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初めてのお友達とお妃教育と…
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「あの、アイリッシュ様良いんですか、まだ私とお茶していて?」
「大丈夫だよ、気にしないで。ところでルーは孤児医院に最近通っていると前に話してくれたけど今度はいつ行くの?」
「実は明日リリー様と一緒に行く予定です」
アイリッシュ様が私のことを覚えて、いてくれたことがとっても嬉しかったです。
また明日はリリー様が御一緒することも伝えました。
とっても楽しみです。
「リリーも一緒なの?アイツ…」
「アイリッシュ様?」
「イヤ、リリー嬢と一緒にしっかり過ごして来て」
「はい、わかりました」
私は満面な笑顔で答えました。
その後私は沢山あるお菓子をお腹一杯食べてしまいました。
帰ったらやっぱりエマに怒られてしまいましたわ。
次の日の昼過ぎエントランスで待っているとリリー様が馬車乗っていらっゃいましたわ。
「リリー様ようこそお越しくださいました」
「ルーチェ様今日はありがとうございます。私今日をとても楽しみしていたのです」
リリー様は笑顔で答えてくれました。
「本当ですか?凄く嬉しいです」
私達は早速うちの馬車に乗り換えて孤児医院に向かうことにしました。
「あら?今日はエマはついて来ないの?」
私の質問にエマが
「申し訳ありません、今日は奥様がお出かけをなさるのでそちらに付いて行くことになってもいます。」
「わかったわ。しょうがないわね」
私は少しがっかりしてしまいましたが仕方ありません。
エマは私の専属侍女ではなくお母様の専属なのです。
そろそろ私専属を付けようと話しが上がってますが私がエマが良いのでこの話しを保留にしてもらってます。
馬車の中には知らない侍女の方がいましたわ。
「この方は?」
知らない方が乗って居ますね
しかも御者もしらない方ですわ
「こちらの方は今日の孤児医院から来て頂いた使いの方です」
あら、大変挨拶しなくっては
「初めましてごきげんよう。本日はよろしくお願いいたします」
私とリリー様が挨拶をしましたがペコリとして終わってしまいましたわ。
なんな不思議の方ですね。
「お嬢様気をつけていってらしゃいませ。
帰りはフレッド様とジョージ様がお迎えにあがるのでそれまでお待ち下さい」
「あら?お兄さま方が来て下さるの?
わかったわ」
私はエマに孤児医院に持って行くお菓子を渡されて馬車に乗りました。
私はみんなに見送られて孤児医院に向かいました。
馬車の中ではリリー様と昨日お茶会で城下町に行く事が決まったことを話そうとしていると
馬車が急にガタンゴトンと激しく揺れています。
「キャア!」
「どうしたんですか?」
何事ですか?
いつもはこんな道を走りませんよ?
私は咄嗟に使いの方を見ましたがいませんね。
「?!」
「リリー様使いの方がいませんよ」
「ルーチェ様これは余り良い雰囲気ではありません」
そのあとにリリー様が何か言葉を発しようとしましたが、
ガタンゴトン、ガタンゴトンとすごい揺れで私達は体が傾いてしまいました。
「イタッ」
揺れのせい2人とも椅子から落ちてしまい、呆然としているもいきなり両方の扉が開きびっくりしているうちに私は意識を失ってしまいました。
「大丈夫だよ、気にしないで。ところでルーは孤児医院に最近通っていると前に話してくれたけど今度はいつ行くの?」
「実は明日リリー様と一緒に行く予定です」
アイリッシュ様が私のことを覚えて、いてくれたことがとっても嬉しかったです。
また明日はリリー様が御一緒することも伝えました。
とっても楽しみです。
「リリーも一緒なの?アイツ…」
「アイリッシュ様?」
「イヤ、リリー嬢と一緒にしっかり過ごして来て」
「はい、わかりました」
私は満面な笑顔で答えました。
その後私は沢山あるお菓子をお腹一杯食べてしまいました。
帰ったらやっぱりエマに怒られてしまいましたわ。
次の日の昼過ぎエントランスで待っているとリリー様が馬車乗っていらっゃいましたわ。
「リリー様ようこそお越しくださいました」
「ルーチェ様今日はありがとうございます。私今日をとても楽しみしていたのです」
リリー様は笑顔で答えてくれました。
「本当ですか?凄く嬉しいです」
私達は早速うちの馬車に乗り換えて孤児医院に向かうことにしました。
「あら?今日はエマはついて来ないの?」
私の質問にエマが
「申し訳ありません、今日は奥様がお出かけをなさるのでそちらに付いて行くことになってもいます。」
「わかったわ。しょうがないわね」
私は少しがっかりしてしまいましたが仕方ありません。
エマは私の専属侍女ではなくお母様の専属なのです。
そろそろ私専属を付けようと話しが上がってますが私がエマが良いのでこの話しを保留にしてもらってます。
馬車の中には知らない侍女の方がいましたわ。
「この方は?」
知らない方が乗って居ますね
しかも御者もしらない方ですわ
「こちらの方は今日の孤児医院から来て頂いた使いの方です」
あら、大変挨拶しなくっては
「初めましてごきげんよう。本日はよろしくお願いいたします」
私とリリー様が挨拶をしましたがペコリとして終わってしまいましたわ。
なんな不思議の方ですね。
「お嬢様気をつけていってらしゃいませ。
帰りはフレッド様とジョージ様がお迎えにあがるのでそれまでお待ち下さい」
「あら?お兄さま方が来て下さるの?
わかったわ」
私はエマに孤児医院に持って行くお菓子を渡されて馬車に乗りました。
私はみんなに見送られて孤児医院に向かいました。
馬車の中ではリリー様と昨日お茶会で城下町に行く事が決まったことを話そうとしていると
馬車が急にガタンゴトンと激しく揺れています。
「キャア!」
「どうしたんですか?」
何事ですか?
いつもはこんな道を走りませんよ?
私は咄嗟に使いの方を見ましたがいませんね。
「?!」
「リリー様使いの方がいませんよ」
「ルーチェ様これは余り良い雰囲気ではありません」
そのあとにリリー様が何か言葉を発しようとしましたが、
ガタンゴトン、ガタンゴトンとすごい揺れで私達は体が傾いてしまいました。
「イタッ」
揺れのせい2人とも椅子から落ちてしまい、呆然としているもいきなり両方の扉が開きびっくりしているうちに私は意識を失ってしまいました。
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