転生した俺が神様になるまで

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学園編~1年~

32話 弓

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というわけでさっきの件で一時間目がスキップされた。

なので二時間目はから授業に参戦します。
二時間目は弓術です。

★★★★★★

弓ってアーチェリーみたいなのかな。
むずそう。

目隠し先生(ザクラット)が入ってきた。相変わらず変なアイマスクをしている。
この人弓もできるのか。

「はい、今日は弓術をします。」

的がいきなり体育館の奥から出てきた。

「矢と弓を配るので並んでください。」

「「「「「はーい!」」」」」

みんなが並んで弓と矢を持って的の前に並んだ。
俺も持って後ろに並ぶ。

「弓は矢を引っ張って狙います。そうして離すと・・・。」

ビュン!
ザクっ!

「「「「「おおー!」」」」」

的に矢が的中すると、感嘆の声が上がる。
目隠ししてるのに的に当たるんだ。

「では、やってみてください。」

「えーい。」「やー。」「とー。」

全然飛んでない。6歳児には弓は無理だろ。

俺もやってみるか。

「んー。とりゃー!!!」

ビュン!
ザクっ!

「お、刺さった。」

割と簡単なもんだと思ったがしかし、ギュギュギュと引っ張ったし、狙うのもむずい。

ビュビュン!!
ドンっ!

「「「「「おおー!」」」」」

え?何?
あっちの方が騒がしくなったので見てみる。

「ふふ~ん。」

あれは・・・コアーか。
あ、ドヤ顔がすごい。ドヤ顔が。あ、めっちゃこっちみてる。あ、ドヤ顔がすごくなった。なんだこいつ、うざいうざい。

「私、高校の時、弓道部に入ってたのよ!!!」

誰に言っているのかなぁ?頭大丈夫かな?
でも、弓の扱いは凄いな。頭おかしいけど。頭おかしいけど!

「おや、コアー=フィーネさん。すごいですね。あなたは弓術コースですか?」

「え?あ、いや、まだわからないです。」

「ああ、そうですか。1年生から弓を使える人は珍しいので入っていただきたいですね。」

・・・うん。コアーはいいや。ホムラは?

「んー、はっ!」

ピューン。

ホムラは剣の才能しかないっぽいな。平均の6歳児と変わらないな。

クレスは?

すた。

ホムラと変わらんわ。

俺たちが常軌を逸していることがわかった。

★★★★★★

「なんのコースにしますか?よーく考えて決めてください。」

なんのコースにしようかな?

弓術は・・・苦手だわ。なしだな。

体術は・・・ゴツい。無理だわ。
体術コースの場所にはゴツゴツとした筋骨隆々な男達がたくさんいた。
俺はああはなりたくないわ。ムキムキのマッチョにはね。

剣術は・・・これかな?剣がこの中で一番得意———。はぁーっ!?
ぐっ。目線の先にはホムラがいた。
見るなー!!曇りなきまなこでこっちを見るなー!!!
・・・やる気が失せた。

どれにしようか。もうやだ。全部やだわ。体育やりたくない。

・・・剣にしよう。
剣が一番得意だし!!!ホムラなんか気にするな!!!関係ない!!!
自分に言い聞かせないてモチベーションを回復していく。

ホムラは剣術を当然のように選び、コアーは弓ではなく、剣術を選んだ。ショタコンが。
クレスは弓にしていた。剣とか体術とかイメージできない。

こうやって体育のコースは選ばれた。
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