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初めてのお友達とお妃教育と…
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「………様…」
「……チェ様…」
「…ルーチェ様…」
誰かが私の体を揺さぶってます?
誰ですか?
そんな風に思っているけどまだ頭の中がぼっーとしていて目が覚めません。
しかし段々と私を呼ぶ声がはっきりと聞こえてくるようになりました。
「ルーチェ様起きて下さい」
私は目を醒ますと目の前にはリリー様ががいらっしゃいます。
「あれ?リリー様?」
なんでリリー様がいるんですか?
そういえばここはどこですか?
確か私は孤児医院に行く予定で…
私ははっきりと目が覚めて慌てて
「リリー様大丈夫ですか?ここはどこですか?」
思わず大きい声で質問してしまいました。
「ルーチェ様お静かに落ち着いて下さい」
「あっ、申し訳ありません」
私は慌てて手で口を押さえました。
ここはどこですか?
ふ
私はキョロキョロと回りを見ながら自分の手と足が縛られているのに気づきました。
「ルーチェ様今縄を切りますから動かないで下さいね」
そういうとリリー様は髪留めに使っていた物で私の縄を切っていきます。
「リリー様いつもそういうと物を持ち歩いているのですか?」
私が不思議と思ったので聞いて見ると
「淑女の嗜みですよ」
と、笑顔で答えてくれました。
私はここがどこなのか分からないためリリー様に訊ねました。
「リリー様ここはどこですかね」
縄で縛られていたので手首が赤くなってしまい、痛いですがそんなことよりここはどこ?
「ルーチェ様申し訳ありません。
ここがどこなのか私にも分からないのです」
やっぱりそうですよね。
部屋に2人で閉じ込められいますが、窓もありません。
しかもここがどこだかリリー様が知っていたらびっくりですよね?
「しかし、ここに長いは出来ません
もしこのことがあの方にばれたらヤバい…」
リリー様はなにやら独り言をブツフヅ言っています。
「ルーチェ様こここら脱出しましょう
ふたてに別れて逃げるのは危険なのでまずは外を目指して逃げます。
そのあと馬か何か見つけ脱出していきます」
リリー様が私に脱出の算段を付けて説明してけれます。
しかし大きな問題があります。
目の前にある扉は鍵が…
「リリー様この扉の鍵はどうしますか?」
私が困っていると
リリー様は先ほどの髪留めを取り
「これで開きます」
と、言って慎重に鍵を開け始めました。
ガチャと、言う音と共に扉が開き2人で顔を見合わせた時、扉の外が騒がしくなってきました。
足音はこちらに向かっています。
「ルーチェ様扉から離れて下さい」
リリー様から言われて私は扉から離れました。
そうすると扉がガチャと開く音が聞こえて…
「……チェ様…」
「…ルーチェ様…」
誰かが私の体を揺さぶってます?
誰ですか?
そんな風に思っているけどまだ頭の中がぼっーとしていて目が覚めません。
しかし段々と私を呼ぶ声がはっきりと聞こえてくるようになりました。
「ルーチェ様起きて下さい」
私は目を醒ますと目の前にはリリー様ががいらっしゃいます。
「あれ?リリー様?」
なんでリリー様がいるんですか?
そういえばここはどこですか?
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私ははっきりと目が覚めて慌てて
「リリー様大丈夫ですか?ここはどこですか?」
思わず大きい声で質問してしまいました。
「ルーチェ様お静かに落ち着いて下さい」
「あっ、申し訳ありません」
私は慌てて手で口を押さえました。
ここはどこですか?
ふ
私はキョロキョロと回りを見ながら自分の手と足が縛られているのに気づきました。
「ルーチェ様今縄を切りますから動かないで下さいね」
そういうとリリー様は髪留めに使っていた物で私の縄を切っていきます。
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「リリー様ここはどこですかね」
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やっぱりそうですよね。
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しかもここがどこだかリリー様が知っていたらびっくりですよね?
「しかし、ここに長いは出来ません
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