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この世界の普通を学ぼう
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「えぇ!!?2人とも早くない!?」
「まぁ、僕は場所知らなかったからねぇ~」
「私は、楽しみで…ついつい早めに…です」
「なるほどねぇ~…って、ユウ、あんたさっきから何見てるの?」
「ぇ…ぁ…いや、あの人達…何処に住んでるのかなぁ…って」
ユウの視線の先には、二足歩行している獣やら、宙を浮いているクラゲ…
ライナやユウからしてみれば、特に気にもならない
普通の生命体なので、ユウの言葉に二人は首を傾げる
「普通に、ココ住んでる方もいますですよ」
「それか、異世界から旅行に来ている旅行者じゃないかな~」
「へぇ…僕、こういう人じゃない人見るの、初めてなんだよね…」
「ぇ?普通に住んでたら異世界の人と関わりないのですか?」
「まぁ、僕の世界はホントに何もないというか…うん」
ユウは二人から視線を逸らして笑う
異世界と交流があることが普通なこの世界
というか、異世界交流をしてない所が少ないようだ
少なくとも、世界が一杯あり、こうやって交流しているのだ
前の世界では、異世界があるという認識すらなかった
宇宙人がいるかいないか…の論争はあっても
異世界に行ける!という論争は無い
平行線の世界という概念はあったとしても…
「とりあえず、僕はこの世界に来て初めての買い物だから
何があるのか、色々見て回りたいな」
「そうですね!色々案内しますです♪」
「ね、楽しもう♪」
そう言って、歩き出す三人
歩きながら、道沿いにあるお店を覗いて行く
(ホントに本屋さんとか…オモチャ屋さんがある…それに、カフェとかも…)
意外と身近な物が色々とあるレーヌ通り
そして、活気にあふれている
「ねぇねぇ、魔法使えば何でも出せるのにさ…
何で、わざわざ買いに来てるのかな?」
「そりゃ、十分知ってたら出せるけど」
「知らないものは、出せませんですし…細部までイメージできなければ
違う物が出てきてしまうのですよ」
「それに、生きてる物は出せないしね」
「え?そうなの?!」
魔法で何でも出せると思っていたが、そうでは無いらしい
ユウは今まで自分が使ってきた物を出す事が多かったため
あまり実感していないが…知らない物を熟知するのは、なかなか大変なのだ
つまり、異世界などにある品物やイメージしにくい物
また、動物などは普通に売り物として成立するのだ
そして、独自のイメージを持って作った物は、お土産などになる
(まぁ、確かに…本の内容全部思い出して出すよりも
普通に本買った方が早いよね…ていうか、読まなきゃ内容分からないし…)
レーヌ通りでも、比較的数の多い本屋とペットショップに納得するユウ
イメージ出来ない本の内容は、買うしかない
「まぁ、僕は場所知らなかったからねぇ~」
「私は、楽しみで…ついつい早めに…です」
「なるほどねぇ~…って、ユウ、あんたさっきから何見てるの?」
「ぇ…ぁ…いや、あの人達…何処に住んでるのかなぁ…って」
ユウの視線の先には、二足歩行している獣やら、宙を浮いているクラゲ…
ライナやユウからしてみれば、特に気にもならない
普通の生命体なので、ユウの言葉に二人は首を傾げる
「普通に、ココ住んでる方もいますですよ」
「それか、異世界から旅行に来ている旅行者じゃないかな~」
「へぇ…僕、こういう人じゃない人見るの、初めてなんだよね…」
「ぇ?普通に住んでたら異世界の人と関わりないのですか?」
「まぁ、僕の世界はホントに何もないというか…うん」
ユウは二人から視線を逸らして笑う
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平行線の世界という概念はあったとしても…
「とりあえず、僕はこの世界に来て初めての買い物だから
何があるのか、色々見て回りたいな」
「そうですね!色々案内しますです♪」
「ね、楽しもう♪」
そう言って、歩き出す三人
歩きながら、道沿いにあるお店を覗いて行く
(ホントに本屋さんとか…オモチャ屋さんがある…それに、カフェとかも…)
意外と身近な物が色々とあるレーヌ通り
そして、活気にあふれている
「ねぇねぇ、魔法使えば何でも出せるのにさ…
何で、わざわざ買いに来てるのかな?」
「そりゃ、十分知ってたら出せるけど」
「知らないものは、出せませんですし…細部までイメージできなければ
違う物が出てきてしまうのですよ」
「それに、生きてる物は出せないしね」
「え?そうなの?!」
魔法で何でも出せると思っていたが、そうでは無いらしい
ユウは今まで自分が使ってきた物を出す事が多かったため
あまり実感していないが…知らない物を熟知するのは、なかなか大変なのだ
つまり、異世界などにある品物やイメージしにくい物
また、動物などは普通に売り物として成立するのだ
そして、独自のイメージを持って作った物は、お土産などになる
(まぁ、確かに…本の内容全部思い出して出すよりも
普通に本買った方が早いよね…ていうか、読まなきゃ内容分からないし…)
レーヌ通りでも、比較的数の多い本屋とペットショップに納得するユウ
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