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初めてのお友達とお妃教育と…
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今日のお妃教育はダンスです。
はい、私の不得意のダンスです。
そして良くわからないことに、なぜかサーシャ様が一緒にいます。
お妃教育は本来他の候補の方と一緒にならない様にスケジュールが組まれているはずなのですが?
「ルーチェ嬢、仲良くやりましょうね」
「はい、よろしくお願いいたします」
講師の先生方もみたことない方ばかり、いつもの先生はどうしたのかしら?
今日のダンスはワルツです。
まずは基本のステップを教えて頂き三拍子で踊って行くのが基本です。
また曲よりステップが変わったりします。
三拍子は大丈夫ですなのですが、曲が変わりステップが複雑になるとやっぱり難しくです。
「サーシャ様流石でね」
先生がサーシャ様を誉めてます。
私も横目で見て見てみるととても優雅な姿勢で踊ってます。
しかも背筋をちゃん伸ばしてすごい
「ルーチェ嬢背筋を伸ばして下さい。
猫背になってますよ」
先生に言われて背中を伸ばされてしまいました。
お腹と背中の筋肉がつりそうです。きついよ
「ウフフ、ルーチェ様姿勢が出来ないと優雅なダンスは踊れませんよ」
私はシュンとしてしまいました。
次は講師の先生とペアになり曲にあわせて踊って行きます。
ペアで踊るのですね。不安です。
最初はサーシャ様と先生が踊ります。2人ともの背丈は丁度良く絵になる感じるですよ。
二人とも終始笑顔で優雅過ぎます。
最後のフィニッシュも決まり曲が終ると"パチパチ"と拍手がなりました。
次は私の番です
先生と組ますが先生の背が高すぎて手の位置が高いです。
うーんこの時点で踊りづらいです。
やっぱり踊り始めると先生も踊りづらいのか2人の感覚が合いません。
何度も先生の足を踏んでしまってます。
その度にイテッと言われ回りからクスッと笑われてしまいました。
もうステップを踏むだけでいっぱいいっぱいで姿勢も笑顔も気にしてられないです。
それに猫背になってしまい踊っていてもなんか引っ張らている感じで痛いです。
もうやめたい気持ちが強くなってきてしまいました。
気持ちは悲しくなり、みんなダンスは楽しいよと、教えてくれましたが全く楽しくありません。
曲の終わりのフィッシュも決まらず終了になってしまいました。
私は頭を深くさげ
「ありがとうございました」
先生に礼を取ると先生は無言でため息を付き立ち去りました。
回りからはクスクスと笑い声が聞こえます。
私は恥ずかしくなり顔を真っ赤にしているためあげることが出来ないでいると、
視界に見たことない靴が入り込んで来ました。
「ルーチェ嬢私と一曲踊っていただけますか?」
この声は?えっ?でもこの時間は確か?
はい、私の不得意のダンスです。
そして良くわからないことに、なぜかサーシャ様が一緒にいます。
お妃教育は本来他の候補の方と一緒にならない様にスケジュールが組まれているはずなのですが?
「ルーチェ嬢、仲良くやりましょうね」
「はい、よろしくお願いいたします」
講師の先生方もみたことない方ばかり、いつもの先生はどうしたのかしら?
今日のダンスはワルツです。
まずは基本のステップを教えて頂き三拍子で踊って行くのが基本です。
また曲よりステップが変わったりします。
三拍子は大丈夫ですなのですが、曲が変わりステップが複雑になるとやっぱり難しくです。
「サーシャ様流石でね」
先生がサーシャ様を誉めてます。
私も横目で見て見てみるととても優雅な姿勢で踊ってます。
しかも背筋をちゃん伸ばしてすごい
「ルーチェ嬢背筋を伸ばして下さい。
猫背になってますよ」
先生に言われて背中を伸ばされてしまいました。
お腹と背中の筋肉がつりそうです。きついよ
「ウフフ、ルーチェ様姿勢が出来ないと優雅なダンスは踊れませんよ」
私はシュンとしてしまいました。
次は講師の先生とペアになり曲にあわせて踊って行きます。
ペアで踊るのですね。不安です。
最初はサーシャ様と先生が踊ります。2人ともの背丈は丁度良く絵になる感じるですよ。
二人とも終始笑顔で優雅過ぎます。
最後のフィニッシュも決まり曲が終ると"パチパチ"と拍手がなりました。
次は私の番です
先生と組ますが先生の背が高すぎて手の位置が高いです。
うーんこの時点で踊りづらいです。
やっぱり踊り始めると先生も踊りづらいのか2人の感覚が合いません。
何度も先生の足を踏んでしまってます。
その度にイテッと言われ回りからクスッと笑われてしまいました。
もうステップを踏むだけでいっぱいいっぱいで姿勢も笑顔も気にしてられないです。
それに猫背になってしまい踊っていてもなんか引っ張らている感じで痛いです。
もうやめたい気持ちが強くなってきてしまいました。
気持ちは悲しくなり、みんなダンスは楽しいよと、教えてくれましたが全く楽しくありません。
曲の終わりのフィッシュも決まらず終了になってしまいました。
私は頭を深くさげ
「ありがとうございました」
先生に礼を取ると先生は無言でため息を付き立ち去りました。
回りからはクスクスと笑い声が聞こえます。
私は恥ずかしくなり顔を真っ赤にしているためあげることが出来ないでいると、
視界に見たことない靴が入り込んで来ました。
「ルーチェ嬢私と一曲踊っていただけますか?」
この声は?えっ?でもこの時間は確か?
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(執筆期間:2022/05/03〜05/24)
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
2022/05/30、エタニティブックスにて一位、本当に有難うございます!
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
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○表紙絵は市瀬雪さまに依頼しました。
(作品シェア以外での無断転載など固くお断りします)
○雪さま
(Twitter)https://twitter.com/yukiyukisnow7?s=21
(pixiv)https://www.pixiv.net/users/2362274
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