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一般常識を学ぼう
タンクとの遭遇
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「えーっとタンクの居場所は…」
「つーか、あのめんどくせぇ冒険者探して文句言わなくても良いのかよ
あの人らに全部任せっきりにするのか?」
「ん?だって、僕らがするよりもディアナさんがした方が
絶対効率的だと思うんだよね、何せ情報誌の記者だし?
あの護衛してた人達もディアナさんに任せておけば良いって言ってたし
僕らが知らない状況であれこれしても面倒事増えるだけだしさぁ…
その辺は専門家に任せとこーよ」
「…まぁ…確かに…
(何をしたら良いのか、具体的に分からねぇしなぁ…)」
確かに、ユウキの言う通り任せた方が良いだろう
下手に首を突っ込んで、事態をややこしくするのも面倒といえば面倒ではある
だが、しかし…
「やられっ放しってのも何かなぁ…」
「別にやられっ放しってわけでも無いさ
あっちは、きっちり罰っせられると思うし
余計な事して、こっちも落ち度がある…ってなると嫌じゃん?
今のままなら、僕らはボスを押し付けられた可哀想な子ども…
何もしていない相手に、こんな酷い事する冒険者はどれだけ非道な奴なんだ
って、なるけど…ココで何か仕返しすると
まぁ、こいつらもやり返したんだし、良いんじゃね?
ってなるかもしれないじゃん?」
「うーん…そう…なんだよなぁ…」
「まぁ、何かするのは、ディアナさんがした処置を見てからでも
遅くは無いと思うんだよ」
「…ん~…そうだな」
処置で一体どういう事になるのか、2人に分からない
なので、その処置を見て納得いかなければ
自分達の納得いくレベルでやり返せば良いのだ
「それに、何より僕らはあいつ等の事を何も知らない…
いや、面倒で弱いって事は分かってるけど…
素性の知れない人をあの街の中から見つけるのは骨が折れるよ」
「てか、それが面倒なんだろ、お前…」
「まぁ、それもそうなんだけどね…
とりあえず、次のタンク討伐して、色々採集してから考えよう」
と、いうわけで、2人はタンクのいる場所へと向かう
コッコがいる所よりも少し北より…まぁそれでも北にある川には
だいぶ距離がある
(川のこちら側だし、まだ魔獣にレベルとかは無いよねきっと)
そう思いながら歩いていくと…
草原に牛が一頭いるのが確認出来た
「お!あれがタンクなんじゃね?!」
「みたいだな…ってか、この距離であの大きさって事は
近づいたら、ダイブデカいんじゃねぇか?」
「確かに…」
さっきのコッコも大きかったが
更にそれよりも大きい事は、離れていても分かった
「とりあえず、鑑定だね」
◇タンク◇
HP:300
MP:250
攻撃力:180
防御力:200
ドロップアイテム:タンクの核・魔石・ニーウ・タンクの肉・タンクの皮
注意:数頭で活動している事が多い
アクティブだが、警戒範囲は狭い
◇ 終 ◇
「うげ…これって、確か自分から攻撃してくる奴だよな…」
「そうそう、ソイツの範囲内に入れば、攻撃してなくても襲ってくる
こいつの場合は、周りに多くいないみたいだから
離れて一体ずつ確実に倒す方が良いかもね
数体っていうのが、どれくらいかは分からんけど
あんな奴らに囲まれたら、逃げ場無くなるし」
攻撃力的には、ダメージを受けないだろうが
あんなデッカイ敵に囲まれたくはない
動ける範囲も狭くなるし
ダメージは無くても、衝撃で確実に吹き飛ばされはするだろう
痛いのは避けて通りたいものだ
「と、いうわけで、遠距離攻撃に限るよな」
「いや、俺剣しかねぇんだけど…」
「あぁ…そっか…てか、自分で……
いや、良い…僕が作る」
一瞬面倒になって武器作りを投げようと思ったが
キョウヤに作らせた方が後々面倒だと思って
自分で作る事にする
「つーか、あのめんどくせぇ冒険者探して文句言わなくても良いのかよ
あの人らに全部任せっきりにするのか?」
「ん?だって、僕らがするよりもディアナさんがした方が
絶対効率的だと思うんだよね、何せ情報誌の記者だし?
あの護衛してた人達もディアナさんに任せておけば良いって言ってたし
僕らが知らない状況であれこれしても面倒事増えるだけだしさぁ…
その辺は専門家に任せとこーよ」
「…まぁ…確かに…
(何をしたら良いのか、具体的に分からねぇしなぁ…)」
確かに、ユウキの言う通り任せた方が良いだろう
下手に首を突っ込んで、事態をややこしくするのも面倒といえば面倒ではある
だが、しかし…
「やられっ放しってのも何かなぁ…」
「別にやられっ放しってわけでも無いさ
あっちは、きっちり罰っせられると思うし
余計な事して、こっちも落ち度がある…ってなると嫌じゃん?
今のままなら、僕らはボスを押し付けられた可哀想な子ども…
何もしていない相手に、こんな酷い事する冒険者はどれだけ非道な奴なんだ
って、なるけど…ココで何か仕返しすると
まぁ、こいつらもやり返したんだし、良いんじゃね?
ってなるかもしれないじゃん?」
「うーん…そう…なんだよなぁ…」
「まぁ、何かするのは、ディアナさんがした処置を見てからでも
遅くは無いと思うんだよ」
「…ん~…そうだな」
処置で一体どういう事になるのか、2人に分からない
なので、その処置を見て納得いかなければ
自分達の納得いくレベルでやり返せば良いのだ
「それに、何より僕らはあいつ等の事を何も知らない…
いや、面倒で弱いって事は分かってるけど…
素性の知れない人をあの街の中から見つけるのは骨が折れるよ」
「てか、それが面倒なんだろ、お前…」
「まぁ、それもそうなんだけどね…
とりあえず、次のタンク討伐して、色々採集してから考えよう」
と、いうわけで、2人はタンクのいる場所へと向かう
コッコがいる所よりも少し北より…まぁそれでも北にある川には
だいぶ距離がある
(川のこちら側だし、まだ魔獣にレベルとかは無いよねきっと)
そう思いながら歩いていくと…
草原に牛が一頭いるのが確認出来た
「お!あれがタンクなんじゃね?!」
「みたいだな…ってか、この距離であの大きさって事は
近づいたら、ダイブデカいんじゃねぇか?」
「確かに…」
さっきのコッコも大きかったが
更にそれよりも大きい事は、離れていても分かった
「とりあえず、鑑定だね」
◇タンク◇
HP:300
MP:250
攻撃力:180
防御力:200
ドロップアイテム:タンクの核・魔石・ニーウ・タンクの肉・タンクの皮
注意:数頭で活動している事が多い
アクティブだが、警戒範囲は狭い
◇ 終 ◇
「うげ…これって、確か自分から攻撃してくる奴だよな…」
「そうそう、ソイツの範囲内に入れば、攻撃してなくても襲ってくる
こいつの場合は、周りに多くいないみたいだから
離れて一体ずつ確実に倒す方が良いかもね
数体っていうのが、どれくらいかは分からんけど
あんな奴らに囲まれたら、逃げ場無くなるし」
攻撃力的には、ダメージを受けないだろうが
あんなデッカイ敵に囲まれたくはない
動ける範囲も狭くなるし
ダメージは無くても、衝撃で確実に吹き飛ばされはするだろう
痛いのは避けて通りたいものだ
「と、いうわけで、遠距離攻撃に限るよな」
「いや、俺剣しかねぇんだけど…」
「あぁ…そっか…てか、自分で……
いや、良い…僕が作る」
一瞬面倒になって武器作りを投げようと思ったが
キョウヤに作らせた方が後々面倒だと思って
自分で作る事にする
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