私の彼女は元上司

にゃる子

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最後の日

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今日は、希望さんの最後の出勤日。
動画配信の仕事を終えた私は、近所のお花屋さんに来ていた。

「お世話になっている方が会社を退職するのでアレンジをお願いしたいのですが」

私より、少し年上に見える女性の店員さんが今日は1人でお店番をしている。

「何かご希望などありますか?」
「かわいい感じにしてほしいです。」

そう伝えると、ピンクやオレンジのかわいいアレンジメントが完成した。

それを、フードデリバリーのリュックに入れると、希望さんの家に向かう。
夕焼けがとても綺麗で、だんだんと気温も肌寒く感じるようになった。

私がキックボードで走っていると

「那智さん?」
手に小さなブーケやら花束を持った希望さんがちょうど帰るところだった。

「たくさんありますね!
花束持ちましょうか?」

「ありがとう。
じゃあ、これをお願いできる?」

希望さんの花束を預かって歩いて希望さんの家に向かう。

「今日は、ふたりで美味しいものでもと思っているの。」

希望さんは、自宅の鍵を出すと
花束を花瓶に生ける。

「これ、私からです。」
「まぁ!!!
ありがとう。
しばらくうちはお花屋さんになりそうね。」

ダイニングがお花でいっぱいになった。

「今日は、何か注文されますか?」
私が出前のアプリを見ていると

「実は、こんなレストラン見つけたの」

ビルの高層階にあるオシャレなレストラン

ふと、自分の服装を見る。
「着替えて来た方がいいですか?」

流石にジーパンはまずいよね?

「高層階にはあるけど、一流ホテルじゃないし大丈夫よ。」

希望さんの説明によると、いろんな企業が入っている複合ビルなんだそうだ。
お店も居酒屋さんのような場所
夜景を見ながらノンアルコールドリンクを飲みながら寛ごうということだった。

出かける準備をしていると…

希望さんのスマートフォンに着信
新しい会社の方からだった。
退職のご挨拶と、どうやらオンラインで希望さんの歓迎会がしたいということで
お出かけは取りやめになり、私が代わりに出前を手配することにした。

「これで、何か探して来て」
と、一万円札を渡されて急足でキックボードに乗り込んだ。

希望さんが、ダイニングのテーブルにタブレットを置いて、みんなからいただいたお花を飾っている。
私は、シャンメリーやらオードブルをテーブルに並べた。

時間になり、オンラインで新しい会社のみんなとの顔合わせと歓迎会が行われた。
美雨さんもいる。
オンライン接客員になるための研修生さん達もみんな参加して家飲みを楽しんでいる。

希望さんの経歴やら私の自己紹介もあり、希望さんは早速新しい部下達とも打ち解けていた。

数ヶ月前まで流行っていた感染症の影響で、世間はすごく変わった。
オンラインのものがすごく流行り
リアルな飲み会が激減
リモートワークやらリモート飲み会なんかが流行り出して、おかげで私の仕事も需要が多い。

明日からは、研修初日らしくて初日は本社とグッズ工場の見学があるそうだ。
私の部門の子も一緒に研修を受ける。

シークレットデリバリー部門でも、みんなフードデリバリー経験のある女性でチームを組まれた。

「明日は、皆様本社で契約書にサインしていただき、シークレットデリバリーの皆様は、それぞれ車検証明書の持参もお願いします」
会社の代表から連絡事項がある。

そして…

「那智さんは、配信もされているのよね?
うちのチャンネルにも是非出ていただきたいんですが、賞品紹介などもお願いできる?
アダルトグッズはないから安心してね。」

どうやら付属の入浴剤やらマッサージクリームなどの配信をしてほしいそうだ。

希望さんもたまに出演するらしいのだが…

リモコンローターとか持って来ないか心配である。
賑やかなオンライン歓迎会もお開きになり
私と希望さんは、シャンメリーを飲みながらテレビを見ている。

「退職して無職だったのは数時間だったわね。」

「確かに、希望さんはそうですよね?
私もパソコン仕事はないですがオンラインの出勤が明日からですね。」

「まぁ、那智さんは破壊的にパソコンが遅いから。」

「破壊的って…。
確かに、希望さんの会社に入ってすぐの時にノートパソコンの電源の位置がわからなくてスマホで検索しましたけど…」

「そんなことしてたの?」

希望さんが大爆笑している。
どうやら希望さんの笑いのツボに見事にヒットしたようだ。

「次の仕事はタブレットでできてよかった~」

私はほっとした。

「それは私も思う。
しかも、今だから言えるけど端子が本体に刺さらなくて
「こんなおっきいの入りません…」
とか真顔で言ってる姿にキュンキュンしてて録画して楽しんでたかな」

「希望さん!
ひっど~い!!!
本当にマウスが接続できなくて困ってたんですよ?」

「知ってる。
だって那智さんにパソコンのセット送ったのは私だから。」

完全に狙われていたらしい。
だから、何度も聞き返されたんだ…。

まさか、そのパソコンの接続に苦戦していた部下とこんな関係になっているなんて誰も想像しなかったんだと今なら思う。

まだエリコさんが教育担当になる前の数日間は本当に楽しかった。
会社の入社ガイダンスとかなんだけど、雑談がほとんどだったような…

しかも、終始笑っていたように思う。
テレビを見ながら、希望さんが私の背中を撫でている。

希望さんが私に触れて来る時は…

何かある時…

そのまま期待してしまう。

そのままその手は私の腰からお腹に伸びて、内腿を撫でている。
逆の手が服の上から胸を撫でている。
気がついたら、希望さんにキスされていた。

そのままされるがままにしていると、上着とブラを捲られて乳首を舌先で転がしてみたり、吸ってみたり

「う…」
声が漏れてしまう。

「乳首もかわいいわね。」

さらに、希望さんの舌と指でいっぱい愛撫される。

「そうだ!!!
私とゲームしない?
那智さんが勝ったら、クリスマスに那智さんの好きな場所に連れて行ってあげる。
負けたら罰ゲーム」

また希望さんは何を思いついたんだろう?

「罰ゲームって?」

私が心配そうに聞くと
希望さんの手にはリモコンローター

「これ付けて、近所の自販機でお買い物して来ていただこうかな?」

希望さんがなんだか楽しそうだ。
そして、肝心なゲームの内容は…。

下半身裸で、手にはトレー、上には紙コップを乗せて私が立つ。
希望さんが、私の下半身にイタズラ。
私が座る…というか床にお尻が付いたら私の負けで、制限時間15分立っていられたら私の勝ち
今回は、手と舌だけ。

ということだった。

クリスマス…。
旅行いいなぁ…。

しかも15分だよね?

結局誘いに乗ってしまった。

早速トレーと紙コップを受け取りトレーを持つ。
私が希望さんの前に立つと、希望さんが私の前に中腰で座ってから、私の足を肩幅くらいに広げた。

「相変わらず、かわいいわね。」
希望さんがイタズラっぽく笑う。
私の割れ目の部分に鼻先を近づけて匂いを嗅いでいる。

「那智さんの弱点は知ってるから…」

私の足の付け根を両手でマッサージされたり、左右のお尻のほっぺを撫でられる。

さらに指で広げられて、クリトリスを指で触りながら私の顔を見上げている。
希望さんの指の刺激に反応して、硬くなっていくのがわかる。

どうやら、今日はクリ責めで行こうという作戦なんだとわかる。

クリスマスに食べ放題!!!
と、思ってお尻に力を入れてみる。
爪先で軽く擦られたり、指で摘まてみたり…
いろんな刺激を与えながら何か考えているようだ。

セットされたアラームを見ると、まだ3 分しか経過していない。

希望さんの白くて細い指が、私の弱い箇所を確実に知っている。

「耐えてるね…。
でも、中がもうびっしょり濡れてる」

さらに、爪先で皮を剥かれたまま指で広げてじっと観察されている。

「かわいい先っぽが見えてる。
まわりもすごく綺麗なのに、ここだけさらに濃いピンク色なんだね。」

見られていると思うだけで足が震えて来た。

そう言いながら、さらにクリトリスを露出させて指で撫でる。

「うっ…くぅ…。」
足をガタガタさせながら、必死に我慢するけれど、私の1番敏感な場所に希望さんは容赦しない。

足の間から、透明の愛液が垂れて床に落ちる。

「床まで汚しちゃって…
悪い子はお仕置きしちゃうよ。」

指で広げたまま、舌で転がしてみたり吸ってみたり、ジュルっとしたいやらしい音が部屋に響く。
「あっ…。」
私が必死にお腹に力を入れて耐えていると、片手の指を私の中に入れて、壁を擦られている。

中から、さらに透明の液が溢れて床に小さな水たまりができる。

私のGスポットを見つけると、中で擦られる。
クリトリスへの愛撫もさらに吸ったり舌先で突かれたり…

「あぁぁぁっ…!
だめっ…。
い…イクッ!!!」

愛液を大量に漏らして床に座り込んでしまった。


はぁはぁはぁ…。


私が息を切らしていると…。

「10分…。
あと5分だったね…」

希望さんがタイマーを手に取り、私の背中を撫でる。
希望さんのテクニックが圧倒的にすごくて10分が限界だったらしい。

希望さんが窓から外を見る。
目の前に見える電柱の横の自販機にガラの悪そうな男性が数人いる。

「本当は、外へのお買い物のつもりが予定変更。
これ入れて床掃除」

リモコンバイブを手に、希望さんが笑う。

「那智さんが汚したんだから、ちゃんとお掃除するのよ。」

四つん這いの体制になると、私の中にリモコンバイブを挿入される。
ソファーに座りながら、希望さんがスマートフォンを操作している。

私が、用意された小さめのバケツに雑巾を付けて絞っていると、いきなりブルブルブルッ!!!
さっきイッたばかりなのに、余計に感じてしまう。

ギリギリ自分の汚した場所だけ床掃除する。

「ちゃんとほかも掃除してね~」

さらにスイッチが入る。

「い…あぁぁぁっ。」

床掃除どころか、雑巾片手にもがいていると

「そこ、水が溢れてるわよっ」

さらに意地悪される。
結局…

「よく出来たわね。」
と、頭を撫でながらバイブを抜いて貰えた。
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