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初めてのお友達とお妃教育と…

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王妃様とのお茶会で進められた飲み物のコーヒーは私には苦すぎて実は苦手です。

しかしアイリッシュ様達が国の発展のために取り寄せた物に対して口に合わないとは言えません。

私がなんて答えようか悩んでいるとジョージお兄さまが、

「ルー、俺もコーヒー好きじゃないから別に口に合わないと言っても大丈夫だぞ。
味覚は人それぞれ違うわけだし俺は紅茶の方が断然よいと思うけどね」

お兄さまそんな事はっきりと申して大丈夫何ですか?

「ルー気にしないでいいよ。また飲みたいかだけ教えてくれれば参考になるから」

フレッドお兄さまは分かりやすく提示してくれたので私は、

「私はあの1回で十分です」

正直に答えました。

「そっか、ルーは何か合わなかった?」

今度はアイリッシュ様が聞いて来ます。

「正直私には苦いです。王妃様に砂糖とミルクを足すと美味しいと言われましたが、少しまろやかにはなりましたがやっぱり苦味がありました。」

私はドキドキしながら答えました。

私の出した答えによりアイリッシュ様が不機嫌になってないか私はアイリッシュ様の方をチラッと覗きました。

アイリッシュ様はとても難しい顔して悩んでいます。

「やっぱりコーヒーの苦味が合わない人がいるんだ。そうすると我が国では流行らないかも知れないな」

「どちらかと言うと紅茶が支流だったから慣れないと言う意見もあるでしょ」

「じゃあ国民の方が逆に流行るかなぁ」

ジョージお兄さまが意見を言うと、

一斉に皆様がジョージお兄さまを見て

「試してみる価値はあるかも」

「貴族に合わないから国民にも合わないと考えること事態間違いかも
紅茶より実はコーヒーの方が単価が安いしな」

皆様があでもないこうでもないと色々と意見を言っています。

さっきまでゆっくりしたお茶会だったのに急に雰囲気が変わり私は驚きました。

「城下町で流行らすのもありだな、そうしたらもしかしたら商業が食い付くかもそれない」

アイリッシュ様がボソッと言うと

「あそこのカフェで試してみるのも価値があると思うがどうかなぁ?」

「視察も兼ねて行くか?」

皆様は城下町に行くのですか?カフェとは何ですか?私も行きたいです。

私が目をキラキラしているとアイリッシュ様から

「ルーも城下町に行ってみる?」

お誘いを受けました。私はもちろん

「はい、行きます」

と、考えずにすぐに答えました、

「じゃあ一緒に行こう、デートだね」

デート?アイリッシュ様デートとは何ですか?

私の気持ちは初めての城下町に行けるということで、もうルンルンです。

「えっ?ちょっと待ってよ」

「殿下、何言ってるんですか?」

「ルーも良く考えずに答えないの」

お兄さま方とトムが急に慌てる出しました。

「公爵令嬢と殿下が急に城下町に行ったらみんなびっくりするでしょ、護衛はどうするですか?
何かあったらどうするのですか?」

トムはすごい剣幕でアイリッシュ様を説得し始めました。

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