甘い婚約~王子様は婚約者を甘やかしたい~

モモ

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初めてのお友達とお妃教育と…

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従者の方がアイリッシュ様を呼びます

「あれ?もうそんな時間?まだ少し早くない?」

アイリッシュ様が訪ねると

すると従者の方ごアイリッシュ様の耳打ちに何か言っていますね。

あら?こちらの従者の方は初めてお目にかかる方ですわ。

どなたかしら

私が従者の方を見ているとアイリッシュ様が

「母上、ルー申し訳ない至急の用事が出来たので席を外させて頂きます」

「あら?何事?」

王妃様が質問すると

「厄介な人が執務室に訪ねて来たみたいです」

不適な笑みをされてアイリッシュ様が一言だけ答えると

「あらそう、アイリッシュ、しっかりと対処してね。
中途半端ではダメよ」

王妃様が冷たく言います。

「わかりました。心得ております」

「ルーせっかくのお茶会の途中で抜けてごめんよ。
この埋め合わせは来週するから楽しみに待っていてね。」

「そんな、お気になさらないで下さい」

そう言われてアイリッシュ様は席を立つと

「あっ!そうそう紹介するの忘れていたよ
ルー新しい従者のトムだよ」

アイリッシュ様が言うと従者の方が前にで出来て

「初めてましてルーチェ嬢、アイリッシュ殿下の従者のトムと申します。
以後お見知りおきを」

礼を取り丁寧に挨拶をしてくださったので私も

「バロッサ・ラン・ルーチェです よろしくお願いいたします。トム様」

「ルーチェ嬢私のことはトムとお呼び下さい。様は必要ありませんから」

「トムは僕達と同じ年だし、フレッドとジョージとも顔見知りなんだよ。
もし僕に用事とあって僕が見つからなかったらトムに言うといいよ。
トムよろしく」

「かしこまりました、殿下」

「じゃあまたねルーチェ」

そう言われて殿下はお庭をあとにして行きました。

やっぱり殿下は忙しいですね。

「ルーちゃん、大丈夫だからあんまり気にしないでね。
ところでルーちゃんに飲んでもらいたい飲み物があるのよ」

王妃様かそう言うと、侍女の方が飲み物をもって来ました。

何かしら?とても良い香りがするけどいつも飲んでる紅茶とは違う香りですね。

あら?色が黒いです。

何でしょ?お薬ですか?

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