322 / 361
神々に魅入られし淑女《タイムレス ラヴ》
グッバイフォルテ《Dead is equal》7
しおりを挟む
伸縮する殺気を掻い潜る糸のように細い軌跡。
その一瞬を逃さなかったアタシの叫びに、ベルゼは地表を脱兎の如く駆け抜ける。
「…………っ」
アタシの合図に何の疑いも持たず、一切の容赦もなく、数十メートルの距離をあっと言う間にゼロとしたベルゼの猛進に、フォルテの反応がやや遅れる。
「いい加減、俺様の血は食い飽きたってからよぉ─────」
両腕の鉤爪で描く×隙間で、光線の如く光る紫眼が獲物に食らいつく。
「─────てめぇの血を寄こしやがれ!!フォルテ・S・エルフィィィィッッッー!!!!」
疾呼する思いと共に激突した二人の爆風が、周囲へと張り巡らされていた殺気を吹き飛ばす。
そのままギシギシと互いの武器越しに力を押し付け合う様はさっきと同じだけど、技術も力も勝っていたはずのフォルテの方が僅かに押されていた。
「生憎てめぇの連れから殺しの許可を貰っちまったからなぁ!心置きなくぶっ殺してやるぜぇぇぇぇ!!!!」
猿叫のような高笑いと共に繰り出す怒涛の連撃に、流石のフォルテも反撃することができず押し下がっていく。
「─────逃がさない!!」
前しか見えていないベルゼの穴を埋めるべく、アタシはフォルテの背後に回り込んでいた。
その無防備に迫ってくる黒衣へ向けて、双頭槍の切っ先が下方から上方へと綺麗な一線を描いた。
「…………」
しかし、フォルテは背後が視えているような動きで左肩を引きながら半身となり、鼻頭すれすれでアタシの切っ先をやり過ごす。
「足元がお留守だぜっとッ!!」
そこへベルゼが左足を地へ這わせるような足払いを放つ。
それもタダの左足ではない、先端には例の三枚刃が光る一撃だ。
「…………」
タンッ
食らえば態勢を崩すどころか下半身が無くなる攻撃を、フォルテはその場で軽く跳ぶことで難なく躱す。
でも、地上から足を引きはがすことが出来た。
これなら……ッ!
アタシは空中で動きの制限されているフォルテへ再度仕掛ける。
空ぶった切りあげの勢いを殺さずクルリと一回転、威力を倍増させた一撃が横一線を描こうとした─────
ギロリッ……!
「ッ……!?」
振り返ったアタシが視たのは変色した血のように濁った片眸。
いつの間に腰背部の鞘に納刀したフォルテから、言葉で表現することのできない嫌な予感が脳裏へ飛び込んできた。
心身を上下半分に咲かれた自らの姿。
その既視感すら感じるリアルな情景に、不意に胃の中から込み上げるものをアタシは必死に堪える。
このまま攻撃を止めなければアタシは言うまでもなく、いまそこで足払いから状態を起こそうとしているベルゼも首が飛びかねない。
「危ない!!」
「おわッ!?」
咄嗟に斬撃を中段蹴りへと切り替えたアタシの攻撃がベルゼの頭上を空振った。
「てめぇ、また────」
誤射と勘違いし再び激昂しかけたベルゼの頭上を、レーザーのような紅き一線走る。
それはフォルテの身体、腰背の鞘から発せられており、まるで灯台の明かりが睥睨するように流れていく。
その光の速度は瞬きの内に彼を一周する。
あれに当たったらマズい。
さっきの情景が残っていたアタシは、咄嗟に地面へと刃を突きたて棒高跳びのように自らの身体を宙へと追いやった。
ヒュン─────!
眼下に映る光景が紅一色に染まり、街並みの足元とベルゼが一瞬だけ見えなくなる。
紅以外の色が消えてしまったような光景は、思わず見惚れてしまうほど恐ろしい。
何とかフォルテの発するその紅い光よりギリギリ位置に逃げていたアタシだが、柄を握る両指の先が紅へ染まる時、とてつもない力で双頭槍が弾かれた。
「なッ!?きゃッ」
手元の支えを失ったアタシの身体が宙へと投げ出される。
錐揉みする視界には、弾かれたグングニルが円状に残像を残しつつ、離れた場所にあった廃墟へ突き刺さる姿が映っていた。
何が起きたの……!?
紅いレーゼーを発したフォルテ自身は全く微動だにしておらず、アタシ自身も何をされたのか理解が追いつかない。
幸い身体に痛みと損傷は見受けられない。
身体もまだ思うように動くアタシが中空で何とか態勢を立て直そうと藻掻く最中、頭から墜ちる逆さの世界に変化が生じた。
バチンッ─────!!
いつの間に小太刀を抜いていたのか、鞘元で鎺の音が生じる。
それが全ての合図だった。
数百メートル規模のショッピングモールの全てが斜めに歪む。
「な、なんなの……これ……!?」
まるで悪い夢でも見ている気分だった。
スーっと乱れの無い横一線。
ちょうどフォルテの腰の位置、紅いレーゼーがなぞった場所全てが真っ二つに割れている。
さっきとは別の街路樹も、聳える建物も、地平線でも描かれたような斬撃の軌跡が走っている。
『十の奥義、神無月』
フォルテの唇が、言の葉を発することなくそう告げた。
その業は、本来彼が使えるはずのない十番目の型『神無月』。
先日、イギリス大使館を真っ二つにした竜の一撃と同じようだけど、その威力は別の業と錯覚してしまうほど比較にならない。
「─────って、なんなんだよこりゃぁ!?」
紅い雲底が晴れた下、アタシの蹴りによって頭を上げなかったベルゼだが、同じ黙示録の瞳を持つ彼すらも度肝を抜かれていた。
「これがフォルテの共鳴か、シャレになら─────」
互いに大技に魅せられて意識が逸れた瞬間だった。
片膝を着いていたベルゼ目掛け、逆手持ちのフォルテの小太刀が邪悪な鈍色の光を放った。
「ぐはぁ……ッ」
「ベルゼッ!!」
コートを肩掛けしただけの半裸の腹筋へと深々と突き刺さる刃。
体内に収まっていた赤いものが、彼の両足を濡らしていく。
あばら骨の間、肺の位置を刺されたベルゼの口が、打ち上げられた魚のように酸素を求めていた。
「…………」
苦しむ姿に慈悲すら感じさせない紅い瞳。
背まで貫いた刃を見ても彼は翳り一つ見せることは無かった。
それどころか、血で濡れた氷のように冷酷な表情が、何の躊躇いもなく傷口を広げるための捻りを加えていく。
「がぁぁぁぁッ!!!!!」
「このッ……!!」
苦痛の滲む悲鳴に、アタシは突発的にレッグホルスターの銃を握りしめていた。
しかし眼下に映るフォルテを撃とうにも、頭上からでは致命傷以外の狙いが付けられない。
タングリスニとタングニョーストの無いその身体は、迷いに揺らいでいる最中にも重力に引かれ、あっと言う間に地表が近づいてくる。
結局のところ、アタシは最後まで決意しきれなかった。
その首元へ左腕の義手が伸びる。
「ゥ……ァ……」
くる……しい……
そう吐露することすら叶わず、今まさに彼の感情と同じ冷たい指先が。グイグイとアタシの首にめり込んでいく。
バタつかせる脚は無情にも宙を掻き、引きはがそうとしていた指先も次第に力が抜けてしまう。
ここまで……か……
その一瞬を逃さなかったアタシの叫びに、ベルゼは地表を脱兎の如く駆け抜ける。
「…………っ」
アタシの合図に何の疑いも持たず、一切の容赦もなく、数十メートルの距離をあっと言う間にゼロとしたベルゼの猛進に、フォルテの反応がやや遅れる。
「いい加減、俺様の血は食い飽きたってからよぉ─────」
両腕の鉤爪で描く×隙間で、光線の如く光る紫眼が獲物に食らいつく。
「─────てめぇの血を寄こしやがれ!!フォルテ・S・エルフィィィィッッッー!!!!」
疾呼する思いと共に激突した二人の爆風が、周囲へと張り巡らされていた殺気を吹き飛ばす。
そのままギシギシと互いの武器越しに力を押し付け合う様はさっきと同じだけど、技術も力も勝っていたはずのフォルテの方が僅かに押されていた。
「生憎てめぇの連れから殺しの許可を貰っちまったからなぁ!心置きなくぶっ殺してやるぜぇぇぇぇ!!!!」
猿叫のような高笑いと共に繰り出す怒涛の連撃に、流石のフォルテも反撃することができず押し下がっていく。
「─────逃がさない!!」
前しか見えていないベルゼの穴を埋めるべく、アタシはフォルテの背後に回り込んでいた。
その無防備に迫ってくる黒衣へ向けて、双頭槍の切っ先が下方から上方へと綺麗な一線を描いた。
「…………」
しかし、フォルテは背後が視えているような動きで左肩を引きながら半身となり、鼻頭すれすれでアタシの切っ先をやり過ごす。
「足元がお留守だぜっとッ!!」
そこへベルゼが左足を地へ這わせるような足払いを放つ。
それもタダの左足ではない、先端には例の三枚刃が光る一撃だ。
「…………」
タンッ
食らえば態勢を崩すどころか下半身が無くなる攻撃を、フォルテはその場で軽く跳ぶことで難なく躱す。
でも、地上から足を引きはがすことが出来た。
これなら……ッ!
アタシは空中で動きの制限されているフォルテへ再度仕掛ける。
空ぶった切りあげの勢いを殺さずクルリと一回転、威力を倍増させた一撃が横一線を描こうとした─────
ギロリッ……!
「ッ……!?」
振り返ったアタシが視たのは変色した血のように濁った片眸。
いつの間に腰背部の鞘に納刀したフォルテから、言葉で表現することのできない嫌な予感が脳裏へ飛び込んできた。
心身を上下半分に咲かれた自らの姿。
その既視感すら感じるリアルな情景に、不意に胃の中から込み上げるものをアタシは必死に堪える。
このまま攻撃を止めなければアタシは言うまでもなく、いまそこで足払いから状態を起こそうとしているベルゼも首が飛びかねない。
「危ない!!」
「おわッ!?」
咄嗟に斬撃を中段蹴りへと切り替えたアタシの攻撃がベルゼの頭上を空振った。
「てめぇ、また────」
誤射と勘違いし再び激昂しかけたベルゼの頭上を、レーザーのような紅き一線走る。
それはフォルテの身体、腰背の鞘から発せられており、まるで灯台の明かりが睥睨するように流れていく。
その光の速度は瞬きの内に彼を一周する。
あれに当たったらマズい。
さっきの情景が残っていたアタシは、咄嗟に地面へと刃を突きたて棒高跳びのように自らの身体を宙へと追いやった。
ヒュン─────!
眼下に映る光景が紅一色に染まり、街並みの足元とベルゼが一瞬だけ見えなくなる。
紅以外の色が消えてしまったような光景は、思わず見惚れてしまうほど恐ろしい。
何とかフォルテの発するその紅い光よりギリギリ位置に逃げていたアタシだが、柄を握る両指の先が紅へ染まる時、とてつもない力で双頭槍が弾かれた。
「なッ!?きゃッ」
手元の支えを失ったアタシの身体が宙へと投げ出される。
錐揉みする視界には、弾かれたグングニルが円状に残像を残しつつ、離れた場所にあった廃墟へ突き刺さる姿が映っていた。
何が起きたの……!?
紅いレーゼーを発したフォルテ自身は全く微動だにしておらず、アタシ自身も何をされたのか理解が追いつかない。
幸い身体に痛みと損傷は見受けられない。
身体もまだ思うように動くアタシが中空で何とか態勢を立て直そうと藻掻く最中、頭から墜ちる逆さの世界に変化が生じた。
バチンッ─────!!
いつの間に小太刀を抜いていたのか、鞘元で鎺の音が生じる。
それが全ての合図だった。
数百メートル規模のショッピングモールの全てが斜めに歪む。
「な、なんなの……これ……!?」
まるで悪い夢でも見ている気分だった。
スーっと乱れの無い横一線。
ちょうどフォルテの腰の位置、紅いレーゼーがなぞった場所全てが真っ二つに割れている。
さっきとは別の街路樹も、聳える建物も、地平線でも描かれたような斬撃の軌跡が走っている。
『十の奥義、神無月』
フォルテの唇が、言の葉を発することなくそう告げた。
その業は、本来彼が使えるはずのない十番目の型『神無月』。
先日、イギリス大使館を真っ二つにした竜の一撃と同じようだけど、その威力は別の業と錯覚してしまうほど比較にならない。
「─────って、なんなんだよこりゃぁ!?」
紅い雲底が晴れた下、アタシの蹴りによって頭を上げなかったベルゼだが、同じ黙示録の瞳を持つ彼すらも度肝を抜かれていた。
「これがフォルテの共鳴か、シャレになら─────」
互いに大技に魅せられて意識が逸れた瞬間だった。
片膝を着いていたベルゼ目掛け、逆手持ちのフォルテの小太刀が邪悪な鈍色の光を放った。
「ぐはぁ……ッ」
「ベルゼッ!!」
コートを肩掛けしただけの半裸の腹筋へと深々と突き刺さる刃。
体内に収まっていた赤いものが、彼の両足を濡らしていく。
あばら骨の間、肺の位置を刺されたベルゼの口が、打ち上げられた魚のように酸素を求めていた。
「…………」
苦しむ姿に慈悲すら感じさせない紅い瞳。
背まで貫いた刃を見ても彼は翳り一つ見せることは無かった。
それどころか、血で濡れた氷のように冷酷な表情が、何の躊躇いもなく傷口を広げるための捻りを加えていく。
「がぁぁぁぁッ!!!!!」
「このッ……!!」
苦痛の滲む悲鳴に、アタシは突発的にレッグホルスターの銃を握りしめていた。
しかし眼下に映るフォルテを撃とうにも、頭上からでは致命傷以外の狙いが付けられない。
タングリスニとタングニョーストの無いその身体は、迷いに揺らいでいる最中にも重力に引かれ、あっと言う間に地表が近づいてくる。
結局のところ、アタシは最後まで決意しきれなかった。
その首元へ左腕の義手が伸びる。
「ゥ……ァ……」
くる……しい……
そう吐露することすら叶わず、今まさに彼の感情と同じ冷たい指先が。グイグイとアタシの首にめり込んでいく。
バタつかせる脚は無情にも宙を掻き、引きはがそうとしていた指先も次第に力が抜けてしまう。
ここまで……か……
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
惑星保護区
ラムダムランプ
SF
この物語について
旧人類と別宇宙から来た種族との出来事にまつわる話です。
概要
かつて地球に住んでいた旧人類と別宇宙から来た種族がトラブルを引き起こし、その事が発端となり、地球が宇宙の中で【保護区】(地球で言う自然保護区)に制定され
制定後は、他の星の種族は勿論、あらゆる別宇宙の種族は地球や現人類に対し、安易に接触、交流、知能や技術供与する事を固く禁じられた。
現人類に対して、未だ地球以外の種族が接触して来ないのは、この為である。
初めて書きますので読みにくいと思いますが、何卒宜しくお願い致します。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
強奪系触手おじさん
兎屋亀吉
ファンタジー
【肉棒術】という卑猥なスキルを授かってしまったゆえに皆の笑い者として40年間生きてきたおじさんは、ある日ダンジョンで気持ち悪い触手を拾う。後に【神の触腕】という寄生型の神器だと判明するそれは、その気持ち悪い見た目に反してとんでもない力を秘めていた。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
鋼殻牙龍ドラグリヲ
南蛮蜥蜴
ファンタジー
歪なる怪物「害獣」の侵攻によって緩やかに滅びゆく世界にて、「アーマメントビースト」と呼ばれる兵器を操り、相棒のアンドロイド「カルマ」と共に戦いに明け暮れる主人公「真継雪兎」
ある日、彼はとある任務中に害獣に寄生され、身体を根本から造り替えられてしまう。 乗っ取られる危険を意識しつつも生きることを選んだ雪兎だったが、それが苦難の道のりの始まりだった。
次々と出現する凶悪な害獣達相手に、無双の機械龍「ドラグリヲ」が咆哮と共に牙を剥く。
延々と繰り返される殺戮と喪失の果てに、勇敢で臆病な青年を待ち受けるのは絶対的な破滅か、それともささやかな希望か。
※小説になろう、カクヨム、ノベプラでも掲載中です。
※挿絵は雨川真優(アメカワマユ)様@zgmf_x11dより頂きました。利用許可済です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる