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初めてのお友達とお妃教育と…
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折角ルーと楽しい時間を過ごしていたのに、
「あの人は執務室に待ってるの?」
「はい、殿下、フレッドとジョージが殿下は今所要ためあとにしてほしいと言ったのですが
待ってると言って居座ってます」
「ハァー最悪」
本当に最悪だよ、ルーとの楽しいお茶の時間を潰すなんて迷惑だよ。
「殿下申し訳ありませんが顔に出でいます
少し落ち着いて下さい」
トム言われたけど落ち着けないよ。
仕方なく僕は話しを変えた。
「トムあの人のしっぽ掴んだか?」
「いえ、決定的な物はまだですが大分証拠が上がってきています」
トムは僕の従者兼影の役割を果たしてもらっている。
「陛下は、なんて言っていた?」
「はい、この件に関しては全て殿下にお任せするそうです。ですのでしっかりと結果を出せとのことです」
「ハァー陛下も最近平気で厄介事を僕に回すようになったな」
「それだけ殿下に信頼を寄せていると言うことです」
「わかったよ。そう言うことにしとくね」
多分いや、実際は自分でやるのがめんどくさいからこっちに回したんだと思うけど、
「所でトムはルーに会うの初めてではないよね?」
「はい、何度も拝見させて頂いてます。」
「けどルーは初めての方て感じだったけど?」
「あー多分髪の色が毎回違うのでそれで認識出来なかったのではないでしょうか
あと殿下あまりしつこいとルーチェ嬢に嫌われますよ」
「はぁ?どこがしつこいの?」
こんな風に僕に小言を言うのは双子意外ならトムぐらいだ。
執務室に入ると既にお茶を飲んでくつろいでいる厄介者がソファーにいた。
フレッドとジョージの雰囲気は最悪だね
「お待たせして申し訳ないないねプロパレス侯爵」
「殿下お忙しい中すいません。殿下にお話しがありまして」
そう思ってるいるなら本当にあとからにしてほしいよ。
僕は黒い気分を心に閉まって侯爵と向き合う
「それでご用件は?陛下や宰相でなくて良かったのかなぁ?」
「はい、殿下に折り入ってお話ししたい事がありまして」
サーシャ嬢の事かなぁ、めんどくさな。
「最近殿下やバロッサ家の子息たちで何か新しい物を輸入したり新しい産業をしてますね?」
「そうだね。それらが受け入れられるかはわからないけど新しい風も入るし国も潤ったりするし、人の動きも増えるからね。
何事にもやる価値はあると思うけどそれが何か問題でもあるのかなぁ?
一応陛下と宰相のは許可を取ってやっているけど」
「いえ、そんなことはありませんが強いて言えば…」
どうやら侯爵は僕達がやっている政策についてあまりよろしく思ってないみたいだね。
「殿下達がやっていることは一時の事です。
そんなお遊びみたいな事をされてはこちらも迷惑ですし、未来の国王陛下が側近に振り回されていたら威信に関わりますよ」
フレッドとジョージの今にも刺しそうな勢いて侯爵を睨んでいる。
僕は目で今はまだダメだと合図を送る。
2人はわかっているが怒りを隠してない。
「もし政策など必要なことがありましたら私達古参の貴族の話しも聞くべきだと思います。
新しい者達だけが全てではありませんよ
それに私も殿下に忠誠を誓った者ですし」
「わかったよ侯爵、心に止めておくよ」
僕がその様に答えると、侯爵はニヤリと笑った。
侯爵顔にで出るよ
「侯爵話しはそれだけかなぁ?」
「あと殿下私から1つ忠告がございます」
「忠告?」
「あの人は執務室に待ってるの?」
「はい、殿下、フレッドとジョージが殿下は今所要ためあとにしてほしいと言ったのですが
待ってると言って居座ってます」
「ハァー最悪」
本当に最悪だよ、ルーとの楽しいお茶の時間を潰すなんて迷惑だよ。
「殿下申し訳ありませんが顔に出でいます
少し落ち着いて下さい」
トム言われたけど落ち着けないよ。
仕方なく僕は話しを変えた。
「トムあの人のしっぽ掴んだか?」
「いえ、決定的な物はまだですが大分証拠が上がってきています」
トムは僕の従者兼影の役割を果たしてもらっている。
「陛下は、なんて言っていた?」
「はい、この件に関しては全て殿下にお任せするそうです。ですのでしっかりと結果を出せとのことです」
「ハァー陛下も最近平気で厄介事を僕に回すようになったな」
「それだけ殿下に信頼を寄せていると言うことです」
「わかったよ。そう言うことにしとくね」
多分いや、実際は自分でやるのがめんどくさいからこっちに回したんだと思うけど、
「所でトムはルーに会うの初めてではないよね?」
「はい、何度も拝見させて頂いてます。」
「けどルーは初めての方て感じだったけど?」
「あー多分髪の色が毎回違うのでそれで認識出来なかったのではないでしょうか
あと殿下あまりしつこいとルーチェ嬢に嫌われますよ」
「はぁ?どこがしつこいの?」
こんな風に僕に小言を言うのは双子意外ならトムぐらいだ。
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フレッドとジョージの雰囲気は最悪だね
「お待たせして申し訳ないないねプロパレス侯爵」
「殿下お忙しい中すいません。殿下にお話しがありまして」
そう思ってるいるなら本当にあとからにしてほしいよ。
僕は黒い気分を心に閉まって侯爵と向き合う
「それでご用件は?陛下や宰相でなくて良かったのかなぁ?」
「はい、殿下に折り入ってお話ししたい事がありまして」
サーシャ嬢の事かなぁ、めんどくさな。
「最近殿下やバロッサ家の子息たちで何か新しい物を輸入したり新しい産業をしてますね?」
「そうだね。それらが受け入れられるかはわからないけど新しい風も入るし国も潤ったりするし、人の動きも増えるからね。
何事にもやる価値はあると思うけどそれが何か問題でもあるのかなぁ?
一応陛下と宰相のは許可を取ってやっているけど」
「いえ、そんなことはありませんが強いて言えば…」
どうやら侯爵は僕達がやっている政策についてあまりよろしく思ってないみたいだね。
「殿下達がやっていることは一時の事です。
そんなお遊びみたいな事をされてはこちらも迷惑ですし、未来の国王陛下が側近に振り回されていたら威信に関わりますよ」
フレッドとジョージの今にも刺しそうな勢いて侯爵を睨んでいる。
僕は目で今はまだダメだと合図を送る。
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「もし政策など必要なことがありましたら私達古参の貴族の話しも聞くべきだと思います。
新しい者達だけが全てではありませんよ
それに私も殿下に忠誠を誓った者ですし」
「わかったよ侯爵、心に止めておくよ」
僕がその様に答えると、侯爵はニヤリと笑った。
侯爵顔にで出るよ
「侯爵話しはそれだけかなぁ?」
「あと殿下私から1つ忠告がございます」
「忠告?」
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