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初めてのデビュタントと隣国の王女様
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私の隣国の王女様ご存じですかと、聞いたあと何故か部屋の雰囲気が変わりお母様とお兄さま方の顔が穏やかな顔から変わってしまいました。
確かに前にも似たようなことがあったのようななかったような…
「ルーちゃんそれは殿下から聞いたの?」
「いえ、マナーレッスンの先生が教えてくれました。」
「あら、何でそんな事になったのでしょう」
「今日のマナーレッスンの内容があちらの王女様とお茶をする機会もあると言うことなので隣国のマナーに合わせてのお茶会でしので教えてくれました。」
みんな困った顔しています。
「それでルーちゃんは殿下に聞いてみたの?」
「はい、アイリッシュ様に聞いた所驚いてました。
何で知っているのかと」
「そうだと思う」
「ハァー僕達の計画が…」
「会わせる予定はないんだけど」
お兄さま方もご存じだったのですかのですね。
ところで計画とは何ですか?
「それでルーちゃん殿下は王女の事をなんておっしゃってました?」
「王妃様の姪にあたるのでアイリッシュ様とは従兄弟になると言うことと少しわがままではなく変わっていると言ってました。」
あと側室の子とは言わなくていいですね。
「あら殿下は礼儀知らずとは言わなかったのね」
それは初耳ですね。
「まぁ殿下にとって王女とは嫌な思いでしかないかしらフレッド、ジョージ?」
お母様がお兄さま方をチラッとみるとお兄さま方は肩を震わせてこちらを見ました。
「僕達とアイリッシュは王女に幼い時に追い回されていたから…」
ジョージお兄さまが苦笑しながら言いました。
「あれは地獄の日々だったね」
王女様は1度こちらにいらっしゃったことがあるらしく、そのときアイリッシュ様とお兄さま方はお会いしているそうです。
ですが、ある程度の教養が付いていらっしゃったアイリッシュ様やお兄さまからしてみては用事がないのに追い回されたり、レッスン中にいきなり来て邪魔されたりして良い思い出はないみたいです。
なぜか気にくわない事があると癇癪を起こしていたらしい…
しかし王妃様の姪と言うことと外交問題になるので我慢していたみたいなのですが大変だったみたいです。
その後王女様達がお帰りになったあとアイリッシュ様とお兄さま方は1週間以上高熱を出して寝込んだらしい…
「お母様そんな態度がひどいと少しは王妃様から注意があったのではありませんか?」
私が聞いてもあまりにも淑女として微妙なので、誰も注意しなかったのかと聞くと
「初めは注意があったらしいけどその度に私は王女よ将来殿下の婚者になるて、騒ぎ立てるからみんなで手を焼いてしまったわ」
想像しただけでも凄いかも
「そんな王女が婚約式にご出席すると聞いてね。
そんなに外交も出来ないと思うんだけと」
お母様はとても憂いてします。
「ルーちゃんお願いだから王女様と関わらないでね」
お兄さま方もウンウンと頷いてます。
みんなが同じ事を言うのでごめんなさい逆に王女様に興味が出て来てしまいましたわ
確かに前にも似たようなことがあったのようななかったような…
「ルーちゃんそれは殿下から聞いたの?」
「いえ、マナーレッスンの先生が教えてくれました。」
「あら、何でそんな事になったのでしょう」
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みんな困った顔しています。
「それでルーちゃんは殿下に聞いてみたの?」
「はい、アイリッシュ様に聞いた所驚いてました。
何で知っているのかと」
「そうだと思う」
「ハァー僕達の計画が…」
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お兄さま方もご存じだったのですかのですね。
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「それでルーちゃん殿下は王女の事をなんておっしゃってました?」
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その後王女様達がお帰りになったあとアイリッシュ様とお兄さま方は1週間以上高熱を出して寝込んだらしい…
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お母様はとても憂いてします。
「ルーちゃんお願いだから王女様と関わらないでね」
お兄さま方もウンウンと頷いてます。
みんなが同じ事を言うのでごめんなさい逆に王女様に興味が出て来てしまいましたわ
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