めました。お時間の都合のつく方は、是非ご一読くださると嬉しいです。
*らがまふぃん活動二周年記念として、R6.11/4に一話お届けいたします。少しでも楽しんでいただけますように。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
恋人は戦場の聖母
嘉多山瑞菜
恋愛
グレート・ドルトン王国の第二王子
クリスティアン・アレックスは敵兵に夜襲にあい、命からがら塹壕に逃げ込んだ。
負傷のせいで遠のく意識の中で感じたのは、その場にあり得ない誰かの優しい手と香り、、、
無事に生還できた第二王子は【命の恩人】探しを始めるが、簡単かと思いきや恩人探しはなかなか手がかりが出てこない。
そんな中やっと掴んだ情報は
———戦場の聖母マドンナと呼ばれる匿名の報道カメラマンだった。
誰をも魅了する女性慣れした現代の王子様と、勇気があるけど、奥手で恋を知らない女性が、じれったいけど少しづつ心を通わせわていく。
王子の一目惚れと見初められた女性が、様々な困難を乗り越えて、繰り広げていく溺愛ラブストーリー。
別名【王子頑張れ物語?!】
どうか読む人皆さまの胸がキュンキュンしますように。
※ヒーローとヒロインの出会いまでに時間がかかります。
※作者の好みを詰め込んだご都合主義の王道恋物語です。
※緩い現代の設定です。
※後半、戦争表現が若干あります。
※日本以外の国名、団体名はフィクションです。
———————————-
完結まで、毎日、数話ずつ更新します!
【完結】婚約者が好きなのです
maruko
恋愛
リリーベルの婚約者は誰にでも優しいオーラン・ドートル侯爵令息様。
でもそんな優しい婚約者がたった一人に対してだけ何故か冷たい。
冷たくされてるのはアリー・メーキリー侯爵令嬢。
彼の幼馴染だ。
そんなある日。偶然アリー様がこらえきれない涙を流すのを見てしまった。見つめる先には婚約者の姿。
私はどうすればいいのだろうか。
全34話(番外編含む)
※他サイトにも投稿しております
※1話〜4話までは文字数多めです
注)感想欄は全話読んでから閲覧ください(汗)
【完結】もう結構ですわ!
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
恋愛
どこぞの物語のように、夜会で婚約破棄を告げられる。結構ですわ、お受けしますと返答し、私シャルリーヌ・リン・ル・フォールは微笑み返した。
愚かな王子を擁するヴァロワ王家は、あっという間に追い詰められていく。逆に、ル・フォール公国は独立し、豊かさを享受し始めた。シャルリーヌは、豊かな国と愛する人、両方を手に入れられるのか!
ハッピーエンド確定
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/11/29……完結
2024/09/12……小説家になろう 異世界日間連載 7位 恋愛日間連載 11位
2024/09/12……エブリスタ、恋愛ファンタジー 1位
2024/09/12……カクヨム恋愛日間 4位、週間 65位
2024/09/12……アルファポリス、女性向けHOT 42位
2024/09/11……連載開始
伯爵は年下の妻に振り回される 記憶喪失の奥様は今日も元気に旦那様の心を抉る
新高
恋愛
※第15回恋愛小説大賞で奨励賞をいただきました!ありがとうございます!
※※2023/10/16書籍化しますーー!!!!!応援してくださったみなさま、ありがとうございます!!
契約結婚三年目の若き伯爵夫人であるフェリシアはある日記憶喪失となってしまう。失った記憶はちょうどこの三年分。記憶は失ったものの、性格は逆に明るく快活ーーぶっちゃけ大雑把になり、軽率に契約結婚相手の伯爵の心を抉りつつ、流石に申し訳ないとお詫びの品を探し出せばそれがとんだ騒ぎとなり、結果的に契約が取れて仲睦まじい夫婦となるまでの、そんな二人のドタバタ劇。
※本編完結しました。コネタを随時更新していきます。
※R要素の話には「※」マークを付けています。
※勢いとテンション高めのコメディーなのでふわっとした感じで読んでいただけたら嬉しいです。
※他サイト様でも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる