上 下
69 / 357
ラグーン

爆弾報告

しおりを挟む
「これで完了!
 えーっと、今の残りMPは?」

―◇―ステータス―◇―

ユウキ・キハラ

年齢:14歳
身長:137㎝
体重:30㎏

レベル:3
職業:冒険者
才能:多趣味・好奇心・天才児・運動神経抜群
神様スキル:インベントリ・鑑定眼・メイキング
戦闘スキル:格闘術(1)・剣術(2)・刺突(0)・回転切り(0)
常時スキル:疾走(0)
生活スキル:採集(3)・料理(0)
魔法:水・火・氷・雷・光・木・土・闇・風・
ヒール・異常回復・浄化・消去・時間停止
HP:400 
MP:287/400
攻撃力:400
魔法攻撃力:400
防御力:400
魔法防御:400
力:400
素早さ:400
命中率:400
運:400

―◇―  終  ―◇―

「お、150回復してる♪
 ってか、なんか、スキルがメチャ細かく分けてあるんだけど…何で?」
「それは、俺が説明しよう!」
「また、自称神様かよ!!?」
「またって酷くないか!?そんなに、頻繁に出てきてないぞ!」
「いや、こないだ声聞いたばかりだぞ」
「…そうか?」
「そうだよ」
「まぁ、それは置いといてだな」
(勝手に置いとかれた…)
「いやぁ、予想外にキミがスキルをガンガン獲得していくから
 さすがに、あのままだと見にくいだろ?」
「まぁ確かに…」

戦闘スキルも生産スキルなどなど、ありとあらゆるものが一緒だった
このように分けてもらえると、見やすいと言えば見やすい

「あ…そういえば、こないだは忘れてたけどさぁ~」

ユウキの声が1トーン落とされる

「僕の身長何で10㎝も縮めたんだよ!!!?」
「いや、あれは、縮めたんじゃなくて、年齢設定を14にしたら
 勝手に縮んだんだよ!
 いやぁ…身長固定してなかったら、そりゃ年齢に合わせて縮むわな」
「固定してくれたって良いだろ!僕が小さいの気にしてるの知ってたくせに!!」
「ん~…知ってたけど…忘れてた☆」
「ふっざけんなー!!」

この上司だから、ユウキを釣り上げるような部下がいても可笑しくない
そう思えてしまうくらいの、適当さ加減だった
そんな自称神様はまた、爆弾を落としていく

「あ、そうだ…
 近いうちに、そっちにもう1人手違いで釣りあがった人が行くから」
「…は?」
「いやね、また違う新人がやらかしたんだよねぇ~」
「…やらしかんたんだよねぇ~…じゃ、ねぇーよ!!!
 新人教育どうなってんだよ!!違う魂釣り上げんなよ!!!」
「さぁ~…そうなってるんだろうねぇ」
「ふざけんじゃねぇよ!!」
「まぁ、とにかく、君とは違って、こういう世界慣れてないから
 助けてあげてね~、じゃあね」

そう言うと、自称神様の声は聞こえなくなった

「…ふっざけんなーーーーーーーーーー!!!!」

ユウキが叫んだところで、神様には届かない
というか、届いていたところで、どこ吹く風である
ユウキは肩で息をしながら、ドカッと椅子に座る

「はぁ…マジであんなのが神様で良いのかよ…」

一気に疲れたというように、項垂れるユウキ
しばらくして、疲れから回復したユウキは、色々と諦め図書館に向かうのだった 
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

異世界で婚活したら、とんでもないのが釣れちゃった?!

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:7pt お気に入り:1,494

私が美女??美醜逆転世界に転移した私

恋愛 / 完結 24h.ポイント:134pt お気に入り:1,345

異世界転移で生産と魔法チートで誰にも縛られず自由に暮らします!

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:184pt お気に入り:2,453

異世界で魔法が使えない少女は怪力でゴリ押しします!

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:175

処理中です...