中出しOKの風俗で働いてる俺が客の手でいっぱい気持ちよくなっちゃう話

キルキ

文字の大きさ
上 下
7 / 9

7 風俗

しおりを挟む
優しい男の声色が心地よくて、このまま流されれば楽なのかもしれないという考えが浮かんでくる。

「……ぅん」

目尻をなぞる男の指にすり寄るように頭を傾ける。中が激しく擦れる快感を呼吸で逃しながら、男の手のぬくもりを感じた。

目を閉じているため相手がどんな表情をしているのかわからないが、ごくりと男の喉がなったのは聞こえた。

「ーーーはは。そんな可愛いことしてくれるなんてなあ……ぐちゃぐちゃにしてやりたくなる」

ずちゅんとナカを突かれた。自然と腰は媚びるように揺れていて。宣言通りにぐちゃぐちゃに蹂躙されて、息をする間もないようなソレに言葉にならない喘ぎ声が溢れてくる。

触られることもなくもはや飾りとなった自分の陰茎はしっかり勃起したまま、先走りをたらたらと流していた。


朧気になってきた意識の中で、きもちいいと思わず口にしてしまう。出すつもりのなかった声にしまったと自らの口を塞ごうとした途端、奥を強く突かれた。こちゅんという淫らな音がお腹から聞こえたと同時に、腰が弓なりに反る。

「ーーあ」


白い光で目の前が一瞬白くなったかと思えば、弾けるように身体がびくびく震える。頭の天辺から足の先まで、びりびりした快感が駆け巡っていった。

これ、やっぱり中イキしてる……!

男の剛直を締め付けて絶頂に浸っていると、男が荒い息を吐いた。

「っ、はぁ……ッ」

俺が達した瞬間、男が顔を歪める同時に俺の腰をつかむ手の力が強まった。なかに熱いものが流れてきて、息が震える。

どくどくと男のものが痙攣しているのが伝わってきた。

───中出しされてる

「んん、ん……」

一緒に気持ちよくなってくれたんだ、なんて熱に浮かされたような思いが湧き上がる。さっきまであった恐怖はすっかり無くなっていて、寧ろ気持ちいいとまで思ってしまった。

男が出した精液はじんわり腸内に流れていって、隅々まで男に触られているようだ。腸壁も精液を飲み込むように蠢いている。

どんな顔をしたらいいかわからなくて、両腕で顔を覆った。しかし顔を隠せたのは一瞬で、直ぐにその腕を摑まれると顔の横に固定された。

「……こっち向いて」
「~~っ、んっ」

目を開けて相手を見ると、キスをされた。ぬるぬるとした舌に腔内を舐め取られる。男が上半身をこちらの方へ傾けたせいでナカのモノの角度が変わって、くぐもった声が出る。

息が苦しいのに、キスをやめてほしくないって思うのはなんでだろ

男の長い射精を感じていると、その強い性欲にどきどきしてきた。ねっとりしたキスは男の射精が終わっても続いていて、絶頂の余韻に浸っていた俺の意識はトロンとしたものになってくる。

ちゅくちゅくと口の中を舐められてうっとりしていると、射精後も入れたままだった男の男根に芯が戻ってくる感覚がした。

「……お兄さんのなか、ひくひくしてるね」

吐息混じりの声が聞こえた。男が言った通り、俺のお腹はイッた後もひくついていた。

ずり、と男が腰を引くと、ぞくぞくしたものが腹の中に溜まっていく。

「っふ、…ぁ」
「一回目はちょっと激しくしちゃったから、次はあまあまセックスしよっか」
「も、もう……むりだって」

ぬるぬると中のものが動き出して、身体に熱が戻ってくる。再び始まった抽送に、息絶え絶えになりながら抵抗した。


しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

就職するところがない俺は男用のアダルトグッズの会社に就職しました

柊香
BL
倒産で職を失った俺はアダルトグッズ開発会社に就職!? しかも男用!? 好条件だから仕方なく入った会社だが慣れるとだんだん良くなってきて… 二作目です!

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

催眠アプリ(???)

あずき
BL
俺の性癖を詰め込んだバカみたいな小説です() 暖かい目で見てね☆(((殴殴殴

真・身体検査

RIKUTO
BL
とある男子高校生の身体検査。 特別に選出されたS君は保健室でどんな検査を受けるのだろうか?

ヤンデレBL作品集

みるきぃ
BL
主にヤンデレ攻めを中心としたBL作品集となっています。

処理中です...