40 / 357
ラグーン
ツッコミは性分です
しおりを挟む
「あら、あなたは…」
「ん?あぁ、図書館のお姉さん」
「いらっしゃい、何かお探し?」
「まぁ、色々本をね…」
「沢山探しているのね…なのに、何で検索機能を使わないの?
検索機能を使えば効率的に探せるのに…」
「検索機能あるんかい!!!!」
ユウキは思わずツッコんだ
求めていた機能は既にあったのだから
しかし、お姉さんにユウキの気持ちが伝わるわけは無く
理解出来ないという風に首を傾げているだけだった
「??もちろん、あるわよ
こんなに、膨大な数から1冊を目で見て探すなんて無理よ」
「おっしゃる通りです…」
「あ、もしかして、検索機能知らなかった?」
「ソーデスヨ…」
「なるほど、納得だわ
それじゃあ、案内するわね」
「お願いします」
ユウキはお姉さんの案内について行く
行きついたところは、貸出カウンターの横で
そこに、パソコンみたいな機械が置かれていた
「ココで調べたい事とか、本の名前、著者名などを入れると
ジャンルと本が置いてある場所が分かるわよ」
「ありがとうございます、探してみますね」
「えぇ、それじゃあ、またお手伝いの依頼あったら、お願いね~」
「は~い」
ユウキは、パソコンと同じ要領の機械を使い、必要な本の情報を出す
一般的な物では2冊、魔法とスキルで3冊、住宅関係で1冊
目ぼしい本を見つけ、それを探しに行く
情報は透明な板にコピーでき
それを元に探していく
「これと…これと…」
目当ての本を次々に見つけていく
目的の本を手に取ると、コピーした情報は光となり消えていった
「よし、これで全部だな」
ユウキは、中央にあるテーブルに本を運んで、読み始める
読むスピードは意外と早く、10分程度で1冊読んでいる
(これも、天才児のおかげかな…
えーっと、この世界には人間が住む国、ラディン国
エルフや妖精の住む国、リディア国
獣人が住む国、フェリア国
魔人が住む国、アルーガ国の4か国がある
今の所、適度な交流はあるものの
生態系が違う事もあり、どちらも国外に出る事はあまりない
まぁ、逆に言えば争いが無くて平和って事かな…)
1冊目についていた、地図を広げ国の配置を確認する
地図には大きな陸地が一つあり、その周りは水で囲われている感じで表記されている
これが世界全体なのか…それとも、この島のみのものか…それは分からないが…
(魔力の影響なのか分からないけど、
人間が1000年生きた事例がある事に驚きだな
だけど、基本的には短命だな…病気が多いと書いてあったけど…
それは、どの生物にも言える事だ…つまり、この世界は病気に弱い
一番弱いのが人間…一番病気に強いのが魔人
医学が発達していないのか…)
「ん?あぁ、図書館のお姉さん」
「いらっしゃい、何かお探し?」
「まぁ、色々本をね…」
「沢山探しているのね…なのに、何で検索機能を使わないの?
検索機能を使えば効率的に探せるのに…」
「検索機能あるんかい!!!!」
ユウキは思わずツッコんだ
求めていた機能は既にあったのだから
しかし、お姉さんにユウキの気持ちが伝わるわけは無く
理解出来ないという風に首を傾げているだけだった
「??もちろん、あるわよ
こんなに、膨大な数から1冊を目で見て探すなんて無理よ」
「おっしゃる通りです…」
「あ、もしかして、検索機能知らなかった?」
「ソーデスヨ…」
「なるほど、納得だわ
それじゃあ、案内するわね」
「お願いします」
ユウキはお姉さんの案内について行く
行きついたところは、貸出カウンターの横で
そこに、パソコンみたいな機械が置かれていた
「ココで調べたい事とか、本の名前、著者名などを入れると
ジャンルと本が置いてある場所が分かるわよ」
「ありがとうございます、探してみますね」
「えぇ、それじゃあ、またお手伝いの依頼あったら、お願いね~」
「は~い」
ユウキは、パソコンと同じ要領の機械を使い、必要な本の情報を出す
一般的な物では2冊、魔法とスキルで3冊、住宅関係で1冊
目ぼしい本を見つけ、それを探しに行く
情報は透明な板にコピーでき
それを元に探していく
「これと…これと…」
目当ての本を次々に見つけていく
目的の本を手に取ると、コピーした情報は光となり消えていった
「よし、これで全部だな」
ユウキは、中央にあるテーブルに本を運んで、読み始める
読むスピードは意外と早く、10分程度で1冊読んでいる
(これも、天才児のおかげかな…
えーっと、この世界には人間が住む国、ラディン国
エルフや妖精の住む国、リディア国
獣人が住む国、フェリア国
魔人が住む国、アルーガ国の4か国がある
今の所、適度な交流はあるものの
生態系が違う事もあり、どちらも国外に出る事はあまりない
まぁ、逆に言えば争いが無くて平和って事かな…)
1冊目についていた、地図を広げ国の配置を確認する
地図には大きな陸地が一つあり、その周りは水で囲われている感じで表記されている
これが世界全体なのか…それとも、この島のみのものか…それは分からないが…
(魔力の影響なのか分からないけど、
人間が1000年生きた事例がある事に驚きだな
だけど、基本的には短命だな…病気が多いと書いてあったけど…
それは、どの生物にも言える事だ…つまり、この世界は病気に弱い
一番弱いのが人間…一番病気に強いのが魔人
医学が発達していないのか…)
0
お気に入りに追加
878
あなたにおすすめの小説
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
あの、神様、普通の家庭に転生させてって言いましたよね?なんか、森にいるんですけど.......。
▽空
ファンタジー
テンプレのトラックバーンで転生したよ......
どうしようΣ( ̄□ ̄;)
とりあえず、今世を楽しんでやる~!!!!!!!!!
R指定は念のためです。
マイペースに更新していきます。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
召喚アラサー女~ 自由に生きています!
マツユキ
ファンタジー
異世界に召喚された海藤美奈子32才。召喚されたものの、牢屋行きとなってしまう。
牢から出た美奈子は、冒険者となる。助け、助けられながら信頼できる仲間を得て行く美奈子。地球で大好きだった事もしつつ、異世界でも自由に生きる美奈子
信頼できる仲間と共に、異世界で奮闘する。
初めは一人だった美奈子のの周りには、いつの間にか仲間が集まって行き、家が村に、村が街にとどんどんと大きくなっていくのだった
***
異世界でも元の世界で出来ていた事をやっています。苦手、または気に入らないと言うかたは読まれない方が良いかと思います
かなりの無茶振りと、作者の妄想で出来たあり得ない魔法や設定が出てきます。こちらも抵抗のある方は読まれない方が良いかと思います
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
神に同情された転生者物語
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。
すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情された異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。
悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。
料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します
黒木 楓
恋愛
隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。
どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。
巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。
転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。
そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる