神を創った男 ~歴史の闇に埋もれた真実~

王に仕える書記官が粘土板で撲殺された!

かつて無い忠臣を失った王は、すぐさま犯人の特定を急ぎ幾人かの容疑者を浮かび上がらせる事に成功はしたものの、肝心の証拠が揃っておらず断定する事まではできない。

待ちかねた王は、怪しい人間全員の処刑を命じようとしていた……。

一方で、そのような混乱期に長旅の休息地として立ち寄った一人の若き神官が、成り行きで事件解決の協力を迫られることとなり……

紀元前二千年の古代を舞台にしたクライムサスペンスが今、始まる!!


【主な登場人物】
サオシュヤント……今作の主人公。神官を名乗ってから月日は経つが経歴が無い為"若き神官"と呼ばれることがしばしば。二十九歳。長旅を繰り返している。

ガヨーマラタン……サオシュヤントが立ち寄った地域に住む部族の長。早い話が王である。臣下を亡くした事により事件の解決を命令する。

マツヤ……ハラズム族の集落にて偶然サオシュヤントと知り合って以来、意気投合する若者。

アンギラス……ガヨーマラタンに仕えていた書記官。王の書庫で撲殺されている所を発見される。南からやって来た民族との噂がある。

アルダーン……遠い異国から定期的にやって来る商人。珍しい香料を持つ。

アトラム……ガヨーマラタンの支配する地域に住む魚売り。アンギラスを嫌っている。

スィヤマク……ガヨーマラタンの息子。次期国王と目されている少年。

!!ATTENTION!!
 この作品は年代ものを扱っておりますが資料が少ない為、進行につきましては完全オリジナルとさせていただきます。聞き慣れた地名、人名につきましては完全スルーでお願いします。
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