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学園編~1年~
27話 ダンジョン前編
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俺は今ベットから起き上がった。
目がまだ、寝ぼけているものの、考えることは出来る。
今日は課外授業で、午前9時にグリムゾーンダンジョンに現地集合だってよ。
そして今は何時だと思う?
ふっ、8時半だよ。
★★★★★★
というわけで今は8時57分グリムゾーンダンジョンに着きました。
グリムゾーンダンジョンはこの国では誰もが知る国内最大級のダンジョンなんだと。
俺は知らなかったから、『神解析』に案内してもらった。
ふと、周りを見る。あ、ホムラだ。
ホムラとは、あの授業以来、仲良くなったので、友達になった。
「おーい!ホムラ!」
「あ、テルくん。」
俺が彼を呼ぶと、ホムラは俺の近くによる。
「今日の授業、班同じだといいね。」
「え?そんな授業なの?」
「テルくん知らないの?今日はダンジョン攻略の特別授業だよ?」
「あっ、そうなの?」
「知らなかったの・・・。」
ホムラが呆れた様子でこちらを見る。
「はあ、はあ、着いたぁ。着いたよぉ。」
周りを見回していると近くにコアーがこちらに全速力で走って来た。
どうやら俺と同じようなことが起こったらしい。
「どうした?いや聞かなくても分かったわ。」
「ええ、そうよ寝坊──はっ!ちょっとちょっとテル!こっち来い!カモン!」
「え?何?」
コアーがそそくさと俺の手をひっぱり、ホムラから遠ざかる。
そして、ひそひそと肩を組みながら質問する。
「ねえねえ、ウチらのクラスにあんな子いた!?」
「ああー、わかんないけど体育の時間に居たんだからそういうことだろ。」
「ねえねえ、あの子私に紹介してよ!」
「は?なんで?」
「いやー私ああいう『可愛い男の子』みたいな子がタイプなのよね~」
コアーが頬を赤らめながら言う。
要するに『タイプだから仲良くなるための架け橋になって~』的な感じだろう。
「やだ。ていうかそういうのは自分からやるほうがいいと思うんだけど?ショタコンさん。」
「なっ!?変なあだ名つけないでよ!・・・う~。でも確かに自分でやった方がいいかもしれないわね。」
ふーむ。意外な反応だ。いつもなら、『なんでよ~別にいいじゃ~ん』みたいな反応だと思ったのに。
「じゃあ、話しかけに行ってくるね!」
楽しげなコアーを見ていると、厳つい人がいきなり叫んだ。
「全員いるか?これより第一回、グリムゾーンダンジョン攻略作戦を開始する!」
ダンジョン攻略ぅー?なーに言ってんのか。この人は。
「このボードを見て、誰と班になったかを確認しろ!そうしたらすぐに、ダンジョンに入り、攻略してこい!」
おっと、説明が皆無ですね。
「はい、先生!何で僕達が攻略しないといけないんですか?」
俺は手を上げ、質問する。
「しないといけないからだ!」
バカにしてんのか。
「理由を聞いてるんですよ。」
「理由か、やはり話さなければならないか。」
当たり前だよ。理由もなくダンジョン攻略なんてやってられるかっ!
「実はこのダンジョンにオークが出現してしまったのだよ。しかも突然変異種が大量にだ。このままではダンジョンから出て王都が崩壊してしまう。」
「オークですか。」
オークって言ったら、あのファンタジーの定番のキャラクターじゃん。年中発情してるとか、女性の天敵とか。
ていうか突然変異種が大量に発生しちゃだめだろ。
「騎士団は動かないのか?」
おっ!シスコン王子がいきなり言葉を発する。
「そのことなのですが・・・騎士団がダンジョン攻略を掲げて挑んだところ・・・大変言いにくいのでありますが『壊滅』ということになってしまいまして、ギルドはまだ動くことができないそうですし・・・正直なところイコール学園様たちに泣きつくしかないということになってしまいまして・・・」
王子の質問に装備をきたヒョロガリが答える。
やべーじゃん。
「場合によっては命を落とす可能性がありますので辞退していただいても構いません。その場合、私たちで何とかする、ということになってしまいますが・・・」
ヒョロガリが力なく言う。
「それでも、受けてくださいますか?」
「皆!国の一大事に、僕達が黙っているわけにはいかないだろう!是非とも受けさせてください!」
おおーっと勝手に決めますね。誰だっけか、あの人。えーっと、あ!生徒会長か。
「ありがとうございます!皆様には本当に感謝しかなくて・・・」
「みんな!ダンジョン攻略行くぞー!」
「「「「「おおー!」」」」」
みんな奮い立ってますね。
さてと、じゃあ、俺も行くか。
俺は誰と班なんだ?
俺は一瞬目を疑った。
他の班は4人1班なのに俺のところだけ2人1班だった。
俺の名前の隣に書かれていた名前は———
クレス=モデラート。
★★★★★★
と、シリアスっぽくしてみたけど普通に2人班でした。
『おかしいだろ!』
と先生たちに抗議したものの、
『お前は学校を破壊しかけたんだから、同じ班に人がいるだけでありがたいと思え。』
と言う世にも酷い答えが返ってきた。
さらに悔しかったのは聞く耳を持たれず、反論できないまま、そのまま押し切られてしまった。
そういえば、コアーがホムラと同じ班でめちゃくちゃ、それはもう引くくらい喜んでいた。ちょっと引いたけど。
ホムラには一言、
『気をつけろ』
とだけ言っておいた。
ホムラは『?』みたいな顔をしていたがあいつらは4人班だし、多分大丈夫だろう。多分。
ため息がこぼれるような顔をしながら、俺は諦めてクレスとダンジョンに入った。
目がまだ、寝ぼけているものの、考えることは出来る。
今日は課外授業で、午前9時にグリムゾーンダンジョンに現地集合だってよ。
そして今は何時だと思う?
ふっ、8時半だよ。
★★★★★★
というわけで今は8時57分グリムゾーンダンジョンに着きました。
グリムゾーンダンジョンはこの国では誰もが知る国内最大級のダンジョンなんだと。
俺は知らなかったから、『神解析』に案内してもらった。
ふと、周りを見る。あ、ホムラだ。
ホムラとは、あの授業以来、仲良くなったので、友達になった。
「おーい!ホムラ!」
「あ、テルくん。」
俺が彼を呼ぶと、ホムラは俺の近くによる。
「今日の授業、班同じだといいね。」
「え?そんな授業なの?」
「テルくん知らないの?今日はダンジョン攻略の特別授業だよ?」
「あっ、そうなの?」
「知らなかったの・・・。」
ホムラが呆れた様子でこちらを見る。
「はあ、はあ、着いたぁ。着いたよぉ。」
周りを見回していると近くにコアーがこちらに全速力で走って来た。
どうやら俺と同じようなことが起こったらしい。
「どうした?いや聞かなくても分かったわ。」
「ええ、そうよ寝坊──はっ!ちょっとちょっとテル!こっち来い!カモン!」
「え?何?」
コアーがそそくさと俺の手をひっぱり、ホムラから遠ざかる。
そして、ひそひそと肩を組みながら質問する。
「ねえねえ、ウチらのクラスにあんな子いた!?」
「ああー、わかんないけど体育の時間に居たんだからそういうことだろ。」
「ねえねえ、あの子私に紹介してよ!」
「は?なんで?」
「いやー私ああいう『可愛い男の子』みたいな子がタイプなのよね~」
コアーが頬を赤らめながら言う。
要するに『タイプだから仲良くなるための架け橋になって~』的な感じだろう。
「やだ。ていうかそういうのは自分からやるほうがいいと思うんだけど?ショタコンさん。」
「なっ!?変なあだ名つけないでよ!・・・う~。でも確かに自分でやった方がいいかもしれないわね。」
ふーむ。意外な反応だ。いつもなら、『なんでよ~別にいいじゃ~ん』みたいな反応だと思ったのに。
「じゃあ、話しかけに行ってくるね!」
楽しげなコアーを見ていると、厳つい人がいきなり叫んだ。
「全員いるか?これより第一回、グリムゾーンダンジョン攻略作戦を開始する!」
ダンジョン攻略ぅー?なーに言ってんのか。この人は。
「このボードを見て、誰と班になったかを確認しろ!そうしたらすぐに、ダンジョンに入り、攻略してこい!」
おっと、説明が皆無ですね。
「はい、先生!何で僕達が攻略しないといけないんですか?」
俺は手を上げ、質問する。
「しないといけないからだ!」
バカにしてんのか。
「理由を聞いてるんですよ。」
「理由か、やはり話さなければならないか。」
当たり前だよ。理由もなくダンジョン攻略なんてやってられるかっ!
「実はこのダンジョンにオークが出現してしまったのだよ。しかも突然変異種が大量にだ。このままではダンジョンから出て王都が崩壊してしまう。」
「オークですか。」
オークって言ったら、あのファンタジーの定番のキャラクターじゃん。年中発情してるとか、女性の天敵とか。
ていうか突然変異種が大量に発生しちゃだめだろ。
「騎士団は動かないのか?」
おっ!シスコン王子がいきなり言葉を発する。
「そのことなのですが・・・騎士団がダンジョン攻略を掲げて挑んだところ・・・大変言いにくいのでありますが『壊滅』ということになってしまいまして、ギルドはまだ動くことができないそうですし・・・正直なところイコール学園様たちに泣きつくしかないということになってしまいまして・・・」
王子の質問に装備をきたヒョロガリが答える。
やべーじゃん。
「場合によっては命を落とす可能性がありますので辞退していただいても構いません。その場合、私たちで何とかする、ということになってしまいますが・・・」
ヒョロガリが力なく言う。
「それでも、受けてくださいますか?」
「皆!国の一大事に、僕達が黙っているわけにはいかないだろう!是非とも受けさせてください!」
おおーっと勝手に決めますね。誰だっけか、あの人。えーっと、あ!生徒会長か。
「ありがとうございます!皆様には本当に感謝しかなくて・・・」
「みんな!ダンジョン攻略行くぞー!」
「「「「「おおー!」」」」」
みんな奮い立ってますね。
さてと、じゃあ、俺も行くか。
俺は誰と班なんだ?
俺は一瞬目を疑った。
他の班は4人1班なのに俺のところだけ2人1班だった。
俺の名前の隣に書かれていた名前は———
クレス=モデラート。
★★★★★★
と、シリアスっぽくしてみたけど普通に2人班でした。
『おかしいだろ!』
と先生たちに抗議したものの、
『お前は学校を破壊しかけたんだから、同じ班に人がいるだけでありがたいと思え。』
と言う世にも酷い答えが返ってきた。
さらに悔しかったのは聞く耳を持たれず、反論できないまま、そのまま押し切られてしまった。
そういえば、コアーがホムラと同じ班でめちゃくちゃ、それはもう引くくらい喜んでいた。ちょっと引いたけど。
ホムラには一言、
『気をつけろ』
とだけ言っておいた。
ホムラは『?』みたいな顔をしていたがあいつらは4人班だし、多分大丈夫だろう。多分。
ため息がこぼれるような顔をしながら、俺は諦めてクレスとダンジョンに入った。
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