転生した俺が神様になるまで

HR

文字の大きさ
上 下
11 / 59
1章 ~幼少期~

10話 目覚め

しおりを挟む
こんにちは!前世で強盗に撃たれて転生したテル=ハングルです!

俺は今・・・盗賊に胸をぶっ刺されています。

★★★★★★

「グハッ。」

「テル!」「「テル様!」」

俺、死ぬ?

は?チート能力は?

おい、アマテラス。どういうことだよ!

意識が薄れていく。これ、あの時と同じだ・・・

★★★★★★

ここは・・・?

ああ、俺が転生する前にきた場所だ。

「こんにちは。テル様」

うわぁ。なんだアマテラスか。

で、これはどういうことだ。チート能力くれるって言ったじゃないか。
でも、俺は死んでいる。

「いいえ、あなたはまだ生きていますよ。そして今この瞬間、を達成したのです!」

あるキッカケ?ああ、転生する前に言ってたあれか。

「アルファ王国イコール学園の試験に向かう前にチート能力に目覚める。目覚めるためには、キッカケを達成する必要がある。そう、もうすぐ意識が戻るはずですよ。」

こうやって話してる間に殺されることは?

「ありません。ここでの1時間は、あちらの世界の1秒に満ちません。」

あるキッカケってのは?

「それを聞いてきますか。まあ当然ですね。あるキッカケは、あなたの命の危機です。」

命の危機?

「そうです。あなたは一度死ぬことで、封印されし力に目覚めるのです!」

命の危機なら、俺がドラゴンと戦った時にもあったはずなのだが・・・

「あれでは完全な命の危機ではありませんでした。ドラゴンのあなたに攻撃は当たりませんでしたよね?でも、今は盗賊に刺されてります。ザックリと。お分かりいただけましたでしょうか。」

今一よく分からんが、まあいい。意識はまだ戻らないのか?

「もう戻りますよ。さあ頑張って踊ってくださいね。私の掌の上で。」

★★★★★★

バチン!

「どわっ!」

《ピーガガッ。転生者テル=ハングルの覚醒を確認しました。スキルの取得を開始します。
・・・成功。テル=ハングルはゴッドスキル『神解析』、ウルトラスキル『能力ステータス操作、スキル『自動再生』を獲得。覚醒したことにより、加護『太陽神アマテラスの加護』が破棄。代わりにゴッドスキル『太陽神アマテラス」を獲得。》

・・・誰?

ゴッドスキル『神解析』です。何かスキルを取得するたびに通知する設定になっています》

もっかい言って?

ゴッドスキル『神解析』です。何かスキルを取得するたびに・・・》

そういうことじゃない!じゃあ俺が獲得した、スキルを教えてくれ、

《テル=ハングルのスキルは『神解析』、『ステータス操作』、『自動再生』の3つです。》

『神解析』と『自動再生』はいいとして、『ステータス操作』って何?

《『ステータス操作』は自分のステータスと、24時間以内に触れた相手のステータスを操作できるスキルです。追記、スキルも操作できる。相手のスキルを消したり、見たことのあるスキルなら、自分に付与することも可能》

何それ強いの?

《使えばわかります。なお、今は時間が1000分の1に引き伸ばされているので、試すことも可能です》

じゃあ試しにレベルを999にしてみるか。

レベル10

レベル999

おえっ。気持ち悪い。

おろろろろろー

「うわっ!汚ったね!何しやがんだ!」

《レベルを999にしました。ステータス全般が大幅に上昇しました。スキル『鑑定』を入手。
進化。ゴッドスキル『神鑑定』を獲得。》

なんだこれ?体が軽い。ほんとにレベル999になったのか?
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

暇つぶし転生~お使いしながらぶらり旅~

暇人太一
ファンタジー
 仲良し3人組の高校生とともに勇者召喚に巻き込まれた、30歳の病人。  ラノベの召喚もののテンプレのごとく、おっさんで病人はお呼びでない。  結局雑魚スキルを渡され、3人組のパシリとして扱われ、最後は儀式の生贄として3人組に殺されることに……。  そんなおっさんの前に厳ついおっさんが登場。果たして病人のおっさんはどうなる!?  この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。

拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。

ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった 16歳の少年【カン】 しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ これで魔導まで極めているのだが 王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ 渋々それに付き合っていた… だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである ※タイトルは思い付かなかったので適当です ※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました 以降はあとがきに変更になります ※現在執筆に集中させて頂くべく 必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします ※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください

女神スキル転生〜知らない間に無双します〜

悠任 蓮
ファンタジー
少女を助けて死んでしまった康太は、少女を助けて貰ったお礼に異世界転生のチャンスを手に入れる。 その時に貰ったスキルは女神が使っていた、《スキルウィンドウ》というスキルだった。 そして、スキルを駆使して異世界をさくさく攻略していく・・・ HOTランキング1位!4/24 ありがとうございます! 基本は0時に毎日投稿しますが、不定期になったりしますがよろしくお願いします!

異世界へ全てを持っていく少年- 快適なモンスターハントのはずが、いつの間にか勇者に取り込まれそうな感じです。この先どうなるの?

初老の妄想
ファンタジー
17歳で死んだ俺は、神と名乗るものから「なんでも願いを一つかなえてやる」そして「望む世界に行かせてやる」と言われた。 俺の願いはシンプルだった『現世の全てを入れたストレージをくれ』、タダそれだけだ。 神は喜んで(?)俺の願いをかなえてくれた。 希望した世界は魔法があるモンスターだらけの異世界だ。 そう、俺の夢は銃でモンスターを狩ることだったから。 俺の旅は始まったところだが、この異世界には希望通り魔法とモンスターが溢れていた。 予定通り、バンバン撃ちまくっている・・・ だが、俺の希望とは違って勇者もいるらしい、それに魔竜というやつも・・・ いつの間にか、おれは魔竜退治と言うものに取り込まれているようだ。 神にそんな事を頼んだ覚えは無いが、勇者は要らないと言っていなかった俺のミスだろう。 それでも、一緒に居るちっこい美少女や、美人エルフとの旅は楽しくなって来ていた。 この先も何が起こるかはわからないのだが、楽しくやれそうな気もしている。 なんと言っても、おれはこの世の全てを持って来たのだからな。 きっと、楽しくなるだろう。 ※異世界で物語が展開します。現世の常識は適用されません。 ※残酷なシーンが普通に出てきます。 ※魔法はありますが、主人公以外にスキル(?)は出てきません。 ※ステータス画面とLvも出てきません。 ※現代兵器なども妄想で書いていますのでスペックは想像です。

異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが

倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、  どちらが良い?……ですか。」 「異世界転生で。」  即答。  転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。  なろうにも数話遅れてますが投稿しております。 誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。 自分でも見直しますが、ご協力お願いします。 感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。

転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。

克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作 「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。 2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位 2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位

世界最強で始める異世界生活〜最強とは頼んだけど、災害レベルまでとは言ってない!〜

ワキヤク
ファンタジー
 その日、春埼暁人は死んだ。トラックに轢かれかけた子供を庇ったのが原因だった。  そんな彼の自己犠牲精神は世界を創造し、見守る『創造神』の心を動かす。  創造神の力で剣と魔法の世界へと転生を果たした暁人。本人の『願い』と創造神の『粋な計らい』の影響で凄まじい力を手にしたが、彼の力は世界を救うどころか世界を滅ぼしかねないものだった。  普通に歩いても地割れが起き、彼が戦おうものなら瞬く間にその場所は更地と化す。  魔法もスキルも無効化吸収し、自分のものにもできる。  まさしく『最強』としての力を得た暁人だが、等の本人からすれば手に余る力だった。  制御の難しいその力のせいで、文字通り『歩く災害』となった暁人。彼は平穏な異世界生活を送ることができるのか……。  これは、やがてその世界で最強の英雄と呼ばれる男の物語。

勇者アーサーの物語〜『勇者』であることを疑われていますが、正真正銘予言されし『勇者』兼学生ですがなにか?〜

ひのと
ファンタジー
世界の危機を救った勇者が魔術学院生になっていた?!チートながら非常に残念すぎる主人公が、初っ端から編入生による本物の『勇者』なのか疑惑よりはじまる、新たな勇者の物語! かつて、高邁な巫女に予言され、世界中の人々の期待と願いを背負い、この世に見出された『勇者』がいた。 突如世に現れ出ては、幾たびも世界に混乱と恐怖をもたらしてきた『災厄の魔女』。 世界を滅ぼすとされしその『災厄の魔女』を、見事に予言された内容を果たす形で『勇者』が討ち果たす。 未曾有の危機から世界を救ったその功績により、まさに救世主にして大英雄となった勇者。 しかしながら、『災厄の魔女』が討たれ、平和が訪れたことに湧く人々をよそに、平和の立役者であるところの勇者がひっそりとその消息を断ったことに気づくものはいなかった。 時は過ぎ、世界が平穏を取り戻し、人々は安穏とした日々のなかで平和を享受し始めておよそ十年。 稀代の大英雄として祭りあげられながら、その存在が人々の記憶から徐々に消えていたはずの彼は、平和で穏やかな毎日を過ごすかたわら、とある魔術学院の一学生になっていた。 それも、ただ魔術を学ぶだけではなく、新たな魔術の開発・研究に励んでいるというおまけつき。 勇者が魔術学院の学生というわけがわからない状況のなか。 勇者が在籍している魔術学院に、「西の大帝国」と称される帝国からある少女が編入してきたことで再び刻の歯車が動き出す。 勇者が紡ぎ出すドタバタな日々は、はたしてどのような世界へとたどり着き、どんな景色を人々に魅せていくのか。 「そうです、私が世界を救うと予言された『勇者』です」 *この作品は、「小説家になろう」など他の小説投稿サイトにも掲載しています。

処理中です...