甘い婚約～王子様は婚約者を甘やかしたい～

初めてのお茶会と王子様

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殿下から頂いたプレゼントとを開けるとそこには

とても素敵なリボンの髪飾りが入ってました。

「わぁ、素敵」

サファイア色のリボンにシルバーのレースがあしらってあります。

「殿下こんな素敵なプレゼントありがとうございます」

私がお礼はを言うと

「喜んでもらえて良かったよ
ルーチェ嬢の髪の色に似合うと思って…」

殿下が私のことを思ってプレゼントしてくれるなんて思ってなかったので…

なんでしょう、とってもドキドキします。

「ところでルーチェ嬢は本を読むが好きとフレッドとジョージから聞いたけど何を読むだい？」

「本ですか？」

「そうですね、屋敷にある本を中心に読むのですが、昔の歴史書とかも好きですし、最近は異国の言葉に興味があります」

「それはねすごいね、なぜ異国の言葉など興味を持ったの？」

「うーん、初めては地図でこの国意外の国に行ってみたいと思ったのです。
海囲まれているところとかあと雨が降らない国、冬になると日が沈まない国があると本で読みました。」

殿下はウンウンと私の話しを聞いてくれます。

「いつか見てみたいと思いその話しを家族したら、その国の言葉も覚えないとダメねと言われてしまい、そこから言葉にも興味がで出来ました」

「それで異国の言葉はどう？」

「とても楽しいですよ
この言葉はこんな感じて話すのかなぁと想像しながら覚える感じです」

「想像？」

「はい！だって今まで使ったことない言葉もあるので、その言葉の意味はなんだろう？とか思いながらあとどんな時に使うのか気分はどんな時なのかと想像しながら会話していたら楽しくないですか？」

「すごいね、そんな風に会話のことまで思うなんて」
殿下、なんか笑いを堪えてませんか？

ここは気持ちを変えて殿下のことを聞いてみなくては

「殿下は何をなさってるんですか？」

「僕？、そうだなー最近はフレッドに剣で勝てなくなってきたから訓練が増えたかなぁ？」

「フレッドお兄さまが剣を振るうですか？」

「あれ、ルーチェ嬢は知らなかった？フレッドとジョージは２人とも剣を振るうよ」

殿下の発言にびっくりしてしまいましたわ。

あのお兄さま方が剣を振るうとは知らなかったのです。

お兄さま方は家で剣を振るっているとこをみたことないですからね…

「あとはルーチェ嬢は何を嗜むのかなぁ？」

「嗜むとはいえませんが、やってみたいことは沢山あるのです」

チラッとエマをみましたら、何も返ってきません。これは自分で考えなさいとのことですか？

「ルーチェ嬢、何をしてみたいの？」

もしかしたら嫌われてしまうかもしれませんが

「乗馬をしてみたいのと思ってます」

「ルーチェ嬢は馬に乗りたいの？」

「はい、殿下なんかとっても気持ちよさそうに皆さん乗ってますから、私も自由に乗ってみたいです」

「あと馬に乗れたらどこまで行けそうですし、私遠くまで行ってみたいのです。」

私は思わず力説してしまったら…

「お嬢様、お辞め下さい」

後ろからエマに注意をされてしまいました。

「アハハ、そうかルーチェ嬢は馬に乗せられないね。どこかに行ってしまいそうだな」

殿下が凄く笑ってます。

「殿下笑わないで下さい」

「ごめん、ごめん」

後ろからエマから、笑われても仕方ありません、全くと、ボソッと言われてしまいましたわ

「そっか、でももしよかったら皆で馬に乗って遠乗りでも行ってみたいね。」

「本当ですか？殿下」

私が喜ぶと

「けど公爵家のみんなが了承したらね」

それはとても難しい難題が出てしまいました。

その後の私はお菓子をつまみながら最近の流行の物やお兄さま方のあれこれを話していましたが楽し時間はあっという間に過ぎてしまいますね。