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一般常識を学ぼう
野営の基本
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「てか、セレインの森って、軽く言ったけどさ…
地味に遠いんだよなぁ…」
「だが、今行ける範囲で、良い場所はあそこしかないから仕方ないだろ」
「う…うん…ほ、他に…ないし…」
(そういえば、こっから半日だっけ…?)
そんな会話をしながら急ぎ足で進む4人
もっともユウキは走って行けば割とすぐに着くし
最終的には、転送魔法を使えば一瞬なのだが…
「ニール、アレ頼む…」
「そ…そう…だね」
キールに頼まれ、ニールは頷いて杖を振る
「素早さ強化!」
「コレで、さっさと行くぞ!」
「おい、ユウキを置いて行かないように気をつけろよ…」
「あ、そうだった…っていうか、ユウキのが早いんじゃね?」
「確かに…攻撃力で既に俺より高いからな…
って…非戦闘のステータスも同じような感じじゃないだろう」
「まぁ、無理なら背負えばいいだろ!アレンが!」
「そうなれば仕方ないな…」
(ぇ…僕の意見は必要ない感じ?
まぁ、大丈夫だけどさぁ…)
素早さを強化してもらい、更には急ぐため早足よりも走る方にシフトチェンジ
なので、今は全速力で走ってい状態だ
ちなみに、ニールはキールに背負われている…
(そっか…同じ数値で強化したとしたら
魔法系のニールは2人よりも素早さが低いから置いて行かれるのか…
いや、今戦闘外だし、非戦闘のステータス…か…
まぁ、ニールは素早い感じしないから、非戦闘のステータスでも
素早さ低いんだろうな…うん…)
ユウキは一人で納得していた
アレンは特に気にしていない様子を見ると、見慣れているのだろう
ちなみに、ユウキはそのスピードに余裕でついて行く事が出来たのだった
(…やっぱり普通に着いてこれたな…)
(全速力なのに、普通な顔してついて来るんだな…)
(…うぅ…子どもより遅いなんて…)
2人がユウキの速度に納得、1人がショックを受けている中
無事にセレインの森に到着したのだった
(…時間的には6時間か…)
キールに背負われているニールが何度か強化をかけ直していたので
強化魔法が途切れる事なく効果を発揮し、割と早くに着く事が出来た
「じゃ、とりあえず、先にテントを張るぞ!」
「テントを張るにあたって、注意しないといけない事は
とにかく安全である事…
普通の冒険者は、基本的にアクティブがいる所でテントは張らない
少し戻ってでも、ノンアクティブのエリアに張る
それが難しい場合は、安全エリアの魔法が使える人か
魔道具を持って行って、安全エリアを作ってからテントを張る」
「この辺りじゃ、テントの中にいて姿が見えなりゃ敵認定しないやつが多いけど
高レベルの奴は匂いとか気配とかでも敵認定してくるからな!」
「へぇ~…そんな魔獣いるんだ…」
テントの張る場所よりも、魔獣の情報に心惹かれるユウキだった
「あと、大事なものは水場だ
ココはセレインの湖があるから、その近くが一番理想的だな
まぁ、水魔法が使える奴がいればそこまで気にしなくても良いし
水をカバンに常備しておくと、もし水場が見つからなくても
何とか切り抜けられるから、少しでも入れておく方が良いな」
「なるほど…(じゃあ、セレインの湖とリンクする転送魔法の魔石がもう一ついるな…)」
「と、いうわけで、森の中まで入るぞ~」
水場があるので、そこを目指す事になった4人
初回は獣道…前回は転送魔法…そして、今回は舗装された道を歩いているユウキ
(初回だって、この道があるって分かってたら…)
そんな今更どうにもならない事を考えながらキールの後について行く
すると、数分で開けた場所…湖に到着した
地味に遠いんだよなぁ…」
「だが、今行ける範囲で、良い場所はあそこしかないから仕方ないだろ」
「う…うん…ほ、他に…ないし…」
(そういえば、こっから半日だっけ…?)
そんな会話をしながら急ぎ足で進む4人
もっともユウキは走って行けば割とすぐに着くし
最終的には、転送魔法を使えば一瞬なのだが…
「ニール、アレ頼む…」
「そ…そう…だね」
キールに頼まれ、ニールは頷いて杖を振る
「素早さ強化!」
「コレで、さっさと行くぞ!」
「おい、ユウキを置いて行かないように気をつけろよ…」
「あ、そうだった…っていうか、ユウキのが早いんじゃね?」
「確かに…攻撃力で既に俺より高いからな…
って…非戦闘のステータスも同じような感じじゃないだろう」
「まぁ、無理なら背負えばいいだろ!アレンが!」
「そうなれば仕方ないな…」
(ぇ…僕の意見は必要ない感じ?
まぁ、大丈夫だけどさぁ…)
素早さを強化してもらい、更には急ぐため早足よりも走る方にシフトチェンジ
なので、今は全速力で走ってい状態だ
ちなみに、ニールはキールに背負われている…
(そっか…同じ数値で強化したとしたら
魔法系のニールは2人よりも素早さが低いから置いて行かれるのか…
いや、今戦闘外だし、非戦闘のステータス…か…
まぁ、ニールは素早い感じしないから、非戦闘のステータスでも
素早さ低いんだろうな…うん…)
ユウキは一人で納得していた
アレンは特に気にしていない様子を見ると、見慣れているのだろう
ちなみに、ユウキはそのスピードに余裕でついて行く事が出来たのだった
(…やっぱり普通に着いてこれたな…)
(全速力なのに、普通な顔してついて来るんだな…)
(…うぅ…子どもより遅いなんて…)
2人がユウキの速度に納得、1人がショックを受けている中
無事にセレインの森に到着したのだった
(…時間的には6時間か…)
キールに背負われているニールが何度か強化をかけ直していたので
強化魔法が途切れる事なく効果を発揮し、割と早くに着く事が出来た
「じゃ、とりあえず、先にテントを張るぞ!」
「テントを張るにあたって、注意しないといけない事は
とにかく安全である事…
普通の冒険者は、基本的にアクティブがいる所でテントは張らない
少し戻ってでも、ノンアクティブのエリアに張る
それが難しい場合は、安全エリアの魔法が使える人か
魔道具を持って行って、安全エリアを作ってからテントを張る」
「この辺りじゃ、テントの中にいて姿が見えなりゃ敵認定しないやつが多いけど
高レベルの奴は匂いとか気配とかでも敵認定してくるからな!」
「へぇ~…そんな魔獣いるんだ…」
テントの張る場所よりも、魔獣の情報に心惹かれるユウキだった
「あと、大事なものは水場だ
ココはセレインの湖があるから、その近くが一番理想的だな
まぁ、水魔法が使える奴がいればそこまで気にしなくても良いし
水をカバンに常備しておくと、もし水場が見つからなくても
何とか切り抜けられるから、少しでも入れておく方が良いな」
「なるほど…(じゃあ、セレインの湖とリンクする転送魔法の魔石がもう一ついるな…)」
「と、いうわけで、森の中まで入るぞ~」
水場があるので、そこを目指す事になった4人
初回は獣道…前回は転送魔法…そして、今回は舗装された道を歩いているユウキ
(初回だって、この道があるって分かってたら…)
そんな今更どうにもならない事を考えながらキールの後について行く
すると、数分で開けた場所…湖に到着した
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