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一般常識を学ぼう
進まない
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「よーし、鑑定!」
◇ポポ◇
黄色い花
成長すると白い綿毛を飛ばす
フルール草原に多く見られる
◇ 終 ◇
「う~ん…特に何かに使えるわけじゃないみたいだけど…」
「まぁ、タンポポだしな…」
「綿毛は飛ばすけど…種はついてないのかな?」
「どーだろうな」
「ココ、魔力で発生するからなぁ…」
とりあえず、今特に必要というわけでも無いので
採集する事なく、先へ進む
「基本草は同じっぽいけど…
この木はちょっと違う…?」
「おい、一々止まってたら進まねぇんだけど…」
「ちょっと待って、鑑定するから」
「…はぁ…」
◇ククルの木◇
建築や武器製造の際に使われる木材
◇ 終 ◇
と、まぁ、こんな感じで、気になった物を鑑定するユウキ
勿論、普通に進んでいくよりも時間がかかる
その横で、呆れ顔のキョウヤは止める事を諦めている
(はぁ…何で一つ一つ鑑定なんかすんだよ…)
キョウヤには、ユウキの行動は理解出来ないようだ
ユウキからしてみれば、知らない事を知るという事はとても大事な事だ
まぁ、キョウヤにしてみても大事な事だが
その辺の草木くらい、どうでも良いだろ…という感じだ
というか、魔獣すら鑑定しないのだから…草木なんて心底どうでも良いのだろう
「ん~…木材はまだ大量になるしなぁ…」
木はまだ消費していっていないので
採集してもすぐに使わない…という事で採集せずにまた進む
「あ、この石、鉱石かな!?」
「…」
◇鉄鉱石◇
武器の加工に使われる事が多い
強度は少し強め
◇ 終 ◇
「おぉ!やっぱりだ!
てか、石ころみたいに落ちてるけど…落とし物なのかな…?」
「そうだな…コイツ単品みたいだし…」
周りを見回してみても、鉄鉱石の採掘場的な物は無い
前見つけた金のように何処かにくっついてるわけでも無い
「…落とし物やったら困るから、置いとこうか」
「そうだな…」
と、いうわけで、鉄鉱石はその場に置いたままで、先を進む
(早くタンクか、コッコに遭遇しねぇかな…)
これ以上、違う方向に行かれても困る
まぁ、本題は忘れないだろうが…
時間が異常にかかるのも困りもの
とはいえ、ユウキにヤメロ…と言ったところで聞きはしないだろう
と、なると、敵の方から来てもらうのが一番だ
(いや、生息場所から動くとかねぇだろうけど…)
「あ!ニワトリ!!」
「は!?」
ユウキの声に指さす方を見ると、確かにいる
「てか…でかくね?」
「デカイね…」
そう、ニワトリ改めコッコはユウキと同じ大きさくらいのニワトリだったのだ
「…ニワトリに身長負けるとか!!!」
「いや、まぁ、仕方ねぇんじゃねぇか?」
「ふん!すぐに大きくなって抜かしてやるんだから!」
「いや…まぁ、確かにコッコは成長しないだろうけど…」
「というわけで、鑑定!」
◇コッコ◇
HP:200
MP:200
攻撃力:150
防御力:150
ドロップアイテム:コッコの核・魔石・ターゴ・コッコの肉・羽
◇ 終 ◇
「……えーっと…リストから察するに…多分、ターゴが卵かな…?」
「っぽいな…」
キョウヤもユウキの出した鑑定画面を見ながら予想する
「てか、魔獣の鑑定画面って、こんな感じなんだな」
「…いや、マジで鑑定しろよな」
「……えっと、コイツの防御力なら、俺の攻撃どれぐらいになんだ?」
「前のブラウンボアで防御100だったから…
…ダメージ与えられんのかな…?」
「…」
ブラウンボアで数ダメージしか与えられないのだ
50も上がってしまったら、どれだけダメージを与えられるのか…
それはユウキにも見当がつかなかった
◇ポポ◇
黄色い花
成長すると白い綿毛を飛ばす
フルール草原に多く見られる
◇ 終 ◇
「う~ん…特に何かに使えるわけじゃないみたいだけど…」
「まぁ、タンポポだしな…」
「綿毛は飛ばすけど…種はついてないのかな?」
「どーだろうな」
「ココ、魔力で発生するからなぁ…」
とりあえず、今特に必要というわけでも無いので
採集する事なく、先へ進む
「基本草は同じっぽいけど…
この木はちょっと違う…?」
「おい、一々止まってたら進まねぇんだけど…」
「ちょっと待って、鑑定するから」
「…はぁ…」
◇ククルの木◇
建築や武器製造の際に使われる木材
◇ 終 ◇
と、まぁ、こんな感じで、気になった物を鑑定するユウキ
勿論、普通に進んでいくよりも時間がかかる
その横で、呆れ顔のキョウヤは止める事を諦めている
(はぁ…何で一つ一つ鑑定なんかすんだよ…)
キョウヤには、ユウキの行動は理解出来ないようだ
ユウキからしてみれば、知らない事を知るという事はとても大事な事だ
まぁ、キョウヤにしてみても大事な事だが
その辺の草木くらい、どうでも良いだろ…という感じだ
というか、魔獣すら鑑定しないのだから…草木なんて心底どうでも良いのだろう
「ん~…木材はまだ大量になるしなぁ…」
木はまだ消費していっていないので
採集してもすぐに使わない…という事で採集せずにまた進む
「あ、この石、鉱石かな!?」
「…」
◇鉄鉱石◇
武器の加工に使われる事が多い
強度は少し強め
◇ 終 ◇
「おぉ!やっぱりだ!
てか、石ころみたいに落ちてるけど…落とし物なのかな…?」
「そうだな…コイツ単品みたいだし…」
周りを見回してみても、鉄鉱石の採掘場的な物は無い
前見つけた金のように何処かにくっついてるわけでも無い
「…落とし物やったら困るから、置いとこうか」
「そうだな…」
と、いうわけで、鉄鉱石はその場に置いたままで、先を進む
(早くタンクか、コッコに遭遇しねぇかな…)
これ以上、違う方向に行かれても困る
まぁ、本題は忘れないだろうが…
時間が異常にかかるのも困りもの
とはいえ、ユウキにヤメロ…と言ったところで聞きはしないだろう
と、なると、敵の方から来てもらうのが一番だ
(いや、生息場所から動くとかねぇだろうけど…)
「あ!ニワトリ!!」
「は!?」
ユウキの声に指さす方を見ると、確かにいる
「てか…でかくね?」
「デカイね…」
そう、ニワトリ改めコッコはユウキと同じ大きさくらいのニワトリだったのだ
「…ニワトリに身長負けるとか!!!」
「いや、まぁ、仕方ねぇんじゃねぇか?」
「ふん!すぐに大きくなって抜かしてやるんだから!」
「いや…まぁ、確かにコッコは成長しないだろうけど…」
「というわけで、鑑定!」
◇コッコ◇
HP:200
MP:200
攻撃力:150
防御力:150
ドロップアイテム:コッコの核・魔石・ターゴ・コッコの肉・羽
◇ 終 ◇
「……えーっと…リストから察するに…多分、ターゴが卵かな…?」
「っぽいな…」
キョウヤもユウキの出した鑑定画面を見ながら予想する
「てか、魔獣の鑑定画面って、こんな感じなんだな」
「…いや、マジで鑑定しろよな」
「……えっと、コイツの防御力なら、俺の攻撃どれぐらいになんだ?」
「前のブラウンボアで防御100だったから…
…ダメージ与えられんのかな…?」
「…」
ブラウンボアで数ダメージしか与えられないのだ
50も上がってしまったら、どれだけダメージを与えられるのか…
それはユウキにも見当がつかなかった
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