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一般常識を学ぼう
新たな発見と眠気
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「キョーヤは眠いのかな?」
「それもあるけど、単純に早く終わらせてたい」
「はいはい…んじゃ、西側に急ぐぞ~」
キョウヤの眠そうな様子を見て
早く済ませようと、足早に西に向かって歩くユウキ
それに、続くキョウヤ
森はさして変化無く、続いていたが…
「お、開けた場所みっけ!」
そう言って、ユウキはそこに向かって走り出した
確かに、薄暗い森の中で、光が差し込んでいるので
少なくとも、日の光は地面にまで届いているのだろう
走るユウキの後を、仕方がない…と走るキョウヤ
「な…なんだこれ!?」
「丸い物が浮かんでるな…」
目の前に広がる光景に
ユウキは驚き、キョウヤは冷静に返した
そこには、水の上に丸い物が沢山浮かんでいた
色は白だったり、茶色だったり…黄色だったり
カラーバリエーションは豊富である
見た目を例えるならば
お祭りのスーパーボールすくい…だろうか
カラフルな丸い物が水槽いっぱいに浮かんでいる…
それを拡大したもの…に近い光景である
「…珍しくキョウヤが冷静だね」
「つーか、眠すぎてリアクションするのがめんどくさい…」
「メンドクサイからリアクションしねぇのかよ…」
「いや、マジで眠いんだって…
(くそ…帰りまでもつか?思ってたより、眠気が強い…)」
眠気からテンションも下がってきているキョウヤ
目をこすりながら、眠気に頑張って抗っている…
といった感じだ
「んじゃ、さっさと鑑定して、使えそうなら採集するか
キョウヤ、眠かったらその辺で寝てても良いよ?
ちゃんと、転送魔法でベッドまで送ってあげるからさぁ?」
「……そっか…その手があった…、じゃ、後は頼んだ
(我慢しなくて良いんだったら、それに越した事ねぇし…)」
かなり眠かったのだろう
断る事も無く、さっさと横になり眠ってしまったキョウヤ
それを意外そうに見るユウキ
(断る気力より、眠気が勝ったのかな…
まぁ、いいや…さっさと転送してあげよう)
ユウキはキョウヤの頭に手を触れ
「転送魔法発動」
しっかり、キョウヤの部屋のベッドを思い浮かべて
転送したのだった
「さてと…この謎の物体を鑑定しますかね♪」
無事に送り届け、次はお楽しみの鑑定の時間
先程のスーランの一件もあるので
遠くから鑑定する事にする
◇ギーコの殻◇
カラフルな球体の中には白い粉が入っている
◇ 終 ◇
(…白い粉…)
ユウキの頭の中に浮かぶのは…
(…小麦?それとも麻薬的な…?
いや、麻薬は無い…のか…?あったりするのか…?)
小麦であった場合は、お菓子作りのために
是非とも採集しておきたい
しかし、そうでなければ…
(うーん…確認するためには…)
おもむろに、近くに浮いていたギーコを掴んで
メイキングでビンの入れ物を作り
ビンのフチでコンコンとヒビを入れて
パカッと割る
すると、中から鑑定通り、白い粉がサラサラと出てきた
(いや、鑑定と違う物が出てきたら困るけどさ…
うーん…感じ的には、ふるいにかけた後の小麦粉って感じがするけど…)
指で少し粉を押してみると
周りの粉とくっつき、粉の隙間がなくなる
(…触ってみた感触は小麦に近いんだけど…
とりあえず、中身だけでもう一回鑑定してみるか)
そう思い、ユウキは中身のみで鑑定してみる
◇ギーコ◇
白い粉
特に体に害はないが、今の所使い道は無い
◇ 終 ◇
(…なるほど、体に害はない…という事は小麦…かな?
まぁ、使ってみない事には分からないけど…)
小麦とも言い切れない現状に、喜ぶ事も出来ずにいるユウキ
しかし、体に害が無ければ大丈夫だろう…
という事で、早速採集していく事にする
「それもあるけど、単純に早く終わらせてたい」
「はいはい…んじゃ、西側に急ぐぞ~」
キョウヤの眠そうな様子を見て
早く済ませようと、足早に西に向かって歩くユウキ
それに、続くキョウヤ
森はさして変化無く、続いていたが…
「お、開けた場所みっけ!」
そう言って、ユウキはそこに向かって走り出した
確かに、薄暗い森の中で、光が差し込んでいるので
少なくとも、日の光は地面にまで届いているのだろう
走るユウキの後を、仕方がない…と走るキョウヤ
「な…なんだこれ!?」
「丸い物が浮かんでるな…」
目の前に広がる光景に
ユウキは驚き、キョウヤは冷静に返した
そこには、水の上に丸い物が沢山浮かんでいた
色は白だったり、茶色だったり…黄色だったり
カラーバリエーションは豊富である
見た目を例えるならば
お祭りのスーパーボールすくい…だろうか
カラフルな丸い物が水槽いっぱいに浮かんでいる…
それを拡大したもの…に近い光景である
「…珍しくキョウヤが冷静だね」
「つーか、眠すぎてリアクションするのがめんどくさい…」
「メンドクサイからリアクションしねぇのかよ…」
「いや、マジで眠いんだって…
(くそ…帰りまでもつか?思ってたより、眠気が強い…)」
眠気からテンションも下がってきているキョウヤ
目をこすりながら、眠気に頑張って抗っている…
といった感じだ
「んじゃ、さっさと鑑定して、使えそうなら採集するか
キョウヤ、眠かったらその辺で寝てても良いよ?
ちゃんと、転送魔法でベッドまで送ってあげるからさぁ?」
「……そっか…その手があった…、じゃ、後は頼んだ
(我慢しなくて良いんだったら、それに越した事ねぇし…)」
かなり眠かったのだろう
断る事も無く、さっさと横になり眠ってしまったキョウヤ
それを意外そうに見るユウキ
(断る気力より、眠気が勝ったのかな…
まぁ、いいや…さっさと転送してあげよう)
ユウキはキョウヤの頭に手を触れ
「転送魔法発動」
しっかり、キョウヤの部屋のベッドを思い浮かべて
転送したのだった
「さてと…この謎の物体を鑑定しますかね♪」
無事に送り届け、次はお楽しみの鑑定の時間
先程のスーランの一件もあるので
遠くから鑑定する事にする
◇ギーコの殻◇
カラフルな球体の中には白い粉が入っている
◇ 終 ◇
(…白い粉…)
ユウキの頭の中に浮かぶのは…
(…小麦?それとも麻薬的な…?
いや、麻薬は無い…のか…?あったりするのか…?)
小麦であった場合は、お菓子作りのために
是非とも採集しておきたい
しかし、そうでなければ…
(うーん…確認するためには…)
おもむろに、近くに浮いていたギーコを掴んで
メイキングでビンの入れ物を作り
ビンのフチでコンコンとヒビを入れて
パカッと割る
すると、中から鑑定通り、白い粉がサラサラと出てきた
(いや、鑑定と違う物が出てきたら困るけどさ…
うーん…感じ的には、ふるいにかけた後の小麦粉って感じがするけど…)
指で少し粉を押してみると
周りの粉とくっつき、粉の隙間がなくなる
(…触ってみた感触は小麦に近いんだけど…
とりあえず、中身だけでもう一回鑑定してみるか)
そう思い、ユウキは中身のみで鑑定してみる
◇ギーコ◇
白い粉
特に体に害はないが、今の所使い道は無い
◇ 終 ◇
(…なるほど、体に害はない…という事は小麦…かな?
まぁ、使ってみない事には分からないけど…)
小麦とも言い切れない現状に、喜ぶ事も出来ずにいるユウキ
しかし、体に害が無ければ大丈夫だろう…
という事で、早速採集していく事にする
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